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おてつたび、福島県12市町村の人手不足解消・関係人口創出へ

PR TIMES / 2023年8月25日 12時45分

人手不足の現場と、福島に関心のある方々を“お手伝い”でつなぐ

季節的・短期的に人手不足な事業者と地域に関心のある人々のマッチングサイト『おてつたび』を運営する株式会社おてつたび(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:永岡里菜、以下「おてつたび」)は、公益社団法人福島相双復興推進機構と連携し、福島県12市町村における「お手伝い」を通じた関係人口(※)の拡大に向けて、人材マッチング実証事業を開始しました。



※「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指す。(出典:総務省「関係人口ポータルサイト」)
[画像1: https://prtimes.jp/i/36175/96/resize/d36175-96-4643f76c578249069190-0.jpg ]

特設ページ:https://otetsutabi.com/mcpr/fukushima
実際の様子


▼双葉郡浪江町「ホテル双葉の杜」客室のベッドメイキングをする参加者(2023/08/19撮影)
[画像2: https://prtimes.jp/i/36175/96/resize/d36175-96-7c8808fe1121839d56f7-6.jpg ]

▼双葉郡楢葉町「蓬人館 楢葉別館」客室のベッドメイキングをする参加者(2023/08/19撮影)
[画像3: https://prtimes.jp/i/36175/96/resize/d36175-96-0bc72caf61c2430aeab4-7.jpg ]

背景


東日本大震災から既に12年以上が経過していますが、福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示の対象となった福島県内12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村:以下「12市町村」という)では、避難指示の解除を受け、帰還事業者の事業再開と新規進出事業者の事業開始により、まちの復興に向けた新たなまちづくりが進んでいます。

一方、福島県全体の有効求人倍率は1.4倍(令和5年6月時点)と全国平均の1.3倍よりも高い状況にあり、人材不足により事業の拡大や新規事業の展開が行えない事業者も垣間見られ、人材確保が復興の阻害要因になっていると言われています。特に12市町村内の一次産業やサービス産業では、繁忙期における一時的な人手不足が顕著と見られます。

また、12市町村における新たなまちづくりにおいては、帰還者や移住者などの「定住人口」を増やしていくことのみならず、観光による「交流人口」や、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」を拡大していくことが重要とされています。
事業概要


12市町村において、繁忙期に人手不足に陥る事業者と、首都圏等で福島に関心のある方々とをマッチングさせることで、「お手伝い」を通じた地域とのつながり創出を目指します。これにより、事業者の人手不足を解消するとともに、福島との関りを持つ「関係人口」の拡大を目指します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/36175/96/resize/d36175-96-127dcf58aba888f69ff3-1.jpg ]

連携の内容


[画像5: https://prtimes.jp/i/36175/96/resize/d36175-96-1a8a19500e735e9758d5-2.jpg ]

【おてつたび】
・受入事業者に対するプラン作成のサポート
・募集ページの作成・掲載・人材マッチング
・特設ページの作成・設置(https://otetsutabi.com/mcpr/fukushima
・広報PR

【公益財団法人福島相双復興推進機構】
・事業者開拓・ニーズ調査
・利用料の一部サポート

実施の事例 ※既に募集は終了しております


[画像6: https://prtimes.jp/i/36175/96/resize/d36175-96-2ae13a161eba1c477417-3.png ]

福島県双葉郡浪江町「ホテル双葉の杜」
日程:8月1日(火) ~ 8月15日(火)|8月14日(月) ~ 8月28日(月)
内容:客室の清掃およびベッドメイキング業務
参加者:4名
詳細:https://otetsutabi.com/plans/3848
募集の背景:震災から12年経ち、新しいまちづくりが進む中、当ホテルは復興活動に従事する方々の多くが宿泊する場となっています。しかし、東日本大震災以降、浪江町からの人口流出が増え、特に若い働き手が集まりにくい状況が続いています。そこで、地域外の皆様にも協力を仰ぎつつ、福島の現状を知っていただく機会として「おてつたび」を募集しています。一緒に力を合わせて、お客様に感動を与えられるホテルづくりに向かって歩んでいきましょう!(ホテル双葉の杜 担当者より )

[画像7: https://prtimes.jp/i/36175/96/resize/d36175-96-9abff0bf7056641a972e-3.png ]

福島県双葉郡富岡町「富岡町観光案内所」
日程:8月18日(金) ~ 8月20日(日)
内容:地域の夏祭りの設営・当日運営・片付け
参加者:2名
詳細:https://otetsutabi.com/plans/4121
募集の背景:コロナ禍で中止が続いていた「富岡夏祭り」。今年は4年ぶりの開催です。運営にあたり、人手が必要なため、富岡町の良さを伝える機会になればと思いおてつたびを募集を出しました。鮎のつかみ取り・子供縁日など、子供たちが楽しめるイベント、キッチンカーや屋台テントもあります!「花火」も打ち上げられます。ハードな3日間になると思いますが、夏を味わっていただきながら、参加者の皆さんの素敵な思い出になったら嬉しいです。(富岡町観光案内所 担当者より )

[画像8: https://prtimes.jp/i/36175/96/resize/d36175-96-892d1d349d7f91c85bf7-3.png ]

福島県双葉郡楢葉町「蓬人館 楢葉別館」
日程:8月16日(水) ~ 8月20日(日)
内容:主に「朝食の提供」に関する業務と「客室清掃」
参加者:2名
詳細:https://otetsutabi.com/plans/4007
募集の背景:当社はいわき市にある小さな宿からスタートしてきました。そこから、2015年に楢葉別館を開業、2019年5月には富岡町にホテル蓬人館が立ち上がりました。設立から変わらないひとつのこと、それは福島の『復興を応援する。』ということです。正直な話、被災を受けた方々の生活は、それなりに安定してきました。しかし、以前のような姿を取り戻したかといえばそうではありません。長年住んだ土地を離れた方も多いです。その方々が戻ってきやすい環境を創るのも我々の使命だと思っています。新たにこの土地を訪れるお客様、この土地へ戻ってこようとするお客様、様々な復興の形を私たち、蓬人館グループは応援していきたい。この想いはこれからも変わらずに持ち続けていきたいと思っています。震災後、この地域に戻ってこられた方は約1割ほどの現状で、人手の確保には苦労をしています。ぜひ私たちの想いに共感いただく方にお力を借していただきたいと思い、おてつたびを募集を出しました。(蓬人館 楢葉別館 担当者より )
公益社団法人福島相双復興推進機構 広域まちづくりグループ まちづくり交流推進課よりコメント


この度、株式会社おてつたび様と共に12市町村で「お手伝い」を通じた関係人口の拡大を目的とした実証事業を行います。人手不足の課題を抱えている12市町村の事業者と、地域に興味がある全国の人材をマッチングすることで、事業者の短期的・季節的な人手不足の解消に寄与するのみならず、地域の人との触れ合いを通じて、旅人として訪れる皆様に12市町村の魅力を肌で感じていただき、継続的に12市町村を訪れるきっかけにして頂ければと思っております。この取組が、12市町村における人手不足の解消及び多くの方が12市町村に訪れるきっかけになることを期待しております。
株式会社おてつたび 代表 永岡里菜からのコメント


東日本大震災の発生による、地震・津波に加えて原発事故の影響により、様々な被害を受けた福島浜通り地域を中心とした12市町村では、復興に向け着実に確実に前へ進んではいますが住民が戻ってきておらず、また産業も復興しつつありますが、働き手が少ないという課題が深刻です。そのような背景もあり、去年より福島県大熊町の「大熊町宿泊温浴施設ほっと大熊(https://otetsutabi.com/businesses/525 )」でおてつたびを実施頂いており、おてつたび参加者がその後に有志で「おおくまWalkers」という団体を立ち上げるなど、人手不足をキッカケに関係人口も増えております。そのような事例を大熊町だけではなく12市町村で実施できたら本望だと感じています。
また、震災から10年以上経っており日常的にニュースで取り上げてもらう事は減りましたが、東日本大震災は風化させてはいけない、後世に残していく必要があると感じています。おてつたびの参加者の6割は大学生を中心とした10・20代の方々ですが、震災が起きたとき彼らは幼稚園~小学生だったため、震災のことは知っていても詳しいことまでは知らない世代です。そのため、「震災について自分の目で見てみたい」という動機で大熊町に訪れた方が多かったのも事実です。今回の連携を通じて、人手不足解消や関係人口創出を目指すことはもちろんですが、震災で起きたことを自分の目でみて自分の肌で感じて、誰かに自分の言葉で伝えられる方が増えると良いなとも思っています。
公益社団法人福島相双復興推進機構について


・2015年6月の閣議決定に基づき官民が一体となったチームとして発足しました。
・福島県12市町村における地域経済・社会の再建への寄与をミッションとして、チーム設立以降、被災事業者の個別訪問や事業再開支援等の推進に加えて、生活・事業環境整備のためのまちづくり支援など段階的に取組を拡大しております。
・また、起業家、兼業副業人材テレワーカー等の呼び込みを通じて交流人口・関係人口の拡大等に資する取組を実施しております。
公式ウェブサイト:https://www.fsrt.jp/
株式会社おてつたびについて


「日本各地にある本当にいい人、いいもの、いい地域がしっかり評価される世界を創る」というビジョンを掲げ、2018年7月にサービスをスタートしました。お手伝いという新しい目的を作ることによって、著名な観光名所がない地域にも人が訪れ、お手伝いを通して地域と人を繋ぎ、地域の農家や施設の人手不足の解消と地域のファン(関係人口)創出を目指しています。
登録者ユーザー数は4.3万人を超え、大学生や社会人、転職活動中の方、シニア世代など幅広いバックグラウンドを持った方にご参加頂いています。
受け入れ事業者数は全国47都道府県 1,000事業者に拡大。業種は、一次産業と旅館など観光業が中心ですが、それ以外にもゲストハウスやキャンプ場、酒造会社や水産物の加工業や飲食店など多種多様です。
連携パートナーを募集しています


◇おてつたびは、「お手伝い」を通じて、地域の人と地域外の人が出会い、地域のファン(=関係人口)を創出できる仕組み作りを行っています。
人手不足等の困り事をキッカケに、一緒に関係人口を創出しましょう。
ご希望の自治体様はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。
■ 自治体様・第三セクター様:https://form.run/@otetsutabi-collaboration-attract-lg
■ 企業様・JA様・その他連携:https://form.run/@otetsutabi-collaboration-attract-cm
取材について


実際におてつたびをしている様子、受け入れ先の方の声、参加者の声などを取材いただけます。※要相談
お問い合わせ:https://form.run/@otetsutabi-contact-media
会社名 :株式会社おてつたび

代表者 :代表取締役CEO 永岡里菜

所在地 :(東京オフィス)〒151-0053 東京都渋谷区代々木3丁目31-12

(静岡オフィス)〒430-0907 静岡県浜松市中区高林1丁目8-43

設立 :2018年7月

資本金:70,286,500 円

URL :https://otetsutabi.com/

問い合わせ先: info@otetsutabi.com〈広報担当:園田〉



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