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商船三井から国内初のLNG燃料フェリー受注

PR TIMES / 2019年12月27日 13時25分

~三菱造船、2023年にかけて順次2隻を完成・引渡し~

◆ これまでに培った液化ガス船の技術を活用してLNG燃料フェリー建造に対応
◆ 在来フェリー燃料の船舶用重油と比べ、発熱量あたりのCO2排出量が20%以上減少し、SOxの排出量がほぼゼロに



[画像: https://prtimes.jp/i/25611/95/resize/d25611-95-177277-0.jpg ]

三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:大倉 浩治、本社:横浜市西区)は、国内初のLNG燃料フェリー2隻の建造で、株式会社商船三井(社長:池田 潤一郎、本社:東京都港区)と契約を締結しました。本船は下関造船所で建造され、2022年末から2023年前半にかけて順次完成・引き渡される予定です。その後は、株式会社フェリーさんふらわあ(社長:赤坂 光次郎、本店:大分県大分市)が運航する大阪~別府航路に就航します。

本船は、長さ約199.9m、幅28.0m、総トン数約1万7,300トン、最大旅客定員数763人で、13mトラック約136台および乗用車約100台の積載能力があります。主機関は、国内フェリー初となるLNG(液化天然ガス)とA重油それぞれを燃料として使用できる高性能デュアルフューエルエンジンを搭載し、CO2の排出量が従来比20%削減、SOx(硫黄酸化物)の排出量がほぼゼロという優れた環境性能を達成して環境負荷の低減をはかります。

また、既存船に比べて車両区画はトラックの積載台数を大幅に増やし、客室区画はドライバーズルームの拡充や定員一人あたりの面積を大幅に拡大するとともに、大浴場とレストランの拡大や3層吹き抜けのアトリウムをはじめとしたゆとりある開放的なパブリックスペースを設置するなど、モーダルシフトへの対応やカジュアルクルーズ進化の提供に貢献します。

三菱造船では、今後も引き続き、燃費性能・環境性能に優れ、お客様の安定運航に資する貨客船や輸送船の建造と環境負荷低減技術の提供により、お客様とともに多様な課題を解決し、海上交通の活性化と環境保全に貢献していきます。

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