【松江哲明監督最新作「フラッシュバックメモリーズ 3D」が東京国際映画祭コンペティション部門に出品決定!】
PR TIMES / 2012年9月20日 18時40分
松江哲明監督最新作「フラッシュバックメモリーズ 3D」が東京国際映画祭コンペティション部門に出品決定!
神様 この記憶だけは消さないで下さい
本作品は1月にスペースシャワーTVで2D版がオンエアされ大反響を呼んだ映像作品「フラッシュバックメモリーズ」の3Dバージョン(製作/宣伝:株式会社スペースシャワーネットワーク、配給:スポッテッドプロダクションズ)。この作品は当初から3D公開されることを前提に製作されており、本質的にはこの3D劇場版こそが松江監督が当初から考えていた完成形であると言えます。
この度、世界中の良質な作品をセレクトすることで定評のある第25回東京国際映画祭(以下TIFF)のコンペティション部門に本作品が出品されることが決定しました。(コンペティション部門とは、世界中の1332本の審査対象作品から15本だけが上映されるTIFFのメイン部門であり、最高賞の東京 サクラ グランプリ対象となる部門です。)
「フラッシュバックメモリーズ3D」とは・・・
2009年11月26日に首都高速で追突事故に遭遇したGOMAは、記憶の一部が消えてしまったり新しいことを覚えづらくなるという高次脳機能障害の症状が後遺し、後にMTBI(軽度外傷性脳損傷)と診断された。一時はディジュリドゥが楽器であることすらわからないほど記憶を失っていたGOMAがリハビリ期間を経て徐々に復活する過程を、GOMAと妻すみえの日記を交えて振り返りつつ、突然異なる映像が頭の中に飛び込んでくる症状「フラッシュバック」をアニメーションで表現。WWWで行なわれたGOMAのスタジオライブの模様と過去映像、そしてフラッシュバックが共存する、文字通り「全く新しい形の3D 映像作品」であり、まぎれもない「家族愛の物語」である。
●松江哲明監督からのメッセージ
ドキュメンタリーは「現在」しか記録することができない。そこが劇映画と決定的に違う点だ。GOMAは交通事故に遭ってから多くの過去を無くし、新しい記憶を維持することさえ困難となった。現に彼は本作の撮影時のことを覚えていない。今を生きる彼をドキュメンタリーの手法で撮影することは必然だったが、彼が無くした過去も「現在」として同時に表現しなければいけない、と僕は考えた。そのためには3Dをパーソナルな表現として捉え、立体感や奥行きをレイヤーとして認識する必要があった。本作がジャンルとしてのドキュメンタリーに当てはまるかは分からない。だがGOMAと出会ったことによって生まれた「映画」であることは間違いないと思う。
●松江哲明プロフィール
1977年、東京都生まれ。99年、日本映画学校(現・日本映画大学)卒業制作として監督した『あんにょんキムチ』が、99年山形国際ドキュメンタリー映画祭「アジア千波万波特別賞」、「NETPAC特別賞」、平成12年度「文化庁優秀映画賞」などを受賞。
その後、『カレーライスの女たち』『童貞。をプロデュース』など刺激的な作品をコンスタントに発表。2009年、女優・林由美香を追った『あんにょん由美香』で第64回毎日映画コンクール「ドキュメンタリー賞」、前野健太が吉祥寺を歌い歩く74分ワンシーンワンカットの『ライブテープ』で第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞、第10回ニッポン・コネクション「ニッポンデジタルアワード」を受賞。著書に『童貞。をプロファイル』『セルフ・ドキュメンタリー―映画監督・松江哲明ができるまで』など。
●予告編
http://youtu.be/lVdqf-7RYHo
●HPアドレス
flashbackmemories.jp
●劇場情報
第25回 東京国際映画祭にてワールドプレミア3D上映
2012年11月16日(金) 「爆音3D映画祭」@吉祥寺バウスシアターにてクロージング作品として3D上映
2013/早春 新宿バルト9にて 3D上映 1週間限定レイトショー
●イベント情報
11/23(祝)渋谷WWWにて公開記念イベント「フラッシュ”ライブ”メモリーズ」開催決定!
GOMA& The Jungle Rhythm SectionのライブにVJ:rokapenisによって再構築&投影された「フラッシュバックメモリーズ」が加わり、映画とはまた違った体験をお約束します。
日時:11/23(金) 18:30 open / 19:00 start
LIVE:GOMA& The Jungle Rhythm Section
VJ:THE RKP a.k.a rokapenis
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