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EVにも対応した車両データ収集・管理基盤「IoTゲートウェイパッケージ」来年1月以降、順次提供開始

PR TIMES / 2023年12月18日 0時40分

~カーシェアリング・フリートマネジメントなど様々なモビリティサービスに展開可能~

『自らのアイデアとテクノロジーを活用し、社会課題を解決する』をミッションに、「移動を支える」DX事業を行う株式会社Will Smart(東京都江東区/代表取締役社長:石井康弘/読み:ウィル スマート)はモビリティに特化したDX推進基盤「Will-MoBiプラットフォーム」の新機能としてEV車両にも対応した車両データ収集・管理基盤「IoTゲートウェイパッケージ」を2024年1月以降、順次、提供開始することを決定いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/25260/97/resize/d25260-97-7936a33e49ba1b009b11-0.jpg ]

新サービス提供の背景と目的


近年カーボンニュートラル実現に向けたCASE※1の実装や運転手不足、地域公共交通の維持困難など、モビリティサービス事業を取り巻く環境は大きく変化しており、それに伴ってフリートマネジメントシステム(車両管理)のEVシフトや、業務効率化・省人化に向けた新たなモビリティサービスの構築などの需要もますます増加しています。
そこでWill Smartは400件以上の実績を重ねた「カーシェアリングシステム」の基盤技術を活用し、モビリティサービスに特化したDX推進基盤「Will-MoBiプラットフォーム」を2023年9月に発表。今回、EV車両にも対応した車両データ収集・管理基盤を「Will-MoBiプラットフォーム」の新機能として提供することで、カーボンニュートラルへの対応が求められる事業者へのさらなる支援の推進を図ります。
※1)「Connected(つながる)」「Autonomous(自動運転)」「Shared&Services(シェアリング)」「Electric(電動化)」というモビリティの変革を表す4つの領域の頭文字をつなげた造語。自動車業界の技術トレンドとして注目されています。

<Will-MoBiプラットフォームの全体像>
[画像2: https://prtimes.jp/i/25260/97/resize/d25260-97-9b0c4f772d8b9e86fcd5-0.jpg ]

IoT ゲートウェイ パッケージの概要


「IoTゲートウェイ パッケージ」は、Will Smartが「カーシェアリングシステム」の提供で培ってきた車両データ取得技術や車両制御技術の知見を活かして開発を行った車両データ収集・管理基盤です。
車両から車載デバイスを通じて燃油残量や総走行距離、車速、GPSの緯度・経度情報の他、バッテリー残量(SOC)やバッテリー状態(SOH)※2、充電状態などEV特有のデータも取得可能です。データは長距離通信に最適なIoTネットワーク通信を用いています。サーバーと車載デバイス間のデータ連携は暗号化しセキュリティレベルを向上させ、Rest APIによって事業者からのデータリクエストに対応します。
また、今後提供予定のデジタルキーを活用すると既存のモビリティシステムから車載デバイスを通じた車両制御ができるので、カーシェアリングやフリートマネジメント、ライドシェアなど様々なモビリティサービスへ活用することができます。
本サービスを基盤システムとして活用いただくことで、新規モビリティサービスの技術課題を解消するとともに、開発コストやリードタイムを削減し、事業加速をご支援します。
※2)下部「備考」をご参照ください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25260/97/resize/d25260-97-872bf572e7482240aeea-0.jpg ]

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/25260/table/97_1_299f9af5300ea1b6c3906116cfb16f52.jpg ]


<特長>
1.ガソリン車の燃油残量及びEVのバッテリー残量を取得可能
ガソリン車だけでなくEV特有のデータも取得可能です。また、取得した走行距離や燃油消費量に計算処理を加えることで走行距離から算出するよりも精度の高い燃費・電費の把握や燃料法によるCO2排出量が算定できます。
▼取得できるデータの例
ガソリン車・EV共通:総走行距離、車速、急加速・急発進、GPS(緯度経度)情報
EVのみ:バッテリー残量(SOC)、バッテリー状態(SOH)※5、充電(通電)状態
※5)下部「備考」をご参照ください。

2.通信コストを削減
車載デバイスとサーバーをつなぐIoTネットワーク通信には従来よりも低価格、省電力で長距離通信に適したLTE通信(LTE Cat.M1)を採用しています。1車両あたりの通信コストを抑え、トータルの運用費用を削減します。

3.APIによるデータ連携及び車両制御を実現
車載デバイスから取得したデータはRest APIによって既存のモビリティシステムへ連携できます。連携するデータは種類や連携の頻度を調整可能です。また、APIを通じたシステムからの車両制御にも対応しています。

<利用シーンの例>
1.カーシェア/レンタカー事業者
・車両ごとにかかる通信費用を削減
・カーシェア及びレンタカー貸渡業務の省人化や無人化を実現し、人手不足を解消

2.タクシー/物流事業者
・ガソリン車を前提とした車載デバイス及びシステムのリプレイス
・車両情報から燃費やCO2排出量を推定し、カーボンニュートラル施策へ活用

3.新たなモビリティサービスを検討中の事業者
・「IoTゲートウェイパッケージ」を基盤システムとして活用することで、新規モビリティ事業の開発コストを削減

※備考
・車種や年式によっては希望するデータが取得できない可能性がございます。
・弊社での動作検証が完了していない車種や年式の場合、サービスにかかる費用や納品までの期間が異なる場合がございます。

株式会社Will Smartとは


株式会社ゼンリンデータコムの社内ベンチャー企業として、2012年に設立。人々の価値観や必要性から生まれる社会課題を、アイデアとテクノロジーによって解決することを使命とし、事業モデルの共創からハードウェアの企画製造及びソフトウェアの開発、導入後の運用までをサポートしています。
https://willsmart.co.jp/

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/25260/table/97_2_106899f949bba5db79657e64c3638f7d.jpg ]


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