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オングリットホールディングス株式会社との資本業務提携に関するお知らせ

PR TIMES / 2023年2月8日 18時15分



 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下、ウイングアーク1st)は、 オングリットホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:森川 春菜、以下、オングリット)と資本業務提携契約を締結しましたのでお知らせします。

 ウイングアーク1stは、2月28日付でオングリット株式の41,025株(発行済株式総数に対する割合:19.3%)を取得します。

【資本業務提携の背景】
 現在、国内での高度成長期以降に整備された橋梁やコンクリート構造物、道路付属物などの社会資本の多くが建設後50年以上を経過し、今後20年間で加速度的に老朽化が進む見込みであり、一斉に老朽化するインフラを戦略的に維持管理・更新することが求められています。加えて、深刻な人手不足や建設業の2024年問題(働き方改革関連法の適用による、時間外労働の上限規制の施行)が重なり、構造物の維持管理における点検業務の領域においても、デジタル化や省人化が喫緊の課題となっています。

 このような環境下、当社は2022年1月に公表した、中期経営方針においてDXを推し進める業種・業務ソリューションの拡充を掲げており、本提携は、建築・土木におけるクラウドサービスの展開を目的としたものです。

 オングリットは、構造物点検の業界において、業務ノウハウとテクノロジーを駆使して就職弱者の参画を促し、社会課題解決の事業ビジョンを掲げるスタートアップ企業です。構造物の点検業務に関連するロボット開発や人工知能システム(AI)を開発し、国土交通省の「有望な技術」30選※1)での選出など高い評価を得ています。

今後、ウイングアーク1stのデータの活用を促進するソリューションであるBIダッシュボード「MotionBoard」やデータ活用基盤「Dr.Sum」等を活用し、オングリットのロボットを使った構造物点検のデータを連携させ、蓄積されたデータを活かした、現状把握やメンテナンスに役立てる業種特化型のサービスの提供を予定しています。本サービスの展開により、政府による点検業務におけるアナログ規制改正※2)の後押しと共に、建設・土木業界におけるDXをもたらすことを期待しています。


[画像: https://prtimes.jp/i/53341/91/resize/d53341-91-9c0fb7b024a3d37057ee-0.png ]



■オングリットホールディングス株式会社の概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/53341/table/91_1_ab9d3f53d7e31ac2d54b8fd071cdf2c8.jpg ]



※1)国土交通省:新たな道路照明に関する技術公募結果の公表について
https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000812.html

※2)デジタル臨時行政調査会による、デジタル技術の活用を阻む約1万条項の「アナログ規制」を廃止する法案。アナログ規制は2024年6月までに廃止を見込む。

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