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医療用ウィッグ「Rafra(ラフラ)」 等、全20製品 JIS規格「JIS S 9623」への自己適合を宣言

PR TIMES / 2015年7月2日 15時15分

~医療用ウィッグを必要とする患者様に「安心」を提供~

 株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本 信男)では、2005年より医療用ウィッグの開発・提供をしてまいりました。医療用ウィッグが去る4月20日(月)にJIS規格制定(規格番号:JIS S 9623)されたことを受け、当社製品の適合調査を進めた結果、医療用ウィッグブランド「Rafra(ラフラ)」を含む全20製品が「JIS S 9623」の規格要求事項に適合していることが判明しました。これを受けて、「JIS S 9623」への自己適合を宣言します。



 今回の自己適合宣言は、下記の当社医療用ウィッグ「ラフラ」、「メディケアスワニー」、「ビィラフラ」20製品を対象としており、各製品が「JIS S 9623」規格の要求に則っていることを、JIS Q 1000「適合性評価-製品規格への自己適合宣言指針」に基づいて宣言し、保証するものです。

[画像1: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-933278-0.jpg ]

 近年、医療用ウィッグはインターネット販売など販売経路の多様化・複雑化が進む一方、中には粗悪品が流通する場合もあり、製品の品質についての基準がない状況が課題とされてきました。「JIS S 9623」は、医療用ウィッグの品質基準を明確化するために2015年4月20日(月)に制定された規格で、医療用ウィッグ及び附属品に関する外観、性能、試験方法等を規定しています。JIS規格の制定により、CSRの視点からも医療用ウィッグ等を使用される方々が安心して使用できる環境整備が図られ、生活の質(Quality of Life)が一層向上することが期待されています。また、将来的な保険適用・医療費控除実現のための第一歩として関心が寄せられています。

 当社では、今回の「JIS S 9623」への自己適合宣言により、医療用ウィッグを必要とする患者様や医療関係者様に「安心」を提供してまいります。さらに、今後とも医療用ウィッグの更なる品質の向上に取り組んでまいります。

■「Med・ウィッグマーク」の取得について
[画像2: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-354347-1.jpg ]

 このほど「JIS S 9623」に自己適合した当社の医療用ウィッグ全20製品が、日本毛髪工業協同組合内に設置された「Med・ウィッグ認証部会」が実施した審査において、同規格に適合していることが認証され、「Med・ウィッグマーク」の使用が許諾されました。今後当社では、同マークを、当該製品の商品タグやリーフレット、ホームページ等で使用してまいります。

■日本毛髪工業協同組合について
 1960年代にかつらの輸出業者を対象に任意団体日本輸出かつら振興協会として設立し、 1970年6月には国の認可団体となって以来四十年余、洋かつら・和かつら・付け毛・まつ毛等を販売する会員の相互扶助の精神に基づき必要な事業をおこなってまいりました。
 近年において毛髪に関する消費者ニーズが多様化する中、消費者に関するとともに健康と美を求める消費者のニーズに応え、様々な商品・サービスの開発を進め、いまや社会的に認知される規模に成長致しました。
 日本毛髪工業協同組合は、毛髪に関する商品(洋かつら和かつら・付け毛等)と増毛・育毛サービスの提供についてのガイドライン策定及びガイドラインの遵守の指導を実践しております。これにより消費者ニーズに応え、ひいては多くの消費者から信頼を得る事により、毛髪業界が更に発展するよう消費者と業界の間に立って日々努力しております。
 毛髪に関して広く消費者の社会生活に貢献したいと願っております。

■医療用ウィッグJIS規格「JIS S 9623」について
規格番号:JIS S 9623
規格名称:医療用ウィッグ及び附属品-一般仕様
制定年月日:2015年4月20日(月)

 主に抗がん剤投与、放射線治療の副作用、先天性脱毛、重症の円形脱毛症によって頭髪が脱毛された方を対象とした医療用ウィッグと附属品(インナーキャップ、両面テープ)の仕様について規定されている規格です。
 JIS S 9623では、外観や性能、試験方法などが規定されています。皮膚に接触するネット部、スキンベース部、インナーキャップなどの各部について、「閉塞法皮膚貼付試験(パッチテスト)」の皮膚刺激指数が規定されています。また、粘膜障害や皮膚アレルギーを検査する「遊離ホルムアルデヒド」、洗濯した時の色落ちや変色、色移りを検査する「洗濯堅ろう度」、汗による色落ちや変色、色移りを検査する「汗堅ろう度」の試験方法なども規定されています。

※JIS S 9623で規定している、医療用ウィッグおよび附属品は、脱毛症の改善を目的とするものでなく、患者の整容を改善し、生活の質(Quality of Life)を高めることで治療を補助するものであると定められています。

■アデランスの医療用ウィッグブランドについて

▸Rafra(ラフラ)
[画像3: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-866500-3.jpg ]



[画像4: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-870084-2.jpg ]

 「ラフラ」は、2005年に誕生した、病気や治療によるデリケートな髪の悩みを抱える方のための医療用ウィッグブランドです。使用される方の安心・安全に配慮し、商品により様々な機能があります。例えば、ウィッグキャップの裏地に抗菌防臭加工を施した素材を採用したり、毛量変化にあわせられるよう、ウィッグのサイズを調整するアジャスターが付いているものもあります。
 快適に使える機能性はもちろんのこと、「やさしい商品」「やさしい接客」そして「やさしい環境」の3つの「やさしさ」を守りながら、回復までをしっかりサポートしていきます。「ラフラ」は、患者さまの声を活かし、柔らかさ、フィット感、違和感のない付け心地など、ウィッグに様々な工夫を施し患者さまの声を反映して品質改良を重ねています。


価格:
オーダーメイド・ウィッグ 税抜き270,000円~300,000円
レディメイド・ウィッグ 税抜き68,000円~230,000円
取扱店:
全国有名百貨店のフォンテーヌコーナー及びフォンテーヌ直営店
全国のアデランス、レディスアデランスのサロン
当社直営の病院内ヘアサロン
医療用ウィッグ ウェブサイト:http://www.fontaine.jp/medicare/

▸Medicare Swanee(メディケアスワニー)

[画像5: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-407008-4.jpg ]



 「メディケアスワニー」は、アデランス公式通販サイトや当社直営の病院内サロン向けに2014年12月から展開する医療用ウィッグブランドです。毎日の着用に考慮し、ウィッグが直接肌に触れることを防ぐ、専用の「シリコン付アンダーキャップ」がウィッグにセットとなってついてきます。

価格:税抜き27,000円~130,000円
取扱店:アデランス公式通販サイト、当社直営の病院内ヘアサロン

▸BE-Rafra(ビィラフラ)

[画像6: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-889425-5.jpg ]



 「ビィラフラ」は、主に卸売りを通じて全国の美容室向けに2012年から展開する医療用ウィッグブランドです。毎日の着用に考慮し、ウィッグが直接肌に触れることを防ぐ、専用の「シリコン付アンダーキャップ」がウィッグにセットとなってついてきます。アンダーキャップはウィッグ本体から簡単に取り外して洗濯することができるほか、汗やムレに強く、頭皮に優しくフィットする伸縮性のある素材を採用するなど、デリケートな肌にも配慮しています。


価格:税抜き55,000円~130,000円
取扱店:卸売先の美容室、化粧品店など




■アデランスのCSR、医療事業活動の一例
 近年、乳がんをはじめとして、がん患者さまの数は増加傾向にあります。治療により脱毛を余儀なくされるケースも少なくなく、ウィッグは社会復帰や脱毛による精神的ストレスを軽減させる手段として求められています。当社の持つ理美容の技術や医療用ウィッグで患者様をサポートできないかと考え、2010年に医療事業推進部を設立し活動をスタートしました。

[画像7: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-727286-6.jpg ]

▸病院内ヘアサロンの展開、バリアフリー化・移動式理美容椅子の導入
 病院で療養中の患者さまには抗がん剤の影響などによる脱毛に悩む方が多くいらっしゃいます。アデランスグループでは、病院内に理美容室(病院内ヘアサロン)を開設し、脱毛に関するご相談対応をはじめウィッグの提供からアフターケア、理美容技術サービスまで提供しています。2002年より開設し、現在では全国で24店舗になりました。療養中の患者さまだけでなく、そのご家族、病院職員などの皆様にご利用いただいております。また、バリアフリーを実現し、車イスでの来店が可能なだけでなく、移動の困難な患者さまにもサービスを提供できるように、移動式の理美容椅子も導入しています。


[画像8: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-477570-7.jpg ]



▸ウィッグをお子さまにプレゼントする「愛のチャリティ」
 「お子さまの髪の悩みを心の傷にしないために」をテーマに、病気やケガなどの理由でウィッグを必要とされるお子さま(4歳から15歳まで)へオーダーメイド・ウィッグを製作してプレゼントする「愛のチャリティ」を、1978年から35年以上継続して実施しています。


▸外部講師による接客スタッフの医療接遇講習受講の義務化
 「ラフラ」の販売開始後、患者さまが安心して医療用ウィッグをご利用できる体制を整えるために、接客にあたるスタッフ全員に対し、外部講師による医療接遇講習の受講を義務付けています。現在の累計受講者数は1,100名を超え、各疾病や脱毛の原因などの正しい知識のもと、デリケートな悩みを抱える患者さまのサポートを行っています。

▸アピアランス ヘア×メイクアップ講習
 患者さまのQOL向上のための外見支援のサポートとして、医療用ウィッグの提供の他、当社のメイクアップアーティストによるメイクアップ講習を、主に病院関係者に向けて行っています。がん治療では、皮膚をはじめ身体の変化や機能を変化させ外観が変わることもあります。メイクやウィッグによりお顔の印象がどのように変わるかについて、具体的にメイクの方法などを交えてお伝えしています。

▸AIU損害保険株式会社との提携

[画像9: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-266726-8.jpg ]

 2014年3月、医療用ウィッグの存在を広く知って頂くとともに、がんで罹患され髪で悩まれる患者様のQOLの維持・向上を支援することを目的として、AIU損害保険株式会社と業務提携を行いました。AIUは日本の保険会社で唯一ウィッグの購入費用を実費で補償することを明記した商品を販売しています。AIUの代理店の方がお客様から医療用ウィッグに関する質問を受けた際に、医療用ウィッグの特徴を明確に説明ができるように、当社の教育担当者が全国の代理店向けに講習を実施しています。

▸「One Worldプロジェクト」へのお手入れ支援サービス

[画像10: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-386620-9.jpg ]

 東日本大震災で被災されたがん患者さまに医療用ウィッグなどのケア用品を届ける支援団体「One Worldプロジェクト」の活動に賛同し、同団体が提供したウィッグを対象に、2012年7月からシャンプーやヘアカットなどのお手入れサービスを通常価格の半額で提供しています。本サービスは、2014年6月末の終了を予定していましたが、継続のご要望が多く寄せられ、2年間サービスを延長しサポートを続けています。

[画像11: http://prtimes.jp/i/10292/87/resize/d10292-87-727749-10.jpg ]

▸NPO法人「JHDAC(ジャーダック)」への協力
 髪の寄付によって製作した人毛100%のオーダーメイドフルウィッグを病気などでウィッグを必要とする子どもたちに無償提供する特定非営利活動法人JHDAC(ジャーダック)への協力を、2015年3月から開始しています。完全個室を備えるアデランスサロンを、ウィッグの提供を希望される方の支援場所として提供し、JHDACによって贈られたウィッグを対象に、シャンプーや、自髪のカット等のアフターケアを提供しています。

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