本格ミステリ大賞受賞、「ミステリが読みたい!」第1位獲得など、破格の評価をもって迎えられた伊吹亜門の連作時代本格推理『刀と傘』が待望の文庫化!
PR TIMES / 2023年4月19日 12時45分
★第19回本格ミステリ大賞小説部門受賞
★「ミステリが読みたい!」2020年版 国内編 第1位&新人賞
★第12回ミステリーズ!新人賞受賞作収録
デビュー作にして数々の栄冠に輝いた話題作がついに文庫化!
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注目の新鋭・伊吹亜門のデビュー作『刀と傘』が創元推理文庫にて待望の文庫化です。
本作は第12回ミステリーズ!新人賞受賞作「監獄舎の殺人」を含めた5編からなる連作短編集です。「監獄舎の殺人」は同賞の選考において、新保博久、法月綸太郎、米澤穂信ら三選考委員の高い評価を獲得、満場一致で受賞が決まった傑作です。同作を中心に据えた第一作品集となる連作『刀と傘』が刊行されると、新聞や雑誌などで続々と書評が掲載されるなど、話題を呼びました。
そして『刀と傘』は第19回本格ミステリ大賞小説部門を受賞。さらに2020年末に発表されたランキング「ミステリが読みたい!」2020年版で国内編の第1位と新人賞を獲得。デビュー作にして破格の評価を得た作品として注目を集めました。
『刀と傘』の舞台は明治維新に揺れる京都。尾張藩の若き武士・鹿野師光(かのもろみつ)が後に日本の司法制度の礎を築いた初代司法卿・江藤新平と出会い、二人で数々の不可解な事件の謎に挑むストーリー。収録された五つの短編それぞれに謎解きの趣向が盛り込まれています。犯人当て、密室状況での仕掛け、倒叙形式での探偵と犯人の対峙などその趣向も様々。
さらに、事件と向き合う二人の考え方にも違いがあります。事件の真相とともに浮かび上がるのは、動乱の時代から取り残された名もなき人々の悲哀。
自らの信じる正義をひたすらに貫く江藤新平と、罪を犯さざるを得なかった者への哀惜から懊悩する鹿野師光。二人が選ぶ正義の在り方とは何か、彼らの行く末とともに、どうぞその目で見届けてください。
あらすじ
慶応三年、新政府と旧幕府の対立に揺れる幕末の京都で、若き尾張藩士・鹿野師光は一人の男と邂逅する。名は江藤新平――後に初代司法卿となり、近代日本の司法制度の礎を築く人物である。明治の世を前に、二人は数々の不可解な事件と出合う。動乱の陰で生まれた犯罪から論理の糸が手繰り寄せる名もなき人々の悲哀、その果てに何が待つか。本格ミステリ大賞受賞の連作時代本格推理。
デビュー作にして数々の栄冠に輝いた『刀と傘』と、本作で一躍令和ミステリ界のフロントランナーとして注目を集める作家・伊吹亜門に、どうぞご期待ください!
関連記事
第12回ミステリーズ!新人賞に連なる時代本格推理、堂々登場。伊吹亜門『刀と傘 明治京洛推理帖』(WEB東京創元社マガジン 2018年11月)
http://www.webmysteries.jp/archives/13841486.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/9527/85/resize/d9527-85-3972945e772549c3c847-1.jpg ]
■書誌情報
刀と傘
伊吹亜門
レーベル:創元推理文庫
ページ数:304ページ
ISBN:978-4-488-48121-6
Cコード:C0193
定価:814円(税込)
装画:ヤマモトマサアキ
装幀:岩郷重力+t.f
■書写プロフィール
伊吹亜門
(イブキアモン )
1991年愛知県生まれ。同志社大学卒。2015年「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ!新人賞を受賞、18年に同作を連作化した『刀と傘』でデビュー。翌年、同書で第19回本格ミステリ大賞を受賞。他の著書に『雨と短銃』『幻月と探偵』『京都陰陽寮謎解き滅妖帖』がある。
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