アルテラ、新しい100G EthernetおよびInterlaken IPコアをリリース~高容量伝送およびバックホール・アプリケーションを促進~
PR TIMES / 2013年11月20日 10時50分
最新コアにより、クラス最高のIPポートフォリオを強化。最高性能、最小レイテンシ、最小リソース・エリアを実現
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO 兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間11月19日 (日本時間:11月20日)、同社のMegaCore IPライブラリに、4つのクラス最高のIPコアを新たに追加し、IPコア・ポートフォリオを強化したことを発表しました。
これらの新しいクラス最高のIPコアには、高性能および低レイテンシな100G Interlaken、100G Ethernet、40G Ethernet、および10G Ethernet IPが含まれており、業界最高の性能、最小のレイテンシ、および最小のリソース使用率を実現すべく最適化されています。データセンターおよびネットワーク機器の開発者は、これらの汎用ソリューションを利用して、システム帯域を増やしつつ、自社のエンド・システムを差別化することが可能になります。InterlakenおよびEthernet IPコアは、その他の標準インタフェースIP同様、すでに提供開始されており、Quartus II 開発ソフトウェアの最新版v13.1によって完全にサポートされています。
アルテラのIPデザイン担当バイスプレジデントのデビッド・ケーレット(David Kehlet)は、「当社は技術革新に注力することで、低レイテンシ化、高性能化、およびリソース使用率の削減を実現し、従来の設計上の障壁やトレードオフを克服、高性能IPコア設計のベスト・プラクティスにおいて、新たな基準を確立しました。当社は今後も、新しいIPおよび再設計されたIPコアをリリースし、IPコアにベスト・プラクティスを実装してまいります」と述べています。
MegaCore IPライブラリに含まれているすべてのIPは、シリコン上で評価・実証されています。これらのIPコアは、15%のタイミング・マージンにより、一層高速なタイミング収束を実現しており、それによって複数のIPコアを自社のデザインに迅速に統合することが可能です。新しいInterlakenおよびEthernet IPコアは、アルテラの高性能Stratix V FPGAならびに第10世代FPGAおよびSoCでの使用に最適化されています。20nm Arria 10 FPGAに実装されたこれらのクラス最高IPコアは、現在、アーリー・アクセス・ソフトウェアによって活用することができます。MegaCore IPライブラリに含まれる新しいIPコアは、以下の通りです。
・低レイテンシ100G Interlaken IPコア:クラス最高の当IPコアは、ソフトPCSを利用して200ns未満の往復レイテンシを実現
・低レイテンシ100G Ethernet IPコア:クラス最高の当IPコアは、従来の100G Ethernet IPより55%小型化され、業界先進の160nsの往復レイテンシを実現。競合の100G Ethernet IPコアと比べて、70%の低レイテンシ化を達成した、業界最小の100G Ethernetコア
・低レイテンシ40G Ethernet IPコア:既存の40G Ehternet IPコアと比べて、40%のリソース・エリア削減と60%の低レイテンシ化を実現
・低レイテンシ10G Ethernet IPコア:どの既存の10G Ethernet IPコアに対しても、20%のリソース・エリア削減と24%の低レイテンシ化を実現
Quartus II 開発ソフトウェアv13.1で提供される、高機能化した最新IPコアの全一覧は、www.altera.com/jpにてご覧いただけます。
出荷時期
アルテラのクラス最高のIPコアは、同社のMegaCoreファンクションIPライブラリの一部として、すでに提供開始されています。顧客は、Quartus II 開発ソフトウェア v13.1をダウンロードして、このIPライブラリを利用することができます。Altera IPポートフォリオの詳細情報は、アルテラの販売代理店にお問い合わせください。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC など、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
アルテラの FPGA/CPLD、ASIC に関する詳細情報は、同社ウェブ・サイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、Twitter、LinkedIn、Google+、RSS でも情報提供を行っています。
・ ALTERA, ARRIA, CYCLONE, HARDCOPY, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
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