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1945年8月19日。満州から妻を同乗させ、飛び立った特攻兵がいた。『妻と飛んだ特攻兵』

PR TIMES / 2013年6月19日 11時2分

株式会社 角川書店



一九四五年八月十九日、満州。「神州不滅特別攻撃隊」、女性と特攻。これは史実である。関東軍がソ連への全面降伏を決めた後も、ソ連軍の侵攻は止まらなかった。

谷藤徹夫少尉含む、11名で結成された陸軍、関東軍の特攻隊。居留民虐殺を偵察中に見た彼らは、居留民の脱出時間を確保するため、また教官として、年端もいかない教え子を「俺もあとから行く」と特攻に送り出し続けた責任を背負うため、有志による特攻を決めた。
谷藤徹夫の妻・朝子は、夫への同乗を願い、8月19日、共に特攻した。戦後、軍紀違反のため、“幻の特攻隊”とされ、歴史の影に追いやられてきた存在である。

『妻と飛んだ特攻兵 ―8・19 満州、最後の特攻―』では「最後の特攻は、8月15日の沖縄ではなく、8月19日の満州」「特攻は降伏命令に反したもので、さらに2名、女性を同乗させた軍紀違反」「軍紀違反のため、残された家族は戦没者遺族にも認定されていなかった」などの歴史秘話が明らかになる。


【各章の内容】

第1章 開戦――東條内閣、倒閣へ動く
第2章 結婚――航空将校となり、満州へ赴く
第3章 満州――関東軍、謀略をめぐらす
第4章 帝国――皇帝・溥儀、傀儡となる
第5章 夫婦――飛行教官として教え子を見送る
第6章 特攻――谷藤徹夫、朝子と征く


『妻と飛んだ特攻兵 ―8・19 満州、最後の特攻―』

豊田正義 定価1680円(税込)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321205000029


写真提供:小原真知子、鮫島美知子、吉田ひろみ(谷藤家遺族)

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