アルテラ、次世代データセンターの開発に向けて、IBM OpenPOWER Foundationに参加
PR TIMES / 2014年3月25日 17時5分
・OpenPOWER所属メンバー企業と協力し、IBM POWERアーキテクチャを利用したFPGAベース・コンピュータ・ソリューションを提供
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO 兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間3月24日 (日本時間:3月25日)、IBMのPOWERマイクロプロセッサ・アーキテクチャを利用したオープンなアライアンスである「IBM OpenPOWER Foundation」に参加することを発表しました。
アルテラは、IBMおよびその他のOpenPOWER Foundationの参加企業と協力して、次世代データセンターでの使用を目的とした、IBM POWER CPUとアルテラのFPGAベース・アクセレレーション技術を統合した高性能コンピュータ・ソリューションを開発してまいります。
FPGAは、POWERユーザーに、非常に高い性能を低消費電力で実現することで、システム設計者の運用コスト削減に貢献するコア・コンピュータ・コンプレックス内のコンフィギュレーション可能なハードウェア・アクセレレータを提供します。すでに、IBMとアルテラはPOWER8プロセッサおよびアルテラのStratix(R) V FPGA間のコヒーレント・インタフェースの開発で協業しています。両社の協業により、アルテラのArria 10およびStratix 10 FPGA & SoCの高い性能を、次世代POWERベース・システムに活用できるロードマップが開発者に提示されたことになります。開発者は、アルテラのOpenCL用SDKを利用して、高性能コンピュータ・ソリューションとして、IBM Power CPUをアルテラのFPGAに統合することができます。
アルテラの防衛、産業、コンピューティング機器部門担当シニア・バイスプレジデントのジェフ・ウォーターズ(Jeff Waters)は、「OpenPOWER Foundationは、次世代のビッグデータやクラウド・コンピューティング・アプリケーションの能力を高める拡張されたオープンな技術群を開発者に提供することで、技術革新を促進します。IBMおよびその他のOpenPower Foundationメンバー企業との協業により、当社は広範な高性能コンピュータ・アプリケーションにおけるFPGAの利用を普及させることが可能になります」と述べています。
OpenPOWER Foundationには、IBM POWERアーキテクチャをベースにした高性能コンピュータ・ソリューションを、互いに協力して開発している業界リーダー企業が参加しています。OpenPOWER Foundationのメンバー企業には、アルテラ、IBM、Google、Mellanox、NVIDIA、Samsung Electronics、Suzhou PowerCore Technology、およびTyanが含まれています。これらのメンバー企業は協力して、次世代のハイパースケールおよびクラウド・データセンターの開発者に、より多くの選択肢、制御能力、および柔軟性を提供することを目的とした先進的なサーバ、ネットワーク機器、ストレージ、およびハードウェア・アクセレレーション技術を製造しています。
IBM社フェローのブラッドリー・マックレディー(Bradley McCredie)氏は、「当社は、アルテラがOpenCLおよび同社な強力なFPGA製品群をOpenPOWER開発コミュニティに提供することで、IBM POWERアーキテクチャにおいて当社と協力してくれることを喜ばしく思います。IBM OpenPOWER Foundationは、将来のデータセンターおよびクラウド・コンピューティング向けの広範なカスタマイズド・サーバ、ネットワーク機器、およびストレージ・ハードウェアの製造を可能にするアルテラのFPGAから、非常に大きな恩恵を享受することになるでしょう」と述べています。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC など、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
アルテラの FPGA/CPLD、ASIC に関する詳細情報は、同社ウェブ・サイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、Twitter、LinkedIn、Google+、RSS でも情報提供を行っています。
ALTERA, ARRIA, CYCLONE, HARDCOPY, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
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