日本のサービス産業の海外進出と課題-中小・中堅、地方企業の事例をふまえて

PR TIMES / 2014年12月25日 19時15分

イノベーションワークショップ2014「グローバル競争を勝ち抜く企業経営~変革への挑戦」第4回

フューチャー イノベーション フォーラム(略称=FIF、代表=牛尾治朗・ウシオ電機株式会社会長、金丸恭文・フューチャーアーキテクト株式会社会長兼社長)は、12月11日にイノベーションワークショップ2014の第4回を開催しました。本ワークショップは次世代リーダーの育成と業界を超えた企業同士の交流を深める場として2007年にスタートしました。本年は「グローバル競争を勝ち抜く企業経営」をテーマに、グローバル企業のビジネスモデルや人材、ITの活用事例などを学び、議論を重ねてきました。
シリーズ最終回となる今回は、日本貿易振興機構(ジェトロ)の北川浩伸様に「日本のサービス産業の海外進出と課題~中小・中堅、地方企業の事例をふまえて」と題し、日本企業が海外進出するうえでの重要なポイントを示唆いただきました。




【開催概要】
 講演者:日本貿易振興機構(ジェトロ)総務部総務課長 兼 生活文化・サービス産業部主査 北川浩伸
 テーマ:日本のサービス産業の海外進出と課題~中小・中堅、地方企業の事例をふまえて
 コーディネーター:明治大学 経営学部 教授 大石芳裕
 日 時:2014年12月11日(木) 18:00 ~ 20:50
 会 場:フューチャーアーキテクト株式会社

【講演概要】
日本企業の海外進出といえば自動車や電機など製造業のイメージが強いが、近年は流通や小売、外食、教育といったサービス産業でも海外を目指す企業が増えている。少子高齢化で日本の市場が縮小傾向にあるなか東南アジアや中国に活路を求め、中小・中堅、地方企業でも進出を加速させている。こうした企業の戦略や課題について事例を紹介しつつ、日本企業が海外進出するうえでの重要なポイントを示唆する。

◆サービス産業の海外進出の現状
日本は「ものづくり大国」と言われるが、サービス産業のグローバル化を対外直接投資額でみると非製造業は製造業を上回っており、産業別就業者数も第3次産業の就業者は、第1次、第2次産業をはるかに上回っている。個別の業界においても外食産業の市場規模をはじめ、アパレルの家庭消費規模や百貨店の売上高など国内市場は縮小している。一方、ASEAN諸国は人口増加もさることながら、2014年のGDP成長率の見通しは各国とも日本を上回り、消費支出も急速に伸びている。
日本のサービス産業の海外展開を積極的に支援していくための基礎資料としてジェトロが2012年に実施した「サービス産業の海外展開実態調査」の結果では、企業が最も重視している海外進出先都市として1位に上海、2位にバンコク、3位に大連が入ったが、2010年の前回調査で上位10都市にも入っていなかったジャカルタが4位に浮上した。それだけアジアのマーケットの変化は急速であり、B to Cのビジネスであれば特定都市のマーケットに着目することが非常に重要になってくる。さらに近年は中小企業の海外展開が活発であり、今後もますます増えていくだろう。

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