アジレント、HPLC を変革する新しい Infinity III LC システムを発表
PR TIMES / 2024年10月24日 14時15分
改善された自動化、接続性、持続可能性機能によりラボ効率を向上
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アジレント・テクノロジー株式会社(社長:石川 隆一、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、次世代 InfinityLab LC シリーズ製品群のリリースを発表します。この製品群には、1290 Infinity III LC、1260 Infinity III Prime LC、1260 Infinity III LC システムが含まれており、すべての製品にバイオコンパチブルバージョンがあります。これらは新技術 Agilent InfinityLab Assist を搭載した市場初の HPLC システムであり、内蔵システムアシスタンス機能が強化されています。この技術により、ラボは日々の操作やメンテナンス作業よりも、結果を出すことに集中することができます。
アジレントは、これらの Infinity III LC システムの発売により、LC のユーザーエクスペリエンスに大きな変化をもたらします。これらのシステムは、作業の自動化、接続性、予測フィードバックを著しく強化し、エラーを大幅に低減します。バーコード機能とカメラ技術を活用した革新的な内蔵サンプル追跡により、サンプルの取り違えがなくなるため、高い精度と安心感が得られます。
新たに組み込まれた InfinityLab Assist は、あらゆるユーザー向けに LC のオンボード機能を強化するように設計されています。また、機器ルーチンの自動化、サンプル前処理の簡略化、メンテナンスとトラブルシューティングの支援、状況に応じたヘルプコンテンツと溶媒管理ガイダンスの提供によって、あらゆるスキルレベルの分析者をサポートします。これらの機能は、繰り返しが多くエラーの発生しやすい手作業の低減、トレーニングや研修に必要な時間の短縮、結果の信頼性を高める優れた堅牢性と機器の洞察の提供により、ユーザーエクスペリエンスを変革します。
アジレントの液体クロマトグラフィー、質量分析、自動化部門のバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーである Sudharshana Seshadri は、次のように述べています。
「分析ラボの管理者は、結果の品質を犠牲にすることなく、運用効率を最適化しなければならないという強いプレッシャーに直面しています。お客様は、InfinityLab Assist を使用することにより、オペレータのトレーニング、トラブルシューティング、毎日のスタートアップルーチンやシステム状態通知の自動化に費やす時間と労力を大幅に削減することができます。新しい 3 種類の LC ファミリーには、InfinityLab Assist 技術が完全に組み込まれていますが、引き続きモジュール機能とアップグレード機能を提供して、現在および将来の設置済み機器をサポートし、今後 InfinityLab Assist の新しい機能が追加された際にも既存の投資を保護できるようにしています。」
さらに、新しい Infinity III LC システムは、以前の LC システムやメソッドとの互換性があり、クロマトグラフィーデータシステム(CDS)がシームレスに統合されています。新しい Infinity III LC システムは、第三者機関 My Green Lab の改訂版 ACT 2.0 エコラベルによる検証を受けます。このエコラベルは、ラボの機器や消耗品の環境に対する影響を評価するための世界的な標準です。これらのシステムは、CO2 フットプリントをお客様に提供する初の LC システムであり、環境の持続可能性に対するアジレントの取り組みを示すものです。また、すべての新機能が既存の Infinity II LC システムのアップグレードとして提供され、優れた投資保護を実現していることも重要な点です。
アジレントのライフサイエンス・応用市場グループのプレジデントである Philip Binns は、次のように述べています。
「全体として、InfinityLab III LC システムは、液体クロマトグラフィーの新たな基準を確立するシステムです。アジレントは、操作を簡略化して生産性を向上させるインテリジェントな機器を提供することにより、お客様の期待を上回ることができるよう取り組んでいます。お客様は、シームレスなシステム統合、最小限のダウンタイム、一貫して信頼性の高い結果を得ることができる未来を期待することができます。本日のリリースは、継続的な技術革新の過程における画期的な出来事です。LC 技術の限界を引き続き押し拡げていくことに喜びを感じています。」
ラボの体験を向上させ、投資対効果の機会を大幅に拡大する独自の画期的な分析ソリューションを提供して、市場をリードしているアジレントは、今回の次世代 LC システムの発売によって、その地位をさらに確かなものとしています。
新しい Agilent Infinity III LC シリーズの発表会は、10 月のHPLC 2024(大連、中国)、AAPS 2024 PharmSci 360(米国)、第 23 回国際ヒトプロテオーム機構会議(HUPO)(ドイツ)など、世界各地で同時に開催されます。
アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー (NYSE:A)は、分析ラボや臨床検査室向けテクノロジーにおけるグローバルリーダーであり、当社のお客様が科学の叡智を生活と生命にもたらすのを助けるインサイトやイノベーションを提供しています。当社の機器、ソフトウェア、サービス、専門性を含む、幅広いソリューションは、お客様が抱えるきわめて困難な課題に信頼できる答えをお届けします。2023年度の売上高は 68 億3000万米ドルでした。従業員は全世界で 18,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、www.agilent.com および www.chem-agilent.com でご覧ください。アジレントの最新ニュースを受信するには、Agilent Newsroomに登録してください。Facebook、YouTube、LinkedInでアジレントをフォローしてください(※各SNSでは、日本語でも情報を発信しています)。
※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。
※このプレスリリースに掲載の製品はすべて試験研究用です。診断目的には利用できません。
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