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【プレスリリース】シリア危機:予防接種も空白の2年、接種キャンペーンを実施中

PR TIMES / 2013年10月28日 10時46分

【2013年10月25日 アンマン/ジュネーブ発】
ユニセフは世界保健機関(WHO)やパートナー団体と、シリア及び周辺国で大規模な予防接種キャンペーンを実施しています。シリア東部でポリオと疑われる症例が複数確認されています。



・本信は、ユニセフ発表の情報に基づき、日本ユニセフ協会が編集したものです

・原文(英語)は、http://www.unicef.org/media/media_70740.htmlでご覧いただけます


10月24日から、シリア保健省は240万人の子どもたちを対象に、ポリオ、はしか、おたふく、風疹の予防接種を開始。過去2年間、シリア国内では、治安悪化や紛争地へアクセスできなかったことにより、およそ50万人の子どもたちが、ポリオの予防接種を受けられませんでした。紛争前、シリア国内の予防接種率は約95%でした。

紛争により、多くの人が住む場所を追われ、子どもたちも安全を求めて国内外へと 避難しました。
予防接種システムは崩壊し、幼児期における感染症の予防に有効な予防接種を受けることができず、子どもたちはポリオやはしかなどに感染するリスクが極めて高くなっています。

ユニセフは、シリア及び周辺国でワクチンが必要な場所にワクチンを届けています。また、パートナー団体を通じて、子どもたちに予防接種を受けさせるよう、地域社会に働きかけています。

シリア及び周辺国では、今年末まで複数回、または追加の予防接種キャンペーンを行います。


                                 * * *
             人道支援ニーズが高まる中、ユニセフの必要資金額の4割が不足しています。
              『シリア緊急募金』の告知へのご協力も、何卒よろしくお願い申し上げます。


                            <シリア緊急募金>

                  郵便局(ゆうちょ銀行) 振替口座:00190-5-31000
                  口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
            
                     *通信欄に「シリア」と明記
                *窓口での振り込みの場合は、送金手数料は免除されます
              インターネットからも募金を受け付けています www.unicef.or.jp


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp  
Simon Ingram, ユニセフ中東北アフリカ地域事務所 Tel: 962 79 590 4740; singram@unicef.org
Juliette Touma, ユニセフ中東北アフリカ地域事務所 Tel: 962 79 867 4628; jtouma@unicef.org
Marixie Mercado, ユニセフ(在ジュネーブ), Tel: 4179 756 7703; mmercado@unicef.org

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、世界の子どもたちの命と健やかな成長を守るために活動する国連機関です。現在、150以上の国と地域で活動しています。ユニセフは、子どもの権利を守る主要な機関として、保健、教育、栄養、水と衛生、保護、緊急支援などの支援活動を実施しています。活動資金は、すべて個人や企業・団体・各国政府からの任意拠出金でまかなわれています。(www.unicef.org)

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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