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東京都との港湾施設における国内最大規模のフィルム型ペロブスカイト太陽電池の検証について

PR TIMES / 2024年5月24日 15時45分



[画像1: https://prtimes.jp/i/99121/90/resize/d99121-90-b9e2a402a614793bd507-0.png ]

 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤敬太、以下「当社」)は、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実装に向けた取り組みを東京都と進めています。この度、東京国際クルーズターミナルへのフィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置が完了、国内最大規模(2024年5月24日現在、当社調べ)となる港湾施設での検証を開始しました。
 今後、2025年3月28日までを目途に、検証を通じて、耐風圧や塩害に対する耐久性などの確認を行っていきます。

【ご参考1.】 共同事業内容
 1)実施場所
   東京国際クルーズターミナル 4階デッキ部
   住所:東京都江東区青海2丁目地先
 2)目的
   港湾施設は、脱炭素社会の実現に貢献する重要な潜在市場の一つであると考え、適用性を検証します。
   発電した電気は蓄電池に充電し、TOKYOサインの点灯に活用します。                                  
 3)役割分担
   東京都:総合調整および設置場所の提供など
   当 社:研究計画の策定、ペロブスカイト太陽電池の設置、計測および分析、港湾施設への適用に向けた
       研究開発など
[画像2: https://prtimes.jp/i/99121/90/resize/d99121-90-9145d18aa22430fb588e-2.png ]

                  設置したペロブスカイト太陽電池
[画像3: https://prtimes.jp/i/99121/90/resize/d99121-90-1ed1298b0b93cde1448d-3.png ]

                 東京国際クルーズターミナルと設置場所

【ご参考2.】 フィルム型ペロブスカイト太陽電池の今後の展開
 当社では、独自技術である「封止、成膜、材料、プロセス技術」を活かし、業界に先駆けて屋外耐久性10年相当を確認し、30cm幅のロール・ツー・ロール製造プロセスを構築しています。さらに、同製造プロセス による発電効率15.0%のフィルム型ペロブスカイト太陽電池の製造に成功しています。
 本件をはじめ、各種用途への設置を通して技術実証と設置・施工方法の確立を進めています。並行して、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金を活用し、1m幅での製造プロセスの確立、耐久性や発電効率のさらなる向上に向けた開発を進め、2025年の事業化を目指します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/99121/90/resize/d99121-90-cda2393fd1c1b59b279a-1.png ]

【ご参考3.】
 フィルム型ペロブスカイト太陽電池に関するこれまでの当社リリース一覧
 https://www.sekisui.co.jp/news/PSC/
                                                 以上

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