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産業用モータの選択において、エネルギー効率が重要な要素となっていることがABBの調査で明らかに

PR TIMES / 2024年10月21日 18時15分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81567/87/81567-87-4831201b830e6104d7105f7b5e4ea2d6-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・ABBが実施した独自調査では、エネルギー効率がグローバル企業のサステナビリティに関する課題において重要な役割を果たしていることが明らかになり、91%が、エネルギー効率が産業用モータの選択に影響を与えると回答
・調査対象企業の94%は、すでにサステナビリティへの取組みに投資している、または投資を計画しており、エネルギー効率ソリューションによるランニングコスト削減戦略を採用
ABBとサピオ・リサーチ社が共同で実施した新たな調査が、エネルギー効率、サステナビリティ、デジタル化、そして産業用モータが担う重要な役割など、市場の現状を明らかにするために世界中の2,400社近い企業を対象に実施されました。2024年6月に実施されたこの調査では、英国、米国、ドイツ、イタリア、フランス、オーストラリア、UAE(アラブ首長国連邦)、日本、タイ、サウジアラビア、ブラジル、韓国、インドの産業分野における意思決定者から回答を得ました。調査対象者は、OEM機器メーカー、エネルギー/電力、食品・飲料、金属、化学製品などさまざまな業界を代表する企業です。主な調査結果として、91%の企業がエネルギー効率が産業用モータの選択に重大な影響を及ぼしていると回答しました。さらに、94%の企業が現在サステナビリティに向けた取組みにすでに投資している、あるいは投資を計画しています。

「この調査は、企業がエネルギー効率を優先する理由について、サステナビリティの目標を達成するためだけでなく定量的な財務的リターンを得るためでもあるという、貴重な考察を提供しています」とABBモーション IEC LVモータ ディビジョンプレジデントのStefan Floeckは述べています。「ABBはすでに、IE6 SynRMテクノロジーのような最先端のエネルギー効率の高いモータへの投資が、いかにして業務効率の向上と持続可能な成長の促進につながるかを実証することで、この開発において重要な役割を果たしています。投資回収期間が数年ではなく数ヶ月で済む場合も多く、その結果、環境と収益の両方に有益な結果をもたらします」
エネルギー効率における産業用モータの役割
ほぼすべての企業(94%)が、サステナビリティ、特にエネルギー効率への投資を行なっている、または投資を計画しています。 ほとんどの企業がエネルギー効率の高いモータがサステナビリティの目標達成に果たす役割を認識しており、91%がそれが選択に影響を与えると述べています。 また、大半の企業がエネルギー効率の高いモータが自社の製品や事業に付加価値をもたらすことを認識しています。

このレポート全体を通して明らかになってきたテーマは、エンドユーザ企業がサステナビリティをより重視する傾向にあるということです。その背景には、お客さまからの要求の高まりが反映されていることが多く、エネルギー効率への投資の増加という形で現れています。しかし、このことはエネルギー効率の高いモータに関して、これらの企業が何を優先しているかを意味します。88%の企業がメーカーが環境製品宣言(EPD)を作成できることを重要視しています。ABBは、EcoSolutionsという包括的なプログラムを通じて、この開発に対応しています。EcoSolutionsは、製品の構想から廃棄までのライフサイクル全体を通じて、製品の環境への影響を完全に透明化することを目的として設計されたプログラムです。
導入の課題
企業がより高効率なモータへの投資をためらう主な要因は、初期費用の高さ、既存のシステムとの統合に関する懸念、生産能力の低下の可能性です。初期費用の高さは、事業規模が大きい企業ほど導入の課題となります。

工場や設備のアップグレードに必要な投資により、コストは課題にも原動力にもなります。しかし、現在では99%の企業が、エネルギー効率化の取組みによる主な投資収益率(ROI)として、長期的なコスト削減を追い求めています。
ライフサイクルコストがエネルギー効率の重要性を示す
ほとんどの企業が、新しい産業用モータを購入する際にはライフサイクルコストを最も重要な要素として考慮していることに注目すべきです。実際、長期間にわたって使用した場合、エネルギー効率の高いモータのコストは、それを動かすために必要な電力コストに比べれば、はるかに小さいものです。IE6 SynRMの場合、初期費用はライフサイクルコストの約2%で、メンテナンスが1%、残りの97%は電力に費やされます。

しかし、コストだけではありません。品質とシステム統合能力も、企業がサプライヤに求める重要な要素です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81567/87/81567-87-48b6dbed648b09e714c4d11f13f7631f-1280x719.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ABB IE6超高効率 SynRMモータ

デジタル化とEコマース
企業は、デジタル化とEコマースのメリットを活かすために、革新的なテクノロジーへの投資を増やしています。この投資が何に使われているかは多岐にわたりますが、自動化とAI主導のソリューションに重点が置かれています。

産業用モータのデジタル化に特に注目すると、モータサプライヤがデータ分析と遠隔監視を活用してサービス提供を改善するという明確な傾向が見られます。99%の企業が、デジタル接続されたモータの稼働には付加価値があると考えています。特に、モータの稼働率と安全性を高める予防保全機能に価値を見出しています。

調査対象者の多くがすでにEコマースを利用しているため、企業間取引サービスとしての利用に対する関心が高まっています。ほぼすべての企業がEコマースによる産業用モータの調達には何らかのメリットがあると考えており、幅広い選択肢や容易な製品比較がその主な理由となっています。ABBはすでに、21カ国でEコマースを展開しており、そのメリットとして製品の選択における柔軟性、設定の容易さ、注文確認、追跡などの迅速性が実証されています。

これらの調査結果は、より信頼性が高く正確なソリューションが業務上の価値をもたらし、ビジネスモデルの変革を可能にするというデジタル化の傾向をさらに強めるものです。

ABBの超高効率SynRMモータの詳細については、こちらをご覧ください。
https://new.abb.com/motors-generators/ja/ieclvm-jp/process-performance-motors/synchronous-reluctance-motors
ABBのサステナビリティへの取組みの詳細については、こちらでご覧いただけます。(英語)
https://global.abb/group/en/sustainability

ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結び付け、製造、移動、電力供給、それらの運用の方法を最適化します。140年以上にわたり築いてきた卓越性を土台に、ABBの約105,000人の従業員が、産業の変化を加速させるイノベーションの推進に尽力しています。

ABBモーションは、モータとドライブのグローバルリーダーであり、より生産的で持続可能な未来を加速する中核を担っています。 私たちは、お客さま、産業界、社会のために、エネルギー効率、脱炭素、循環型ソリューションに貢献するため、革新的な技術を開発し、その可能性を押し広げています。 デジタル技術を駆使したドライブ、モータ、サービスにより、ABBは、お客さまとパートナーが、より優れた性能、安全性、信頼性を実現できるようサポートします。ABBは、あらゆる産業分野の幅広い用途にモータ駆動ソリューションを提供しています。 140年以上にわたる電動パワートレインに関する専門知識を活かし、世界100カ国で22,000人以上の従業員が日々学び、成長しています。


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