教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女 マララ・ユスフザイさん、史上最年少のノーベル平和賞受賞が決定!
PR TIMES / 2014年10月10日 20時27分
★史上最年少、17歳の受賞
★手記『わたしはマララ』は学研パブリッシングより販売中
ノルウェーのノーベル賞委員会は、10月10日、パキスタンで女性が教育を受ける権利を訴えてイスラム武装勢力に銃撃されたマララ・ユスフザイさん(17)のノーベル平和賞授与を発表しました。
マララ・ユスフザイさんは、女子教育を認めないタリバンの圧力に屈せず、「女の子にも教育を、学校に通う権利を」と主張。2012年10月、下校途中のスクールバスで狙われ、頭を撃たれました。
一時は生死の境をさまようものの、奇跡的に命をとりとめ、その後も教育のための活動を続けています。
2013年に史上最年少でのノーベル平和賞ノミネート、この度、17歳で史上最年少のノーベル平和賞受賞となりました。
株式会社学研パブリッシング(東京・品川/社長:中村雅夫)は、マララ・ユスフザイさんのメッセージに賛同し、手記『わたしはマララ 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』を2013年12月に発刊、その後、株式会社ブックビヨンド(東京・品川/社長:織田信雄)より電子書籍版も配信を開始しています。
紙版:http://amzn.to/1qu5eO8
電子版:http://bit.ly/1yS1rob
■マララ・ユスフザイさん手記詳細
タイトル:わたしはマララ 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女
著者:マララ・ユスフザイ(著) クリスティーナ・ラム(著) 金原瑞人(訳) 西田佳子(訳)
発行:学研パブリッシング
販売価格:紙版/1,600円(本体)+税 電子版/1,333円(税抜)
内容紹介:
「すべての子どもに教育を」と訴え、イスラム武装勢力に銃撃された16歳の少女・マララの手記。本書は、テロリズムによって生活が一変した家族の物語でもあり、女の子が教育を受ける権利を求める戦いの記録でもある。世界24か国で翻訳の話題作!
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■「わたしはマララ」プロローグより
どの子がマララかって?
マララはわたし。
そしてこれがわたしの物語。
「どの子がマララだ?」男が厳しい声でいった。
みんなは黙っていたけど、何人かの目がわたしをみた。それに、顔を隠していないのはわたしだけだった。
男は黒いピストルを構えた。あとでわかったけど、コルト45だったらしい。何人かが悲鳴をあげた。
■著者・訳者紹介
【マララ・ユスフザイ】
パキスタンで「女性が教育を受ける権利」を訴え、2012年10月、タリバンに銃撃された16歳の少女。その勇気と主張を支持する声は世界中に広がり、相次ぎ賞を獲得、ノーベル平和賞・史上最年少候補となる。
【クリスティーナ・ラム】
世界トップクラスの国際ジャーナリスト。オックスフォード大学、ハーバード大学卒業。イギリス海外通信員賞を5回受賞、ヨーロッパで最も権威のある通信員賞とされるバイユー戦争報道特派員賞受賞。
【金原瑞人】
1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。児童書やヤングアダルト向けの作品のほか、一般書、ノンフィクションなど、翻訳書は400点以上。訳書に『豚の死なない日』『青空のむこう』などがある。
【西田佳子】
名古屋市生まれ、東京外国語大学英米語学科卒業。英米文学翻訳家。訳書に〈キンケイド警視〉シリーズ、〈ミッシングパーソンズ〉シリーズ、『赤毛のアン』、『小公子セドリック』などがある。
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