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長崎の離島、壱岐島で猫100頭に無料不妊手術を実施

PR TIMES / 2024年9月10日 12時15分

ー島内で増え続ける猫と共生の道を探りたい。命の問題に取り組む壱岐市からのSOSー

犬や猫の殺処分ゼロの実現を目指す公益財団法人どうぶつ基金(所在地:兵庫県芦屋市、理事長:佐上邦久)は、長崎県壱岐市(所在地:長崎県壱岐市、市長:篠原一生氏)から要請を受け、島内に臨時で開設する動物病院において、野良猫や多頭飼育の飼い猫100頭に無料で不妊手術を行います。



[画像1: https://prtimes.jp/i/33795/92/resize/d33795-92-d7098c8e44904ba88027-0.jpg ]

人口約2万4千人の島で起きていること
壱岐市は2022年7月にどうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業(※」に参加し、無料不妊手術チケットを使用して野良猫のTNRに取り組んできました。しかし、約2万4千人が住む島には動物病院がたった2件しかありません。2件の動物病院は、毎日犬・猫等の動物の対応に追われているため、無料不妊手術チケットを受け入れることが難しく、船を利用して福岡県の動物病院に猫を運ぶしかありません。
TNRが猫の繁殖スピードに追い付かず、野良猫の数は増加する一方。野良猫が増えている地区は野良犬も多く、子猫が襲われて命を落とすこともあります。また、多頭飼育崩壊や高齢者が猫を複数頭飼育していることも多く、そのほとんどが未手術で今後さらに頭数が増えていくことが予想されています。

※さくらねこ無料不妊手術事業についてはこちら
https://www.doubutukikin.or.jp/activity/sakuraneko-surgery/

壱岐市からのSOS
壱岐市は、市独自で飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用への補助事業を行っているものの利用者は少なく、対応が難航しています。また、多頭飼育世帯においても費用や年齢が壁となり、不妊手術が行われないまま年々子猫が生まれ続けています。
この状況を何とか打破したいと強く願う壱岐市からの協力要請を受け、どうぶつ基金は、野良猫の繁殖を止めて共生していくためのTNRと多頭飼育崩壊(予備軍を含む)の飼い猫の不妊手術を実施することを決定いたしました。
以下の日程で、100頭の猫に不妊手術とワクチン投与、ノミ駆除薬投与を行い、その費用はすべてどうぶつ基金が負担いたします。

【壱岐市一斉TNR 詳細】
日程:2024年9月26日(木)~9月30日(月) ※手術は26日午後~29日の予定

場所:長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦85-7(旧しんぎょれん)

予定頭数:100頭

申請者:壱岐市



[画像2: https://prtimes.jp/i/33795/92/resize/d33795-92-a048612245980169fec7-1.jpg ]


壱岐市長を表敬訪問
どうぶつ基金理事長の佐上邦久が、手術期間中の9月27日(金)15時に篠原一生市長を表敬訪問いたします。
壱岐市は人口も多く、不妊手術を必要とする猫はまだたくさんいます。問題解決に向けて、これからどうぶつ基金としてどのような協力ができるか、また、壱岐市として今後どのような対策を行っていくのか等、行政トップである市長と意見交換を行う予定です。

今回の一斉TNRは動物愛護週間に実施いたします。
猫との共生、そして多頭飼育崩壊の解決と防止を目的とした今回の事業が、壱岐市の皆様のTNRに対する理解促進と動物愛護の啓発になると信じております。

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