トランスコスモス株式会社へアプリ面のUnsafe ListとYouTube AdsのSafe Listを提供開始
PR TIMES / 2022年5月24日 15時45分
~アプリ内広告とYouTube広告にて、より安全な広告配信が可能に~
Momentum 株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:瀬戸 亮、以下モメンタム)は、アプリ広告向け配信非推奨リスト提供サービス「HYTRA DASHBOARD App Unsafe List」及びYouTube広告向け配信推奨チャンネルリスト提供サービス「HYTRA DASHBOARD Channel Safe List」を、トランスコスモス株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)へ提供開始しました。同時に、動画広告におけるアドベリフィケーションへの取り組みを積極的に行う広告代理店事業者を認定する「ACP Safe Video Ads」のパートナーとして同社を認定いたしました。
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■本取り組みの背景について
2018年の漫画村事件をきっかけに、日本国内でもインターネット広告のリスクについてはさまざまな問題が表出し、その対策が講じられてきました。インターネット広告が広告主の企業イメージや製品のブランドを毀損する可能性をもっていることは、広告主にとってデジタルマーケティングを加速する足枷になるだけではなく、インターネット広告業界全体の成長を妨げる要因になっています。
インターネット広告の中心であるプログラマティック広告の特徴として、膨大な広告配信対象メディアの中から、効果が出そうなサイト及びユーザーに対して広告が表示されるよう、ほぼ自動的に広告最適化がかかるという点が挙げられます。また、「広告キャンペーンの結果、どれくらい顧客が獲得できたのか」という広告の効果を可視化できると言う点も、オフラインの広告とは異なる点です。一方、同時に大量の広告が取引されるため、どこに広告が表示されているか管理することは容易ではありません。そこに、ブランド毀損や広告詐欺などのリスクが潜んでいます。コロナ禍によってWEB面に限らず動画や、アプリへのユーザーの接触機会も増え、それに伴い新しいリスクが顕在化してきています。
■これにより可能になること
トランスコスモスは、WEB面と比較して対策がなされていないことが多い動画広告・アプリ広告面のブランド毀損について先駆的に対策を行うことを決定しました。
まず、アプリにおいてはHYTRA DASHBOARD App Unsafe Listのβ版の段階から、著作権違反のアプリへの広告配信などのブランドリスクが顕在化してきている状況を踏まえて導入します。動画広告においては「HYTRA DASHBOARD Channel Safe List」を導入すると同時に、国内5社目となる「ACP Safe Video Ads」の認定を取得しました。
既に自社で行っていたブランド毀損リスクへの対策を一層強化し、WEB面、アプリ広告面とYouTube広告面、合計3種類のリストを包括的に活用することで、より安全な広告配信を提供できるようになりました。
Web Unsafe Listは、Momentumが持つデータベースの中から、著作権侵害系のサイトやアダルトサイトなどを含んだ配信除外推奨リストです。個別に配信タグや事前の設定などを行うことなく、Web Unsafe Listを広告配信対象から除外登録しておくだけで、Web面のプログラマティック広告でブランドセーフティを確保しつつ最大限の効果を発揮させることが可能になります。また、市場が拡大しているアプリへの広告配信において、App Unsafe Listでブランド毀損を引き起こす可能性のあるアプリを除外できます。動画広告では、Channel Safe Listを適用すれば、YouTube上のブランド毀損のないチャンネルのみに広告配信を行うことが可能になります。
プログラマティック広告配信の主軸になっているWeb、アプリ、YouTubeの3つのメディアで安全な配信を行うことができるようになります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11681/89/resize/d11681-89-2366684285eeb59488f6-1.jpg ]
◼︎「HYTRA DASHBOARD」について
「HYTRA DASHBOARD」は、「Web Unsafe List」及び「Channel Safe List」「HYTRA DASHBOARD App Unsafe List」の3種類のリスト提供サービスを備えた、包括的なインターネット広告のリスク対策ダッシュボードです。
・Web Unsafe List
HYTRA DASHBOARD Web Unsafe Listは、モメンタムが収集するデイリーで約1 億 URL もの膨大なウェブサイトから、独自の審査基準により解析し、ブランド毀損リスクにつながるウェブサイト、アドフラウドが頻出するドメイン及びURLをリスト化し、リアルタイムに更新・提供するダッシュボードです。解析は機械判定に加えて、専任のオペレーターによるダブルチェックを行った、高精度で豊富なリストが特徴です。
・Channel Safe List
HYTRA DASHBOARD Channel Safe Listは、YouTubeの動画情報を解析し、専任のオペレーターによるダブルチェックを行いMomentumの基準で作成した配信推奨チャンネルリストです。YouTubeは、日々新しいコンテンツが投稿されますが、その中には広告配信には適さない炎上系、ヘイト系の動画などが存在します。Channel Safe Listはそのような動画をのぞき、広告主のブランドセーフティを担保いたします。
・App Unsafe List
HYTRA DASHBOARD App Unsafe Listは、ブランドリスクのあるアプリ面を、世界最大級のアプリ調査・分析データを保有するdata.ai社の協力のもと、専任のオペレーターによるダブルチェックを行いMomentumの基準で作成した配信非推奨アプリリストです。これまでブランド毀損についてはWEB面、動画面にフォーカスされていましたが、アプリ広告におけるブランド毀損リスクも顕在化してきており包括的に対策を行えるようにするため開発を行いました。今春正式版のリリースを予定しています。
・認定プログラムの意義について
現在、アドベリフィケーションの手段が多様化しており、広告主にとって不十分なリスク対策でも、「リスク対策をしている」と言えてしまう状態になっています。つまり、広告主にとって本当に十分な対策をしている代理店の見分けがつきません。本認定プログラム「ACP Safe Video Ads」は、アドベリフィケーションベンダーが提供するデータを正しく活用し、広告主に対して信頼性の高いデジタル広告配信サービスを実現しうる広告代理店を認定するものです。
また、実際に、認定プログラム参画には、Momentumのサービスを活用するだけではなく、Momentumが主催する定期的な勉強会への参加が必須となります。定期的に最新情報などをインプットし、業務に活かしていただくことにより、他の代理店にはないノウハウや実績を獲得されています。本認定プログラムが、広告主にとって代理店を選定する時の一つの指標になれば幸いです。現在、アプリ面の認定プログラムについても準備を進めております。
モメンタムは今後も、日本のデジタル広告業界の健全化への取り組みを牽引する国内最大級のアドベリフィケーションソリューションカンパニーとして、無価値な広告をゼロにし、インターネット広告全体の価値を向上させていくというミッションのもと、アドプラットフォーム・広告主・広告代理店など、様々な企業のニーズにあわせたサービスの提供に尽力してまいります。
<株式会社トランスコスモスについて>
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界30カ国・173の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界48カ国の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。(URL: https://www.trans-cosmos.co.jp)
<Momentum株式会社について>
Momentum株式会社は、「無価値な広告をゼロにする」という理念のもと、国内で初のアドベリフィケーション事業者として創業されました。全方位型で精度の高いアドベリフィケーションソリューションの開発・提供を行い、インターネット広告環境の健全化を促進します。
インターネット広告環境の健全化の取り組みを行うことにより、全てのステークホルダーの長期的な発展を促すだけではなく、デジタルマーケティングに関わるリスク対策のコスト・工数の削減を実現し、ビジネスをより本質的な課題へ向き合わせるためのリソースを創出します。
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