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大学院卒社会人の49.9%が、大学院での研究・思考法の経験が「仕事に活かされている」と回答 特に「調査・リサーチ」の場面で強みを実感

PR TIMES / 2021年12月22日 14時45分

~企業で5年以上働いている大学院卒の方108名対象、「大学院経験のビジネス活用」」に関する調査実施~

 技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を15年にわたって続けている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山田諒、以下 アカリク)は、大学院を修了し、企業で5年以上働いている方108名に対し、「大学院経験のビジネス活用」に関する調査を実施しましたので、お知らせいたします。




サマリー


[画像1: https://prtimes.jp/i/17667/85/resize/d17667-85-0b89f7b26060e2bcc69a-4.jpg ]




調査概要

調査概要:「大学院経験のビジネス活用」
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年12月2日~同年12月4日
有効回答:大学院を修了し、企業で5年以上働いている方108名


大学院卒社会人の約半数が、大学院の経験が「実際の仕事に活かされている」と回答

 「Q1.あなたが大学院を通じて培った研究プロセスや思考法などは、実際に仕事を行う場面で活かされていると思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に思う」が19.3%、「やや思う」が30.6%という回答となりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/17667/85/resize/d17667-85-d127394244fca8f571ea-1.jpg ]

・非常に思う:19.3%
・やや思う:30.6%
・あまり思わない:31.5%
・全く思わない:13.0%
・どちらともいえない:5.6%


大学院での経験が活きる場面、「調査・リサーチ」(72.2%)や「資料・レポート作成」(61.1%)

 「Q2.Q1で「非常に思う」「やや思う」と回答した方にお聞きします。具体的にどのような場面で活かされていますか。(複数回答)」(n=54)と質問したところ、「調査・リサーチ」が72.2%、「資料・レポート作成」が61.1%、「課題定義」が59.3%という回答となりました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/17667/85/resize/d17667-85-ec2f5abab66f63aa4af3-2.jpg ]

・調査・リサーチ:72.2%
・資料・レポート作成:61.1%
・課題定義:59.3%
・(口頭上の)コミュニケーション:37.0%
・プロジェクトマネジメント:33.3%
・(チャット上の)コミュニケーション:25.9%
・交渉や顧客折衝:24.1%
・その他:1.9%
 ・31歳:研究


「目標設定とそのプロセスを考えるとき」や「効率化したい時」などの場面でも、経験が活用出来ていると実感

 「Q3.Q1で「非常に思う」「やや思う」と回答した方にお聞きします。具体的にどのような場面で活かされているか、Q2で回答した以外にあれば自由に教えてください。」(n=54)と質問したところ、「目標設定とそのプロセスを考えるとき」「効率化したい時」など35の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・38歳:目標設定とそのプロセスを考えるとき。
・31歳:仕事面で困難にぶつかったときなど。
・40歳:効率化したい時。
・37歳:語学や人脈を活かせたとき。
・40歳:情報工学を活用できたとき。
・39歳:研究内容のみならず、研究における思考プロセスが活かせる。
・39歳:数値計算などのアルゴリズムを活用できたとき。
・36歳:学会発表で過度な緊張をしなくなった。
・38歳:システム開発の場面。
・30歳:論理的思考力が必要な様々な場面。
・32歳:研究で行っていた分野の仕事を担当させてもらっている。
・32歳:仮説検証。


大学院を修了した社会人の約半数が、大学院を通じて培った経験は、「現在の職場において評価されている」と実感

 「Q4.あなたが大学院を通じて培った経験は、現在の職場において評価されていると思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に思う」が13.9%、「やや思う」が33.3%という回答となりました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/17667/85/resize/d17667-85-aceb17f2a409acbb23f9-3.jpg ]

・非常に思う:13.9%
・やや思う:33.3%
・あまり思わない:34.3%
・全く思わない:12.0%
・どちらともいえない:6.5%


評価を感じる場面、「入社時の職位」や「文献等の情報集積を行ったプレゼン等の場面」など

 「Q5.Q4で「非常に思う」「やや思う」と回答した方にお聞きします。評価を感じる瞬間や場面について教えてください。(自由回答)」(n=51)と質問したところ、「入社時の職位」「文献等の情報集積を行ったプレゼン等の場面」など39の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・38歳:入社時の職位。
・32歳:文献等の情報集積を行ったプレゼン等の場面。
・35歳:給与面。
・35歳:他職種を交えた研究会などの会議での場面、日常の業務で行っているレポートなどの資料作成場面。
・33歳:システムやネットワークのことをよく聞かれる時。
・39歳:合理的な意見を提供できた場合。
・39歳:アルゴリズムを他の人が発案しなくて、自分だけが発案した場合。
・36歳:研究結果をまとめる時。
・32歳:プログラミングの専門知識の活用時。
・32歳:基本的にその分野の仕事は一任されている。
・36歳:一部業務に転用可能な経験があったため。
・34歳:博士号という名称は相手にとってある程度のハクとなる。


まとめ

 今回は、大学院を修了し、企業で5年以上働いている方108名に対し、「大学院経験のビジネス活用」に関する調査を行いました。

 まず、約半数の方が、大学院を通じて培った経験は、「実際の仕事に活かされている」と実感していることが明らかになりました。具体的に、大学院での経験が活きていると思う場面として、「調査・リサーチ」、「資料・レポート作成」などが挙がりました。他にも「目標設定とそのプロセスを考えるとき」や「効率化したい時」などの場面で、経験が活用出来ているという声も寄せられました。

 また、約半数の方が、大学院を通じて培った経験が、現在の職場において「評価されている」と実感していることも判明しました。評価を感じる場面としては、「入社時の職位」や「文献等の情報集積を行ったプレゼン等の場面」などが挙げられました。

 今回の調査では、大学院を修了した社会人の多くが、大学院での経験が社会人になってからも活かされており、職場で評価される要因の1つとして実感されていることが明らかになりました。中でも、大学院で実施していた研究プロセスの思考方法などは、即戦力となる能力の一つと言えるでしょう。大学院に進学するか、就職するか、という選択で迷われている学生の方には、大学院に通う経験を元にした先輩方の声が後押しとなるかもしれません。


アカリクについて

 アカリクは「知恵の流通の最適化」というコーポレートミッションのもと、大学院生や研究者の方々のキャリア支援を行っています。高度研究機関である大学院・その他研究機関において日々産み出される「知恵」を広く社会・産業界につなぐことで価値を創出し、「知恵の流通」の最適化に貢献していくことを目指しています。研究に関わる事業を多方面で展開することで、日本の研究レベルが上がり、大学院生のキャリア選択肢が増え、さらには研究者を目指す人が増えることで優秀な研究者が増え、世の中の企業活動が活発化し、ユニークなサービスがたくさん産み出されていく…そんな世界のプラットフォームになることを目指しています。

会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役社長 山田諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。

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