国内最大規模の累計検体件数 10 万検体のデータベースを元に、腸内フローラ検査の判定値をさらにグレードアップ!
PR TIMES / 2024年4月2日 13時40分
株式会社サイキンソー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:沢井 悠、以下サイキンソー)は、腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」において、検査結果の判定値を決めるための検体を 1 万検体から 10 万検体へと拡大するとともに、これまでよりも「健常者」の基準を厳しく選定し、より厳選したデータから算出した新判定値を適用したことをお知らせします。新判定値は2024年4月1日より、検査結果に反映致します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/15042/89/resize/d15042-89-a01dd10f882db05ef0bb-1.png ]
背景
サイキンソーが提供する腸内フローラ検査サービス「マイキンソー」などを通じて収集した細菌叢検体は、 2023 年 10 月に 10 万検体を突破し、 2024 年 3 月時点で 12 万検体に到達しました。「細菌叢で人々を健康に」という企業理念のもと、これまでよりもさらに信頼いただける検査結果を提供していきたいと考え、 10 万人の腸内細菌叢のデータを元に今回の判定値改定に至りました。
新しい判定値を決めるための基準個体の定義について
新判定値では、 10万人の膨大な腸内細菌叢のデータを元に、「健常者(サイキンソーが考える”腸内環境が健康な人”)」を下記の 6 つの条件を満たす人と定義致しました。
■新判定値算出のために用いた健常者の定義
[表: https://prtimes.jp/data/corp/15042/table/89_1_4c7603678973b6081ae2f9a2a254e3b2.jpg ]
今回の判定値改定に伴う「健常者」の定義では、新たに、抗生物質の使用状況と喫煙習慣に関する項目を追加致しました。
抗生物質の使用や喫煙習慣がある方とそうでない方の腸内細菌叢を比較したところ、菌叢の状態が大きく異なっているということが分かりました。例えば、喫煙している方は、そうでない方に比べて、有用菌とされるビフィズス菌やフィーカリバクテリウム(酪酸産生菌)の占有率が少なく、要注意菌とされるフソバクテリウムの占有率が多いという傾向がみられました。
累計検体数が10万人を突破したことで、健常者の定義をさらに厳しく設定した場合でも十分な検体数を確保することができたため、今回の条件追加に至りました。
マイキンソーにおける判定値のポイント
マイキンソーの検査結果に用いる判定値は、検査を受けた全員ではなく、サイキンソーが定義した健常者の条件を満たす、” 腸内環境が健康な人 ” のデータを元に作成しております。
健常者に限定をして判定値を算出することで、ご自身の腸内細菌叢が ” 健康な状態の腸内細菌叢と比べてどういった状態であるのか ” が分かる検査結果を提供しています。今回の新判定値では、健常者の条件をこれまでよりも更に厳選したことで、より精度の高い健康な腸内細菌叢の指標を設定することができたと考えております。「細菌叢で人々を健康に」という企業理念のもと、今後も細菌叢データベースの構築と研究・解析を進め、マイキンソーの品質向上に努めて参ります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15042/89/resize/d15042-89-ca39fc4e0da57e86fbd1-0.png ]
担当者のコメント
株式会社サイキンソー プロダクト開発Div プロダクトマネージャー 桐山洋平
いつもマイキンソーをご利用いただき、ありがとうございます。みなさまのおかげで、2024年3月に腸内フローラ検査の累計検体数が12万件を超えました。蓄積されたデータと腸内細菌叢の研究成果を組み合わせることで、判定値の改定を行うことができました。腸内フローラの世界の中での前進の一歩としてお知らせをすることができ、とても嬉しいです。
私たちは、「腸内フローラは改善できる」と考え、改善の指針になれるように腸内フローラ検査を提供しています。今回の判定値改定の元になる「健常者(サイキンソーが考える”腸内環境が健康な人”)」とは、この時代の健康像を示すモノサシです。今回の改定で、より精度が上がったモノサシをみなさまが活用し、日々の健康づくりに役立てることができれば幸いです。
今後は、年齢や性別や生活習慣など様々なカテゴリーで層別化された分析を行い、よりその人に合った検査結果やアドバイスが提供できるように、研究・開発を進めていきます。今後のアップデートも是非楽しみにお待ちいただければと思います。
マイキンソーについて
自宅で誰でも簡単にできる腸内フローラ(腸内細菌叢)検査サービス。腸内フローラの良し悪しを5段階で評価する「腸内フローラ総合判定」の搭載に加え、ビフィズス菌や乳酸産生菌、酪酸産生菌、エクオール産生菌などの有用菌、肥満や大腸がんのリスクに関係がある要注意菌など10項目が確認できます。加えて、菌の項目に合わせて腸内環境を改善するためのアドバイスもお伝えします。全国 1,200 件以上の医療機関で受けられる「マイキンソー プロ(Mykinso Pro)」や乳幼児に特化した検査サービス「マイキンソー キッズ(Mykinso キッズ)」も展開しています。
・サービスサイト:https://mykinso.com/
・紹介動画:https://youtu.be/GtIxFi92RFA
会社概要
「細菌叢で人々を健康に」を企業理念に掲げ、腸内フローラをはじめとする常在細菌叢と心身の健康・疾患リスクとの関連を解明し、全ての人々の日常に個別最適な解を提供することで、誰もが自然と健康になれる社会を目指しています。その一環として、腸内環境の状態を把握することが健康維持・増進に繋がるとの考えから、自宅で手軽にできる腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を開発しました。日本人の大規模な菌叢データベースと高度なデータサイエンス技術を活用し、検査サービスの拡張やOEM開発、システム構築支援、匿名加工情報の研究利活用推進など、菌叢データに基づく事業を多角的に展開しています。
・会社名:株式会社サイキンソー
・設立 : 2014 年 11 月 19 日
・所在地:東京都渋谷区代々木 1 - 36 - 1 オダカビル 2 階
・代表者:代表取締役 沢井 悠
・主な共同研究先:大阪大学微生物病研究所
・HP :https://cykinso.co.jp/
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