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『ハウスあいファクトリー』特例子会社として初の「安全衛生優良企業」に認定

PR TIMES / 2019年11月25日 12時25分

障がい者と健常者が一体となった“誰もが働きやすい職場環境づくり”を実践

ハウス食品グループの特例子会社で、スパイス製品を製造しているハウスあいファクトリー株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役社長:熊野 徹)は、2019年11月22日に、厚生労働省の「安全衛生優良企業公表制度」において、特例子会社※として初めて「安全衛生優良企業」に認定されましたのでお知らせいたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/36263/86/resize/d36263-86-399490-0.png ]

11月22日大阪労働局にて、井上真局長より、ハウスあいファクトリー社長 熊野徹へ「安全衛生優良企業」の認定通知書が交付されました。ハウスあいファクトリーが設立当初から取り組んできた“安全活動”と2016年から力を入れた“健康経営“への取り組みが高く評価されました。

※特例子会社とは、障がい者の雇用を促進し、安定して就労できるように特別な配慮をする子会社のことです。障がいを持っていても働きやすい設備の設置や障がい内容を考慮した業務環境を整えるなど、様々な配慮を行っています。

■安全衛生優良企業とは

[画像2: https://prtimes.jp/i/36263/86/resize/d36263-86-833223-1.png ]


安全衛生優良企業とは、労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善しているとして、厚生労働省から認定を受けた企業のことです。
労働安全衛生に関して積極的な取組を行っている企業を認定・企業名を公表し、安全衛生の認知向上や積極的な取組を促進する「安全衛生優良企業公表制度」は、2015年6月より開始されており、特例子会社では、今回が初めての認定となります。
(全国で32社目、食品企業で2社目、大阪府で3社目)

■ハウスあいファクトリー社長 熊野徹のコメント

[画像3: https://prtimes.jp/i/36263/86/resize/d36263-86-572396-2.jpg ]


弊社の社員の約半数は障がいのある仲間で、2009年の設立以来、障がい者と健常者が一体となった”安全・健康で働きやすい職場”を進めてまいりました。この度、設立10周年を前に、安全衛生優良企業の認定をいただけたことを大変嬉しく思っています。今回の認定を受け、「これからも、障がい者と健常者がともに助け合いながら、さらに”安全・健康で働きやすい職場”を目指していきたい」と決意を新たにしています。

■ハウスあいファクトリーの取り組み
「障がい者も健常者も、“安全・健康で働きやすい職場”」
ハウスあいファクトリーでは、聴覚、知的、精神の障がいの種別を問わずに皆活躍できるよう、新たに入社した障がい者は、育成チームで教育訓練を行い、各ライン作業のOJTを繰り返し実施して習得し、その後製造ラインに配置されます。

[画像4: https://prtimes.jp/i/36263/86/resize/d36263-86-745556-3.png ]

聴覚障がいのある社員が生産設備の運転状況などを光や色で感知できるよう、シグナルタワーを導入しています。また、ラインの責任者に連絡する呼び出しボタンを設置することで、迅速な対応を可能にしています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/36263/86/resize/d36263-86-323516-4.png ]

機械設備には、シグナルタワーに加え、警報パトライトを作業者の手元に置いています。こうすることで聴覚障がいのある社員でも、ラインの異常に気づくことができます。

[画像6: https://prtimes.jp/i/36263/86/resize/d36263-86-872956-5.png ]

動いている機械に手が入らないよう、全面にカバーを設置しています。また意識付けのために“安全カバー”の表示をしています。

[画像7: https://prtimes.jp/i/36263/86/resize/d36263-86-962822-6.png ]

自分の体と向き合うことを目的に、健康測定会の実施や年に2回“使って健康続けて健康月間”として様々な健康器具を使ったイベントを行っています。

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音声を文字に起こす、“UDトーク”というアプリケーションを聴覚障がいのある社員へ働きやすい環境を提供するために導入しています。また、誰もが分かりやすいよう原料の選別基準、重要確認箇所などを記した看板を、写真をふんだんに使い作成しています。


【ハウスあいファクトリー株式会社 企業情報】
■12月に設立10周年、障がい者も活躍する食品生産工場

[画像9: https://prtimes.jp/i/36263/86/resize/d36263-86-727574-8.jpg ]


ハウスあいファクトリーは、2009年12月より事業を開始し、香辛料の製造加工等の事業を行っています。2010年4月には障がい者を多数雇用する会社として、特例子会社の認定を受けました。

社名の由来である3つの“あい”、「愛情、ふれあい・助け合いにより、みんなから愛される会社」を目指して、障がい者と健常者がともに助け合いながら、ハウス食品グループのスパイス製品を生産しています。

設立以来、誰もが安全に間違いなく作業できる工夫や、日頃から密にコミュニケーションをとることで、働きやすい職場づくりと生産工場としての安全性を高める取り組みを推進してきました。さらに、バリアフリー仕様等ハード面の整備だけでなく、いきいきと働きがいをもって仕事ができる職場環境づくりを進めています。

●ハウスあいファクトリーの歩み
2009年12月  ハウス食品グループとしてより一層の障がい者雇用への取り組みを目指し、
       「ハウスあいファクトリー株式会社」を設立
       現在の東大阪市渋川町に開設するとともに、ハウス食品東大阪工場で行っていた袋スパイス製品の
       製造を事業移管しスタートを切る
2010年04月 ハウス食品グループの特例子会社として認定を受ける
2012年09月 高齢・障害・求職者雇用支援機構による全国表彰式が開催され、大阪府代表として
       ハウス食品グループが、「障害者雇用優良事業所」の表彰を受ける
2013年11月 日本食糧新聞社制定「第22回食品安全安心・環境貢献賞」において、「スパイス製造における
       障害者と健常者が一体となったものづくり」が評価され、「月刊食品工場長賞」を受賞する
2014年06月  大阪府障がい者サポートカンパニー優良企業登録
2016年04月 健康に関する取り組みを強化する方針を表明
2016年07月 「健康経営タスク」を発足し、タスク名を「HIFハッピー健康ファミリー」とする
2017年02月 ”健康経営優良法人(中小規模法人部門)2017”認定
2018年02月 ”健康経営優良法人(中小規模法人部門)2018”認定
2018年03月  厚生労働省委託事業として全国重度障害者雇用事業所協会より「障害者活躍企業認証」を受ける
2019年02月 ”健康経営優良法人(中小規模法人部門)2019”認定
2019年11月 ”安全衛生優良企業”認定

●従業員数:82名 (2019年11月1日現在)
・障がい者44名
  聴覚障がい者 26名 (うち、重度22名)
  知的障がい者 14名 (うち、重度 2名)
  精神障がい者  4名
・健常者 38名 (うち、パートナー社員 18名)

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