DJI、プロ向けに最適化された世界初の空撮用Super 35mmデジタルシネマカメラ「ZENMUSE X7」を発表
PR TIMES / 2017年10月12日 11時45分
高画質、豊富な交換レンズ、新しいカラーシステムにより映像表現の自由を実現
民生用ドローンと空撮テクノロジーで世界をリードするDJIは、プロ向けに最適化された世界初の空撮用Super 35mmデジタルシネマカメラ「ZENMUSE X7」を発表しました。プロフェッショナル向けドローン「DJI INSPIRE 2」に搭載可能なZenmuse X7は、高画質かつ豊富な交換レンズとともにポストプロダクション用の新システムDJIシネマカラーシステムにより、プロの映像制作に新たな創造性を与えます。
[画像: https://prtimes.jp/i/15765/85/resize/d15765-85-427475-0.jpg ]
「Zenmuse X7には、プロクリエイターのニーズにマッチした、驚くほど鮮明な映像を撮影できる全ての要素が詰まっています。Super 35mmの大型センサーや新しいマウント、レンズ、カラーシステムの採用で、Zenmuse X7は映画制作者やプロの写真家にとって理想の撮影ツールになっています。DJI Inspire 2と連携し、プロフェッショナルシネマカメラで撮影される現場でも容易に統合できる高品質な映像を実現しました。」とDJIのシニアプロダクトマネージャーPaul Panは述べています。
より自由になった表現範囲
Zenmuse X7は、Super 35mm映像センサーを搭載し、14ストップのダイナミックレンジを実現しているため、低照度条件下でも被写体の細部まで表現可能です。映画のような浅い被写界深度を実現しながら、ハイライトから暗部まで豊富な映像情報を低ノイズに保持することで自由度の高いグレーディングが可能になりました。
映画やテレビ制作に携わるプロフェッショナルの厳しい要求を満たすように、Zenmuse X7はドローン搭載カメラとしては最高の解像度で撮影が可能です。6K Wineman RAWまたは5.2K Apple ProResは最大30fpsで、3.9K CinemaDNG RAWまたは2.7K Apple ProResは最大59.94fpsで撮影でき、業界標準のポストプロダクションのワークフローにシームレスに統合できます。
広がる映像のポテンシャル
Zenmuse X7は、世界初の専用空撮マウントシステムDJI DLマウントを採用し、単焦点レンズに最適化された超短のフランジバックを実現しています。焦点距離16mm、24mm、35mm、50mmの各レンズが使用でき、それぞれ開放F値はF/2.8です。カーボンファイバー製のため、軽量で耐久性に優れ、DJI Inspire 2での空撮で高いパフォーマンスを引き出します。
16mmレンズには、ND 4フィルターが内蔵され、さまざまなシーンに合わせた撮影設定やディテールの追い込みを可能にします。また、24mm、35mm、50mmの各レンズには、メカニカルシャッターが搭載されています。
最適化されたポストプロダクションワークフロー
今回、Zenmuse X7に搭載されたDJIシネマカラーシステム(DCCS)は、 映画やTV番組、CM、ドキュメンタリーなど、あらゆる撮影現場で有用なツールとして活躍します。DCCSは、新しいD-LogカーブとD-Gamut RGBカラースペースにより、ポストプロダクションのプロセスでの柔軟性と色空間の向上に貢献しています。D-Logは幅広いダイナミックレンジを再現し、またD-Gamut RGBカラースペースでより多くの色情報を保持します。これにより、厳しい要求を持つ映像制作においても、正確な色を再現し円滑にポストプロダクション作業を進める事が可能です。
新EIモードは、映像制作者があらゆるシーンにおいて、できる限り多くの情報を捉えることができるように、フィルムカメラのように動作します。さらにポストプロダクションプロセスにおける柔軟性のために、ダイナミックレンジと異なるLogカーブで発生するノイズとのバランスを取ります。
Zenmuse X7の重量は、449グラムで、DJI Inspire 2に搭載した場合の最大飛行時間は約23分です。
価格と販売時期
Zenmuse X7の価格は、349,800円(税込)です。焦点距離16mm、24mmおよび35mmのレンズは168,400円(税込)、50mmのレンズは155,400円(税込)です。4つのレンズが全て入ったZenmuse X7 prime lens combo は、548,000円(税込)です。Zenmuse X7は、2017年11月下旬よりDJI公式オンラインストアおよびDJI認定ストア、DJI プロダクト取扱店にて発売予定です。
DJIについて
民生用ドローンと空撮技術で世界をリードするDJIは、リモート操縦できるマルチコプターの実現に情熱を注ぐスタッフにより創業、運営される、飛行制御技術と手ぶれ補正のエキスパートです。DJIは、プロ、アマチュアユーザーのために、革新的なドローンとカメラ技術を開発、製造しています。DJIは、世界中のクリエイターやイノベーターにとって、空撮技術とツールがより身近で使いやすく、安全になるよう取り組んでいます。現在、北米、ヨーロッパ、アジアに拠点を構え、世界100ヵ国を超えるユーザーが、映画、広告、建設、消防や 農業をはじめとする多くの産業分野においてDJIの製品を愛用しています。
www.dji.com/jp | facebook.com/dji.jp | twitter.com/djijapan | youtube.com/DJIJapan | instagram.com/dji_japan
(C) 2017 DJI JAPAN. 記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
DJI、革新的な高画質でアクションカメラ業界をリードするOsmo Action 5 Proを発表
PR TIMES / 2024年9月20日 13時45分
-
キヤノン、シネマカメラ「EOS C80」発表 6Kフルサイズセンサー、高精度AFで“ワンオペ操作”もサポート
ITmedia NEWS / 2024年9月12日 8時30分
-
6Kフルサイズセンサーを搭載したデジタルシネマカメラ“EOS C80”を発売 小型・軽量デザインとインターフェース拡充を両立し多様な撮影スタイルに対応
PR TIMES / 2024年9月10日 15時45分
-
おカメラ好きも欲しくなるキヤノンEOSのムービーカメラ「EOS C80」発表
ASCII.jp / 2024年9月10日 13時0分
-
DJI、空撮体験を強化する最新の75mm F1.8レンズを発表
PR TIMES / 2024年9月4日 10時15分
ランキング
-
1『地面師たち』積水ハウスの“秘密文書”に見る巨額詐欺事件の真相「ずさんな手書き稟議書」「急展開した取引」の背景に派閥争い
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時13分
-
210月に「チョコレート」などまた値上げ…一方で「サンマ」「ブリ」など秋の味覚はお買い得!?
MBSニュース / 2024年9月23日 18時0分
-
3経済同友会の新浪氏、立憲・野田新代表に早速注文
日テレNEWS NNN / 2024年9月23日 16時22分
-
4都営バス「一日だけの激レア系統」運行へ 高頻度で来る「祭100」の行先は?
乗りものニュース / 2024年9月23日 17時12分
-
5「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください