先見力のある人がAmazonレビューで使う言葉とは? ウソ情報を見破り、「儲け」に変えるヒケツ
PR TIMES / 2018年2月14日 11時1分
『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』(掛谷英紀/著)
株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』(掛谷 英紀/著) https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761273224 を2018年2月19日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。
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◆「絶対成功するもの」は予測できないが、「絶対失敗するもの」は予測できる!
お金を稼ぎたいと思ったとき、多くの人はどうすれば成功するかを考えます。
そのため、こうすれば成功すると語るビジネス書に手が伸びがちです。けれども、絶対成功するビジネスを予測することは不可能です。うまくいくことが誰の目にも明らかなものには、多くの人が殺到します。そのため競争が激しくなり、利益が薄くなるのです。
一方、絶対に失敗するビジネスを予測するのは、比較的簡単です。多くの人が成功すると信じているものが必ず失敗すると気づいたとき、その情報格差を使って大きな利益を上げることができることはあまり知られていません。
( 「はじめに」より)
著者は、筑波大学システム情報系准教授である掛谷英紀氏。
「先見力」研究の先駆者で、これまでにも人工知能を駆使し、「先見力検定」や「高校生先見力懸賞論文」などを実施。NHKだけ受信しない装置「イラネッチケー」の開発、天声人語で紹介され話題になった「人工知能による短命大臣の特徴分析」など、奇抜なアイデアを生み出す研究者として知られており、先見力のある人材を見分ける方法についての研究は、各所で話題となっています。
そんな著者が、マスコミや世間のウソの情報に振り回されず、自分の頭で“真実”を見抜くための極意を公開。さらに、その情報を生かしてお金にする方法を、クイズ形式などを交えて、わかりやすく解説します。
◆先見力のない人がAmazonレビューで使う言葉は…?
著者は、先見力があるレビュアとないレビュアを調べるために、Amazonサイトで公開されている書籍レビューの文章自体を機械学習にかけ、それぞれどのような言葉を多く使う傾向にあるかを分析しました。
「Amazonのレビューがある時期を境に大きく変化する本があるのではないか?」と考え、予測や論争が決着した後に優勢となるレビューを最初のうちにしていた人を「先見力のあるレビュア」、逆に劣勢となるレビューを最初のうちにしている多数派を「先見力のないレビュア」と定義し、分析したのです。成果は2016年の第22回言語処理学会で発表されましたが、本書でもその一部を紹介しています。
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その結果、表1-3に示すとおり、先見力のあるレビュアのレビューには、「作者」の「自己」満足、分かり「にくい」、「新しい」切り口といった本の内容に関する分析や、「最初」の一冊におすすめ、「十分」、不「十分」といった他のユーザーへの推薦に言及したものが多く見られます。
一方、先見力のないレビュアについては、「テレビ」化した本、「メディア」や「テレビ」に出ている著者といった、マスコミの権威に流されていることを示す表現が目立ちます。このことからも、学歴の高い人の発言だから、あるいは大手メディアの情報だからという基準で正しいか否かを判断しないことの重要性が示唆されます。
本書では、「良質なフィクションを読むことが、先見力向上につながる」と先見力が上がる書籍についても明記しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11466/96/resize/d11466-96-647560-2.jpg ]
◎「テレビCM」に潜む危ない企業の見分け方(→72ページ)
◎「証券会社」が勧めた株を絶対買ってはいけない理由(→117ページ)
◎「投資信託のリスク」は小学生でも分かる(→30ページ)
◎Amazonレビューから「先見力のある・なし」がわかる(→47ページ)
◎AIやロボットに代替されない能力とは?(→208ページ)
◎ブラック企業経営者がよく口にする言葉とは?(→197ページ)
◎大多数の人が知らない「自然エネルギーの裏事情」(→93ページ)
【目次】
第1章 疑うクセを身につけよう
一見説得力のある議論の落とし穴
第2章 「本当に合理的か?」と考えよう
広告に紛れ込む「危ない企業」を見抜く
第3章 難しく見えるものこそ、学校で習った知識が役立つ
「値下がりする株」は予測できる
第4章 集団が騙されるポイントを知ろう
「研究不正」を見破り、儲けのチャンスに変える
第5章 「不変量」で必ず失敗するものを先読みする
東芝とシャープの凋落は予測できた
第6章 目先の利益・きれいごとの幻惑に克つ
後悔しないための「職場・職業選び」
第7章 タブーに切り込んで、隠れた需要を見つけよう
外科医不足、高齢出産、NHK受信料……チャンスは至る所にある
おわりに
【著者プロフィール】
掛谷 英紀 (かけやひでき)
筑波大学システム情報系准教授。「先見力」研究の先駆者。
1970年大阪府生まれ。1993年、東京大学理学部生物化学科卒業。1998年、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・情報通信研究機構)研究員を経て、現職。専門はメディア工学。
NPO法人「言論責任保証協会」代表を務め、これまでにも「先見力検定」や「高校生先見力懸賞論文」などを実施、先見力のある人材を見分ける方法について研究している。
2016年に発表された「書籍のレビューに基づく先見性のある人物の特徴分析」は話題に。また、NHKだけ受信しない装置「イラネッチケー」の開発、天声人語で紹介され話題になった「人工知能による短命大臣の特徴分析」など、奇抜なアイデアを生み出す研究者として知られる。
著書に『学問とは何か 専門家・メディア・科学技術の倫理』(大学教育出版)、『学者のウソ』(SBクリエイティブ)などがある。
【書誌情報】
[画像4: https://prtimes.jp/i/11466/96/resize/d11466-96-359214-0.jpg ]
書名:『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』
定価:1,512円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:256頁
ISBN:978-4-7612-7322-4
発行日:2018年2月19日
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