【摂南大学】官学連携 特産品化による枚方市の知名度向上 11月30日、「第42回枚方市農業まつり」でエディブルフラワーを使用した水まんじゅうを150個限定配布
PR TIMES / 2024年11月20日 12時15分
摂南大学(学長:久保康之)農学部食品栄養学科栄養教育研究室の学生(指導教員:今城安喜子講師)は、大阪工業大学情報科学部ネットワークデザイン学科の学生と連携し、枚方市をエディブルフラワー(食べられる花)の街として活性化させることを目指した取り組みを進めています。11月30日に開催される「第42回枚方市農業まつり」では、その一環として、学生が開発したエディブルフラワーを使用した水まんじゅうを150個限定で配布します。
【本件のポイント】
・今年で3年目を迎えた、摂南大学農学部食品栄養学科と大阪工業大学情報科学部ネットワークデザイン学科による連携事業
・枚方市をエディブルフラワーの街として活性化し、エディブルフラワーを日常的に楽しむ新たな食文化を創造
・摂南大学がエディブルフラワーを用いた料理レシピを考案、大阪工業大学がIoTを活用したエディブルフラワーの自動の栽培キットを開発
[画像1: https://prtimes.jp/i/140284/85/resize/d140284-85-b9afcd8ba55c3a96b60d-2.png ]
第42回枚方市農業まつり開催概要
開催日時:2024年11月30日(土)9:30~12:30 ※雨天決行
開催場所:ニッペパーク岡東中央(大阪府枚方市岡東町7)
URL :https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000032995.html
エディブルフラワー特産品化の背景
枚方市を活性化させたいという強い思いから、本プロジェクトを開始しました。枚方市には、豊かな自然と歴史・文化があります。学生は近年エディブルフラワーがケーキやスイーツに使われ、SNS映えで人気が出ている一方で、同市は菊人形を通じた伝統工芸が根付いていることから「花」との関わりが深いという点に着目しました。エディブルフラワーは、食用花とも呼ばれ、彩り豊かで見た目にも美しく栄養価も高い食材です。しかし、日常の食卓に上る機会は少なく、一般的にはあまり知られていません。学生は、エディブルフラワーを枚方市の特産品として確立させることができれば、市の知名度向上に貢献できると考えました。エディブルフラワーを日常的に楽しむ食文化を創造することで、地域活性化につなげたいという思いで活動しています。
本プロジェクトでは、大阪工業大学情報科学部ネットワークデザイン学科の学生と連携し、IoTを活用したエディブルフラワーの自動栽培キット(自動栽培システム)の開発に取り組んでいます。栽培キットは年々進化しており、エディブルフラワーという共通キーワードを基に両大学の専門性を生かし、2022年はアイシングクッキー、2023年にはチョコブラウニーと、料理レシピの幅を広げています。
将来は、枚方市内小中学校の給食にもエディブルフラワーを活用してもらい、食育の推進にもつなげたいと考えています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/140284/85/resize/d140284-85-22e4ab4d1b38f3d014ab-2.png ]
摂南大学農学部食品栄養学科 学生のコメント
昨年の農業まつり参加経験から、エディブルフラワーの魅力について、来場者により丁寧に説明できるようになりたいと考え、今年は活動頻度を増やしエディブルフラワーへの理解を深めました。また、前回は来場者の多くが高齢者だったこともあり、今回は幅広い年齢層に楽しんでいただけるよう、水まんじゅうを企画しました。
大阪工業大学の学生との連携も3年目となりました。専攻分野は異なりますが、「エディブルフラワーを枚方市の特産物に」という目標は同じです。お互いに刺激を受けながら、開発とレシピ考案を進められることをうれしく思っています。
摂南大学農学部食品栄養学科 今城安喜子講師のコメント
食品栄養学科の学生は、やがて管理栄養士や栄養教諭など、食のプロフェッショナルとなります。どんな仕事に就くとしても、自分たちで考え、行動し、それが社会貢献につながったと実感できれば、学生一人一人の大きな強みになると思います。
何よりも、学生同士のリモート会議や試作時の意見交換の様子を見ていると、まるで種を蒔き、芽を出し、成長していく花のようです。きっと、これから美しい花を咲かせてくれるでしょう。
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