地熱発電普及への貢献!新エネルギー財団より新エネ大賞最高ランクの「経済産業大臣賞」を受賞
PR TIMES / 2018年2月15日 15時1分
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:月岡 隆、以下当社)の100%子会社である出光大分地熱株式会社(社長:竹中 照雄)の滝上バイナリー発電所が「ENEX2018 第42回地球環境とエネルギーの調和展」にて、一般財団法人新エネルギー財団より、平成29年度新エネ大賞の最高ランクとなる「経済産業大臣賞」を受賞し、昨日表彰式がございましたのでお知らせいたします。
地熱発電のバイナリー方式では、熱源となる流体と低沸点媒体の2つの流体を利用しており、従来の地熱発電では活用できなかった低温の蒸気・熱水での発電が可能となります。
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出光大分地熱の滝上バイナリー発電所では既存の滝上発電所(出光大分地熱と九州電力株式会社との共同運営)で使用されていない熱水を利用し、熱効率を15%改善させました。既存の地熱発電所で使用されていない熱水を利用するバイナリー方式としては滝上バイナリー発電所が国内商用第1号となります。このような未活用熱水の有効活用、発電容量向上の取組みが国策である地熱発電の拡大に貢献するものと評価され、「経済産業大臣賞」を受賞しました。
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地熱は天候によって発電量が左右されない再生可能エネルギーであり、日本は世界有数の地熱資源を有していることから注目されておりますが、新規で開発を行う場合、地下資源調査から発電所建設まで10年程度かかるなど開発に長い年月を要することが課題となっておりました。
滝上バイナリー発電所のみならず、既存発電所にバイナリー方式を導入することによって、比較的短期間で発電容量の向上が望めます。日本全体で新規開発を推進するとともに、バイナリー方式の導入を進めることによって、資源ポテンシャルの最大化が図られ、国策である地熱発電の拡大にもつながります。
このたび当社は「ENEX2018 第42回地球環境とエネルギーの調和展」にブースを出展して、滝上バイナリー発電所の取り組みをご紹介しました。多くの来場者が訪れ、ブース内では活発な質疑応答が行われました。
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当社は今後も、地熱をはじめとした国産の再生可能エネルギーによる電力供給を拡大し、日本のエネルギーセキュリティと環境調和型社会の実現に貢献してまいります。
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