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富山大学附属病院らのグループが開発する1型糖尿病患者向けインスリン管理アプリに「カロミル」の食事管理機能を連携

PR TIMES / 2021年6月30日 16時45分

患者個々の食事毎に合わせたインスリン投与量の算出を支援し、1型糖尿病患者のQOL向上を目指す

食事・運動・体重管理アプリケーション(以下アプリ)「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジー株式会社(東京都中央区、代表取締役:棚橋繁行)は、富山大学附属病院 特命教授 中條大輔先生、および、キュアコード株式会社(富山県富山市、代表取締役 :土田史高)らのグループが開発する1型糖尿病患者向けのインスリン管理アプリ「カーボカウントアプリ」に、「カロミル」の食事管理機能を連携したことをお知らせします。実用化に向けて、間もなく研究開発段階としての臨床研究が始まります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/18894/86/resize/d18894-86-cca0a7120e0def814784-6.png ]

※1型糖尿病とは
1型糖尿病は、膵臓のインスリンを出す細胞(β細胞:べーたさいぼう)が、壊されてしまう病気です。β細胞からインスリンがほとんど出なくなることが多く、1型糖尿病と診断されたら、治療にインスリン製剤を使います。世界的には糖尿病全体の約5%が1型糖尿病と言われています。若い方を中心に幅広い年齢で発症し、生活習慣が関わる2型糖尿病とは、原因、治療が大きく異なります。(国立国際医療研究センター糖尿病情報センターHPより)


カーボカウントアプリについて

富山大学とキュアコードが開発を進めている「カーボカウント※アプリ」は、1型糖尿病の方の食事の量や種類に応じたインスリン投与を支援することで食事の自由度を高めることを目的としたアプリです。
1型糖尿病の方はインスリンをほとんど分泌することができないため、自己注射によるインスリンの補充療法によって血糖値の調整をしています。しかし、食事のたびに摂取する炭水化物量や活動量によっても血糖値は変動し、インスリンの適正量を決定して投与することは負担が大きく、時にはインスリン投与量の不足や過剰によって、重度の高血糖や低血糖といった命に関わり得る状況に至ることもあります。

「カーボカウントアプリ」は患者が食事をする際、インスリン投与の負担を大幅に軽減します。「カロミル」により食事の炭水化物量をAIが割り出し、必要なインスリン投与量の参考値を瞬時に計算することが可能です。
また、インスリン投与量の管理や日々の体調を記録する機能も搭載し、診察時以外の患者の行動を把握することで医師の診療にも役立つことが期待されます。

※カーボカウントとは
食事中の炭水化物の量を把握することで血糖をコントロールする方法です。炭水化物は食事の中の主要な栄養素であり、食直後の血糖値の上昇に大きく関わります。たんぱく質や脂質でも血糖値はゆっくりと上昇しますが、カーボカウントではより早く血糖値があがる炭水化物に特に注目します。
主に1型糖尿病の方は、食事の炭水化物の量に合わせて食直前のインスリン投与量を調整することで、血糖値が安定しやすくなります。(参考:国立国際医療研究センター糖尿病情報センター)


カロミルコネクトについて

該当ユーザーが「カロミル」アプリに記録した食事・運動・体重などのバイタル情報を、自社アプリやシステム等にデータ連携するサービスです。
「カロミル」アプリには個人の生活記録がデータとして蓄積されるため、生活記録データをもとにした医学的な研究や、健康経営サービスの開発などに役立てることができます※。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18894/86/resize/d18894-86-67cf3bf577b2b75d225b-1.png ]



現在、大学病院や医療関連企業、一般企業など多くの企業・団体に活用されています。
※個人のデータ連携には必ず同意が必要です。同意がないままで共有されることはありません
右図:カロミルアプリ(左)とカーボカウントアプリ(右)の連携イメージ
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/18894/table/86_1.jpg ]


詳細:https://www.calomeal.com/data_business.html


カロミルについて


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=I5D8o4D4TiA ]



食事・運動・体重管理アプリです。食事記録に関しては、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって栄養素を割り出し自動で登録します。カロリーだけでなく、糖質やたんぱく質、脂質、塩分、食物繊維の計算・記録もできるので、ダイエットのみならず、栄養バランスをみた健康管理が可能です。料理解析品目数・解析精度は業界NO.1(当社調べ)。
また、食事記録だけでなく運動・バイタルの管理機能もそなえ、「健康のトータルマネジメント」を実現しています。新規登録数も昨年と比較して約3倍のペースで伸び、会員数は100万人を超えました(2021年6月時点)。


カロミルアドバイスについて

https://advice.calomeal.com/
指導対象者(顧客)の「カロミル」アプリと連携し、食事や栄養指導がすべてオンライン上で完結できる、指導者向けのウェブツールです。指導対象者(顧客)の食事データの記録・蓄積が自動化されるだけでなく、AIが食事内容を自動で解析・栄養計算し、指導者の栄養計算など食事指導にかかる手間が大幅に削減されます。


ライフログテクノロジー株式会社について

https://calomeal.com/
当社は管理栄養士、エンジニア、データサイエンティスト、人工知能の研究者で構成されたヘルスケア関連のテクノロジー企業です。2016年2月に創業し、東京本社のほか、宮崎、福岡など全国に拠点があります。主な事業はヘルスケアアプリ「カロミル」の開発・運営ですが、大学や企業、医療研究機関などと健康管理や食生活に関する共同研究も行っています。


カロミルwell-beingについて

企業や団体の健康経営をサポートするサービスで、ヘルスケアイベントの仕組み(カロミルwell-beingイベント)とイベント管理のシステム(カロミルwell-beingサポート)を提供します。
「カロミルwell-beingイベント」は、食事記録×歩数(運動)のハイブリット型イベントで、参加者は「カロミル」アプリに食べた食事の記録をすると栄養素が可視化されるため、自身の食生活を考えるきっかけを得られます。
「カロミルwell-beingサポート」は、イベントの管理や結果の集計ができるイベントの管理者向けのウェブシステムです。管理や集計だけでなく、イベント開始時から参加者の変化について、体重や体脂肪等に加え、具体的な行動もみることができます。


サービスに関するお問い合わせ先

ライフログテクノロジー株式会社
info@calomeal.com


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/18894/table/86_2.jpg ]


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