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永遠のロングセラー『少年アリス』の長野まゆみ、原点である宮沢賢治との通信回線をつないで物語られる、未知なる4次元小説体験!『銀河の通信所』発売!

PR TIMES / 2017年8月2日 10時26分

銀河通信につないでごらん。賢治の声やいろんな声が、聞こえてくる……表紙も文章も、キラキラ金色に明滅しています!



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2017年8月1日、長野まゆみの最新小説『銀河の通信所』が河出書房新社(東京渋谷・代表取締役社長 小野寺優)より発売になりました。銀河通信社の記者が宮沢賢治との通信回線をつなぎインタヴューするところからはじまる奇跡の“通信小説”です。
作家・長野まゆみは、あの永遠のロングセラー『少年アリス』(第25回文藝賞受賞作)でデビューし、当時“賢治的世界の再来”と話題に。若い女性を中心に絶大な人気となりました。


常に多くの読者の支持をえてきた彼女は、30年近く、文壇とは遠く離れ、孤高の活動を続けてきました。が、近年は2015年『冥途あり』が野間文芸賞、泉鏡花文学賞をW受賞し、ようやく時代と文壇とが長野に追いついてきたと言われています。
そんな彼女が『少年アリス』以来、彼女の原点ともいうべき存在であった賢治との「通信小説」を書き上げました。長野ファンにも賢治ファンにもこたえられない名作です。
死者や架空の人物とも会話できるという「通信」という方法を用いた不思議な小説をぜひ体験してください。


◎内容紹介
通信回線を同調させることに成功し、賢治との通信がつながりインタヴューが実現した。
銀河通信の記者が取材するのは賢治だけではない。稲垣足穂や内田百閒、北原白秋と思しき文学者をはじめ、革トランクの斉藤平太さん、蝶屋のコバ先生、天上技師のNature氏など賢治の知人・友人・登場人物まで、通信を介して賢治について語りだす。まるで生きているかのように賢治の姿が見え、声が聞こえてくる。
賢治は今も生きているのか、それとも4次元延長でつながっただけなのか? 読めば、あなたもまったく新しい小説体験ができる、驚きの一冊!


◎目次
銀河通信特別インタヴュー*「宮沢賢治氏―上のそらでなしに、生きて行きませう」
1 元岩根橋発電所技師 ガルバノスキー氏
2 元イーハトーヴ博物局技官 レオーノ・キュースト氏
3 革トランクの斉藤平太さん
4 保線工夫 メゴーグスカ氏
5 イーハトーヴの郷土史研究家 キャッツホヰスカー氏
6 蝶屋のコバ先生
7 特別寄稿*小説家の稲垣ATUROH氏
8 文学者の北原百秋氏
9 小説家の内田白閒氏
10 天上技師 Nature氏
取材後記──児手川清治 253

【書誌詳細】
単行本 46判   264ページ
本体価格:1,400円(税別)
ISBN:978-4-309-02597-1
発売日:2017.08.01
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309025957/


長野まゆみ
1959年東京生まれ。
女子美術大学芸術学部産業デザイン科デザイン専攻卒業。
1988年『少年アリス』で第25回文藝賞受賞。
2015年『冥途あり』(講談社)で「第43回泉鏡花文学賞」、第68回野間文芸賞を受賞。
『天体議会』『テレヴィジョン・シティ』『猫道楽』他。2008年刊行の『改造版 少年アリス』(河出書房新社)など、自ら挿画を手がけている著書も多数。『カルトローレ』(新潮社)『左近の桜』『咲くや、この花』(角川書店)、『チマチマ記』(講談社)『兄と弟、あるいは書物と燃える石』(大和書房)など。現在も文芸各紙で活躍を続けている。
2016年から「やまなし文学賞」の選考委員。

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