2024年ファミリーマート&むすびえこども食堂基金 活動のご報告 ~延べ 1,719団体に総額 99,831,219円を助成~
PR TIMES / 2024年12月13日 16時15分
こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会の実現を目指して活動する「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)」(事業所:東京都渋谷区、理事長:湯浅誠)は、ファミリーマート「夢の掛け橋募金」(店頭募金)をお預かりし、「ファミリーマート むすぶ、つながる、こども食堂応援プロジェクト」を推進しております。
2024年もこども食堂への助成事業を実施しました。
年間4回の公募(春募集、秋募集、冬募集、スタート応援助成)を通じて、全国延べ1,718団体に総額99,831,219円を助成。こども食堂の皆さまの活動を幅広く支援しました。
■ 助成事業の概要
本事業は、こども食堂の継続運営や新規立ち上げを支援するものです。2024年は、以下の4つの助成事業を実施いたしました。
・春募集:
活動継続支援(会場費、設備費、ボランティア謝金等)助成(最大15万円)
採択団体数:189団体
助成金額:27,124,314円
・秋募集:
活動継続支援(食材費、消耗品費等)助成(一律15万円)
採択団体数:304団体
助成金額:45,600,000円
・冬募集:
冬のおくりもの助成(約1万円分のギフトカード助成)
採択団体数:1004団体
助成金額:10,066,400円
・スタート応援助成:
新規こども食堂の立ち上げ支援
採択団体数:221団体
助成金額:17,040,505円
■ 2024年の成果
助成団体数: 延べ1,718団体
助成金総額: 総額99,831,219円
■ 採択団体の声
助成金で実施した活動やその成果の一部をご紹介します。
冷蔵庫と炊飯器を購入させていただきました。
おかげさまで最大で200食位数量が増えても対応可能となりました。
また、新しい冷蔵庫も現在まで利用していたものと比べ収納のスペースも多くなり食材の保管もしやすくなりました。大変嬉しく思っております。
(春募集 北海道・陽向ぼっこ食堂)
活動を通じて、参加者や地域にいくつかの素晴らしい変化が見られました。例えば、ある保護者の方からは「普段は偏食だけど、ここでは野菜も食べます」と嬉しい報告をいただきました。また、この場所を知ったことで友だちが増えた子どもや大人もおり、新しい交流の場としての役割も果たしています。さらに、ギター好きな子どもがこの食堂に興味を持ち、積極的に参加するようになるなど、文化的な興味を育む場としても貢献できました。
(秋募集 愛知県・かがよひ食堂)
近所のお米やさんで、頂いたお米券を使用して金額分のお米を購入しました。カレーライスを提供しています。お米が沢山あったので、思う存分こどもたちにお代わりをしてもらえました。
(冬募集 和歌山県・放課後食堂)
地域を見わたして、学校と家庭以外に子どもが集まれる、もしくは親子で活動できる場が無いことを知り必要性を確信していました。実に0才から90代までいろんな属性の方が一堂に会することができました。地域の方からは、「いやぁ、よくやってくれた」「こうした場ができて嬉しい」とお声をいただきました。
(スタート応援 新潟県・清里いばしょベースCha-ya)
■ 株式会社ファミリーマートからメッセージ
むすびえとともに今年もたくさんの新たなこども食堂の誕生のきっかけづくりや
既存のこども食堂の応援ができたことを大変嬉しく思っています。
今後もともに新しいことに挑戦し、地域を笑顔にする活動を続けていきたいと思います。
■ むすびえ理事長 湯浅誠から
2024年、こども食堂は10,000箇所を超え、公立中学校数よりも多くなりました。まだコンビニの5万店舗には届きませんが、着実に「地域社会のインフラ」として発展しつつあります。コンビニが人々の暮らしになくてはならないものになっているように、こども食堂も地域みんなの暮らしを支える「あってあたりまえ」のものとなるよう、むすびえとして微力ながら尽力し続けたいと思います。ファミリーマートのご支援ご協力に深く感謝するとともに、全国でこども食堂を立ち上げ、運営されている皆さんのご尽力にも深く感謝します。本当におつかれさまです。そして、ありがとうございます!!
■ 今後の取り組み
2025年も引き続き、こども食堂の皆さまの活動を支援し、お困りごとに寄り添った内容の助成事業を計画してまいります。
【こども食堂 について】
地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂。各地で自発的に運営され、多くは子どもを中心に幅広い世代の人たちが食を通じて交流する「みんなの居場所」となっています。地域のにぎわいづくりや高齢者の生きがいづくり、孤独孤立や貧困などの課題の改善にも寄与しています。制度の裏付けはありませんが、箇所数は10,866(2024年12月発表。むすびえ、地域ネットワーク団体調べ)あることが明らかになっています。(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は約4,000カ所。)
わたしたちが大事にしていること https://musubie.org/precious/
【認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ について】
代表者 : 理事長 湯浅 誠(社会活動家・東京大学特任教授)
所在地 :〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F
設立:2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得、10月グッドガバナンス認証取得)
むすびえは、「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」をビジョンに掲げ、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。具体的には、各地域でこども食堂を支える地域ネットワーク団体を支援すること、何か社会に貢献したいと考えている企業・団体とつながりこども食堂へ支援を届けること、こども食堂が社会の「あたりまえ」となり、より多くの子どもたちがアクセスできるようになるために必要な調査・研究と啓発を行っています。2023年度は、のべ1,919団体に約5.2億円の助成を行った他、企業等からの物資等支援をのべ9,616団体へ仲介しました(売価計算で約3.8億円)。
https://musubie.org/
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