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探索的データ分析ソフトウェアJMP、最新バージョン「JMP 10」を発表

PR TIMES / 2012年3月21日 14時22分

探索的データ分析ソフトウェアJMP、最新バージョン「JMP 10」を発表
~データの可視化、高度な統計分析機能を強化~


ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下:SAS)は、探索的データ分析ソフトウェア「JMP(ジャンプ)」の最新バージョン「JMP 10」の販売を2012年4月2日より開始すると発表しました。

JMP 10では、従来のバージョンと比べ、より、直感的かつ対話的に、迅速に分析を進めることができます。対話的にグラフを作成するグラフビルダーの機能が向上し、利用できるグラフの種類が追加されました。アイコンパネルから目的のグラフを選択することで、グラフ作成やカスタマイズが容易に行えます。さらに、iPad上でもこのグラフビルダーアプリケーションによりデータ分析を行えるようになりました。また、高度な統計分析を行うユーザー向けの「JMP Pro」においては、モデルを比較する機能や、ブートストラップ法が追加されました。

米国SAS Institute Inc.の共同設立者および上級副社長であるジョン・ソール(John Sall)はJMP 10について、「新機能によって、JMPは一層魅力的になりました。より幅広いユーザーが、今までよりも迅速に分析を行えるようになるでしょう。データを素早く簡単に理解できれば、それだけ意思決定が迅速になるのです」と述べています。

JMP 10の主な新機能は以下のとおりです。

データの視覚化がより効果的に
ドラッグ&ドロップ操作で直感的にグラフを作成する機能、グラフビルダーが追加されました。グラフビルダーにより、データを探索し、グラフの種類の変更もより簡単に行えます。

データの列指定やフィルタリング
列スイッチャーにより、レポートを再起動することなく、分析に使用する変数を変更できます。また、ローカルデータフィルタにより、分析対象とするデータのフィルタリングをレポートごとに実行できます。

品質管理と信頼性分析
製造業で多く利用される、管理図、信頼性分析、測定システム分析において機能が拡張されました。管理図ビルダーでは、描画したい列をグラフ上にドラッグ&ドロップすることで対話的に管理図を作成できます。また、信頼性分析において、製品の返品コストを予測する機能(信頼性予測分析)、修理対象となる製品の平均故障間隔を算出する機能(信頼性成長分析)が追加されました。

非線形モデルやPLS
JMP 10の非線形回帰プラットフォームでは、製薬業や生態学で利用されるいくつかの非線形モデルがあらかじめ提供されています。この機能により、モデルの計算式や、反復計算の初期値をあらかじめ指定することなく、非線形回帰モデルを推定できるようになりました。

実験計画の機能
既存の実験計画における最適性を評価できるようになりました。これにより、伝統的な実験計画や、独自に作成した計画が、D最適基準やI最適基準で見た場合にどの程度優れているのかを評価できます。

プログラミング機能
アプリケーションビルダーが追加され、JMPスクリプト言語(JSL)のアプリケーションを独自に作成できるようになりました。作成したアプリケーションは、アドインビルダーを用いて容易に共有できます。また、JMPスクリプト言語の開発環境も、新しいデバッガやログも同時に表示できるエディタにより、従来より使いやすくなりました。

JMP Proにおける新機能
高度な統計分析を行うユーザー向けのソフトウェアであるJMP Proには、作成した予測モデルを比較するプラットフォームが追加されました。さまざまなモデル化においてモデルを検証する機能が強化され、またブートストラップ法も追加されました。

JMP 10には以下のようなユーザーからのコメントが寄せられています。

「管理図ビルダーをとても気に入りました!工程データの可視化にとても便利です。この機能はまさに場外ホームランです」
US Synthetic社 シニアリサーチエンジニア Jason Wiggins氏

「JMP Proでは、簡単なマウス操作でブートストラップ法を行えます。実に素晴らしいアイデアです。統計学の実践においても、また授業においても、私に大きな変化をもたらしました。この『ワンクリック操作』のブートストラップを使えば、これまでよりも迅速で効率的な分析が実現できるでしょう」
スタンフォード大学 統計学教授Bradley Efron氏

「アプリケーションビルダーは優れたツールです。JMPスクリプト言語を習得する時間がない人にも、大きく門戸を広げました。ダッシュボードの作成に役立つ機能です」
GE Aviation社 マスターブラックベルト S. Jeff Heslop氏


JMP 10リリース記念キャンペーン

JMP 10リリースを記念して、2012年4月2日より5月15日までの期間限定で(※1)、JMP 10.0パッケージ(シングルユーザーライセンス)を特別価格にて購入可能な「JMP 10リリース記念キャンペーン」を実施します。
今回のキャンペーンで販売するJMP 10.0は、米国で出荷開始となる製品と同一で、ソフトウェア本体の日本語表示、および日本語のデータ入出力に対応しています。(※2)
2012年第4四半期(予定)より無料ダウンロードを開始する「JMP 10.0.2メンテナンスアップデート」を適用することで、ドキュメントやヘルプも含めた完全日本語版として、継続して利用可能になります。完全日本語版のJMP 10.0.2パッケージ(シングルユーザーライセンス)は、2012年第4四半期より発売する予定です。

※1 5月15日ご注文到着分まで。
※2 オンラインドキュメント(PDF)およびヘルプは英語となります。


JMP 10リリース記念キャンペーン価格

一般ユーザー
新規購入
2012 年 5月15日までの特別価格:税込 199,500円
2012年5月16日以降の通常価格:税込 220,500円

アップグレード(※)
2012 年 5月15日までの特別価格:税込 94,500円
2012年5月16日以降の通常価格:税込 105,000円

アカデミック ユーザー
新規購入
2012年 5月15日までの特別価格:税込 71,400 円
2012年5月16日以降の通常価格:税込 81,900円

アップグレード(※)
2012年 5月15日までの特別価格:税込 31,500円
2012年5月16日以降の通常価格:税込 37,800円

※ JMP 10の アップグレード対象は、JMP 9のみです。
キャンペーンの詳細、ご注文は http://www.jmp.com/japan/landing/jmp10camp.shtml をご参照ください。


JMP 10 新機能ご紹介セミナー

JMP 10の新機能をご紹介する無料オンラインセミナーを、下記の要領にて開催します。
・開催日時
2012年3月28日(水) 15:00~16:00
2012年3月29日(木) 17:00~18:00
※ 2回とも同内容

・内容
JMP 10の新機能

・視聴環境
インターネットに接続されたPC(スピーカーまたはイヤホン搭載)

オンラインセミナーの詳細、お申し込みは
http://www.jmp.com/japan/about/events/semi201203jmp10.shtmlをご参照ください。


JMP 10動作環境

●Windows
OS:
32 bitまたは 64 bit版※Windows XP (Service Pack 2以降)
Windows Vista (Home Basicエディションを除く)
Windows Server 2003 Service Pack 2
Windows Server 2008
Windows 7 (スターターおよびHome Basicエディションを除く)

CPU:
32 bitシステム: x86プロセッサ
64 bitシステム(※): x64 プロセッサ

RAM:
32 bit システム:1 GB以上(推奨 2 GB)
64 bitシステム(※): 4 GB以上推奨

ドライブ領域 :
最低600 MBの空き領域

●Macintosh
OS:
Mac OS X 10.5以降(10.7 を含む)
オンラインヘルプを使用する、またはSASと接続する場合はMac OS X 10.6以降

CPU:
32 bit システム:Intelプロセッサ
64 bitシステム(※): 64-bit Intelプロセッサ

RAM:
32 bitシステム:1 GB以上(推奨2 GB)
64 bitシステム(※): 4 GB 以上推奨

ドライブ領域 :
最低500MBの空き領域

※ JMP 64-Bit EditionおよびJMP Proのみ


<JMPについて>
JMPは、1989年に米国で販売が開始されて以来、主に企業の製品企画開発部門や品質管理部門、データ分析担当者や医師、大学および公共の教育、研究機関などにおいて統計学のリファレンス的ソフトウェアとして利用されてきました。
日本では1990年に販売が開始されて以来、主に製造業の品質管理やデータ分析を行う部門や、医師、大学および公共の教育、研究機関のユーザーに支持され、毎年2桁の伸びでユーザー数を増やしてきました。2001年以降、JMPの日本語版を市場に投入し、より多くの日本のユーザーに提供できるよう努めています。( http://www.jmp.com/japan/

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の55,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。


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