SAS、統合マーケティング・マネジメントを実現する新製品を発表
PR TIMES / 2012年3月15日 14時33分
SAS、統合マーケティング・マネジメントを実現する新製品を発表
~「SAS(R) Marketing Operations Management」を本日より先行提供開始~
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田仁志、以下:SAS)は本日、統合マーケティング・マネジメントを実現する主要な製品として、マーケティング業務の統合的な管理と最適化を可能にする「SAS(R) Marketing Operations Management(マーケティング・オペレーションズ・マネジメント)」を、国内の一部ユーザー向けに先行提供開始すると発表しました。
企業のマーケティング部門においては、マーケティング支出の投資対効果(ROI)に関する説明責任、キャンペーン施策の増加や精度の改善、また、キャンペーン実施までのサイクル迅速化がますます求められており、限られた人員および予算の中で複数のマーケティング・プログラムを同時並行で実行し、適切に効果検証を行うための環境整備が急務となっています。さらに、広告代理店などの外部委託会社を含め効率的なクリエイティブコンテンツ(デザインやロゴなど)の管理を行い、外注費用を抑制することも課題とされています。
SAS Marketing Operations Managementは、マーケティングにおける業務プロセスの統合、予算の配分と実行管理、デジタルコンテンツの管理、マーケティングの効果測定および分析などの機能を包括的に提供する全社規模のマーケティング・ソリューションです。統合的なマーケティング管理プラットフォームをSaaS形式で提供し、マーケティング・プログラムのプランニング、実行、最適化をより容易に、効率的に行えるよう支援します。これにより、複数のチャネルをまたがったプログラムのワークフロー管理が実現し、キャンペーンの市場展開を迅速化できるとともに、社内および外部委託会社のリソースの最大活用とマーケティングROIの向上が可能となります。
SAS Marketing Operations Managementの特徴
・マーケティング予実管理・ROI管理
マーケティング予算の計画/登録や現場での費用支出の登録を簡易に行うことができ、売上実績などのデータを取り込むことで、マーケティングROIを確実に管理することが可能になります。
・迅速なキャンペーン実行と管理
キャンペーン実施の承認プロセスをワークフロー管理し、企画内容のレビューや承認を全てオンラインで完結できるため、キャンペーンの実施スピードを大幅に向上可能です。
また自社だけではなく、支社、販社、関連会社を含む、外部関連会社からのキャンペーンも登録/管理できるので、全社としてのキャンペーン実行状況を管理共有することが可能です。
・チャネル間での整合性が取れた顧客コミュニケーションの実現とコスト削減
本社や関連会社で実施されるキャンペーンのコンテンツ(メール本文、Webサイト、パンフレット、ダイレクトメール、CM映像など)を広告代理店と共有し、一元管理できるため、チャネル間での整合性がとれたより効果的なキャンペーンを実施することが可能です。また、コンテンツ制作の重複発注を削減する効果も期待できます。
・SaaSによるクイックスタートとシステムインフラのコスト削減
SaaS形式での提供により、短期間で利用開始が可能です。小規模ユーザーでの活用から始め利用状況に応じて全社的な活用に拡大していくこともできます。また、システムインフラなど初期コストの大幅な低減を実現します。
・ダイレクトマーケティングの自動化による大幅な効率化
SAS Marketing Operation Managementに登録したキャンペーンを、SASのキャンペーン管理ソリューション「SAS(R) Marketing Automation」と連携し、顧客データベースからのキャンペーンリスト抽出、キャンペーンの実施までを自動化する仕組みを構築可能です。人手を排したキャンペーンの実施環境により、キャンペーンの実施本数大幅アップにも対応することが可能です。
・顧客の声を評価指標として活用可能
ソーシャルメディア分析ソリューション「SAS(R) Social Media Analytics」で収集/分析した、インターネット上の“顧客の声”をデータとして取り込み、自社や製品に対する顧客の評価を定量的なKPIとして予実管理することが可能です。
統合マーケティング・マネジメントの必要性
Web上のクチコミやレビューなど「第三者の意見」が消費者の購買行動に直接的な影響力を強める一方で、従来型の広告効果はより限定的なものになりつつあります。顧客へのパワーシフトに起因するこれらの変化に企業が対応するためには、多様化し続ける顧客接点をすべての購買ステージで包括的に管理・分析し、重要な顧客接点にリソースを配分することが必要とされています。統合マーケティング・マネジメントにより、企業はマーケティングに関連するプロセス、テクノロジーを統合してファンクションの分断を解消し、統一されたメッセージによるブランド強化を実現できます。
提供開始時期
2012年第3四半期(※2012年3月15日より、一部ユーザー向けに先行提供開始)
<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の55,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名(http://www.sas.com/)
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
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