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極東への銅製品輸送にグリーンアンモニア供給へ

PR TIMES / 2024年2月21日 15時15分

チリのEnaexと日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクトが共同検討



チリの硝酸アンモニウム製造会社Enaex S.A.(以下「エナエックス社」)と日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクト株式会社(以下「NBP」)は本年1月、再生可能エネルギー由来で作られたグリーンアンモニアをアンモニア燃料船に供給する共同検討の覚書(以下「本覚書」)を締結しました。NBPは株式会社大島造船所と、2020年代後半以降にアンモニア燃料ハンディマックスバルカー(注)10隻から15隻(以下「本船」)を建造し、世界有数の銅生産会社Corporacion Nacional del Cobre de Chile(CODELCO、以下「コデルコ」)のチリから極東向けの銅製品輸送に投入する検討を進めています。エナエックス社とNBPはチリ北部のアントファガスタ州メヒヨネス港での本船へのグリーンアンモニア供給を目指し、今後、具体的な検討を進めます。

本覚書はチリの首都サンティアゴのエナエックス社本社で、同社最高経営責任者(CEO)のJuan Andres Errazuriz Dominguez、日本郵船株式会社の長澤仁志会長、NBPの須田雅志代表取締役社長などの立ち会いのもと、取り交わされました。
[画像: https://prtimes.jp/i/120868/86/resize/d120868-86-94688a609f9100aca73e-0.png ]

サンティアゴ(チリ)で行われた覚書の締結式
左から4番目: NBP・代表取締役社長 須田雅志
5番目: Enaex・Chief Executive Officer, Juan Andres Errazuriz Dominguez
6番目: 日本郵船・取締役会長 長澤仁志
7番目: コデルコ・Senior Vice President Logistics & Distribution, Gonzalez Felipe


各社概要
<Enaex S.A.>
本社: サンティアゴ(チリ)
代表者: CEO Juan Andres Errazuriz Dominguez
ウェブサイト: https://www.enaex.com/era/en/

<NYKバルク・プロジェクト株式会社>
本社 : 東京都千代田区
代表者: 代表取締役社長 須田雅志
ウェブサイト : https://nbpc.co.jp/

<日本郵船株式会社>
本社 : 東京都千代田区
代表者: 代表取締役社長 曽我貴也
ウェブサイト : http://www.nyk.com/


(注)ハンディマックスバルカー
鉄鉱石や石炭、穀物、セメント、塩、銅精鉱などのさまざまな資源を、梱包せずに大量に輸送する船がバルカー(バルクキャリア)。大きさの順に、ケープサイズ、パナマックス、ハンディマックス、ハンディサイズと大きく四つに分類される。

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