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クレアール、岡山大学と連携して資格学習法の効果を検証。認知心理学の学習法を組み込んだWeb問題演習ツール「CROSS STUDY」でテスト得点率が上昇!

PR TIMES / 2024年6月28日 11時45分

資格指導歴55年のクレアールが、合格に必要な知識の定着を効率的にサポートします。



株式会社クレアール(本社:東京都千代田区、代表取締役:竹内陽一)は、「資格学習における認知心理学に基づいた学習支援の効果検証」というテーマで、岡山大学学術研究院教育学域の岡崎善弘准教授の技術指導を受けて検証を行いました。本検証では、認知心理学に基づいた学習支援(学習方法の教示、スタッフによるサポート、学習システムの提供)が学習内容の理解度に与える影響を調査しました。その結果、認知心理学に基づいた学習支援を受けることで、理解度テストの得点率が向上することが明らかになりました。
今後、クレアールではこの検証結果を教材制作や学習支援に取り入れ、サービスのさらなる向上に努めてまいります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85183/98/85183-98-9800128055fd4c3b9be6c418d44a94fc-809x503.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


概要(検証の背景と、結果の概要)
◆検証の背景
認知心理学を活用した学習方法の有用性については、幼児・子供から大学生までを対象とした学校教育に対して多くの研究が行われていますが、幅広い年代の社会人を対象とした資格試験対策の学習への効果を検証した研究はほとんどみられませんでした。そこで、認知心理学の教育効果を専門とする岡崎善弘准教授(岡山大学学術研究院教育学域)の技術指導を受けて、認知心理学に基づいた学習支援の効果について検証を行いました。具体的には、クレアールが提供する学習コースを受講する方々に対して、認知心理学の学習方法の提示やスタッフからの指導、そして、認知心理学の学習法を組み込んだWeb問題演習ツール「CROSS STUDY」を提供し、学習内容の理解度テストにおける得点率との関連を検証しました。
◆検証結果の概要
認知心理学に基づいた学習支援の提供によって、以下が明らかになりました。
1. 認知心理学に基づく複数の学習方法を組み合わせることで、資格学習の成績が上昇した
2. 対象者の年齢の影響を考慮してもなお学習効果が確認された
3. 学習の初期段階で、認知心理学の学習法を組み込んだWeb問題演習ツール「CROSS STUDY」を頻繁に活用することにより、効果的な学習につながることが確認された
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85183/98/85183-98-fb6f0eee64737c0b671714708d96eb4f-719x379.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


詳細(検証方法と結果、総括)
◆検証方法
2022年および2023年にクレアールの司法書士講座を受講しており、定期的に実施する理解度テストを3回以上受験した299名のデータを対象に分析を行いました。この検証では、司法書士試験における民法を対象として、学習方法についての動画配信や学習者へのフィードバック、さらにCROSS STUDYの利用頻度と民法の理解度テストの得点率との関連性を調査しました。また、対象者の学習経験や年齢、性別を調整した上で分析を実施しました。
なお本検証では、岡山大学との秘密保持契約に基づき、匿名化されたデータを使用しました。
◆検証結果
認知心理学に基づいた学習支援の提供によって、以下が明らかになりました。
1. 認知心理学に基づく複数の学習方法を組み合わせることで、資格学習の成績が上昇した
2. 対象者の年齢の影響を考慮してもなお学習効果が確認された
3. 学習の初期段階で、認知心理学の学習法を組み込んだWeb問題演習ツール「CROSS STUDY」を頻繁に活用することにより、効果的な学習につながることが確認された

上記について詳しく説明します。1. 認知心理学に基づく複数の学習方法を組み合わせることで、資格学習の成績が上昇した
学校教育における先行研究で学習効果が立証されている支援手法から、学習支援プログラムとして1つだけ提供したグループと2つ合わせて提供したグループを設けて、通常の学習を続けたグループと成績を比較しました。「通常の学習を続けたグループ」と「通常の学習に加えて学習支援プログラムを受けたグループ」の間で、学習範囲に対する理解度テスト得点を比較した結果、1種類の学習支援を受けたグループとの比較では統計学的に有意な差は見られませんでした(t(175)= 1.31, p > .05)。しかし、「通常の学習を続けたグループ」と「複数の学習支援を組み合わせて受けたグループ」の比較では、統計学的に有意な差が見られました(t(63)= 2.14, p < .05)。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85183/98/85183-98-6c24aefd5a6a307cb1171b869884fbd4-492x582.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85183/98/85183-98-f521127c0620c3c351d4215663dd3b0b-492x582.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2. 対象者の年齢の影響を考慮してもなお学習効果が確認された
重回帰分析の結果、年齢と理解度テストの得点率との間に関連は見られませんでした。3. 学習の初期段階で、認知心理学の学習法を組み込んだWeb問題演習ツール「CROSS STUDY」を頻繁に活用することにより、効果的な学習につながることが確認された
Web問題演習ツール「CROSS STUDY」の活用に関して、利用日数と理解度テストでの得点率を比較した結果、学習初期の段階において、CROSS STUDYを高頻度(6日に1回~3日に1回)で利用したグループは得点率に正の関連があることが確認されました。
◆総括
本検証で採用した認知心理学の学習法が、学校教育を対象とした先行研究と同様に、資格試験の学習にも効果的であることが示されました。また、効果が認められたグループの平均年齢は50歳(最年少27歳、最高齢66歳)でしたが、重回帰分析により年齢と得点率の関連が見られなかったことから、認知心理学の学習法は年齢に関わらず有効であることが明らかになりました。
また、認知心理学の学習法を2種類組み合わせたグループで得点率が高くなったことから、複数の角度からアプローチすることで、より高い学習効果が得られることが考えられます。さらに、スタッフによる学習支援については、少なくとも約2カ月以上継続して受けることで学習効果がより高まる可能性が示唆されました。

上記に加えて、学習初期の2カ月間に、認知心理学の学習法を組み込んだWeb問題演習ツール「CROSS STUDY」を頻繁に活用することにより、得点率にプラスの影響を与えることが確認されました。特に学習初期に効果的であった要因として、CROSS STUDY上で提供していた択一式問題(問題の正誤を判断する形式)を繰り返したことが基礎知識の定着に大きく寄与したためと推測されます。

検証結果を踏まえたクレアールおよびCROSS STUDYの進化
司法書士講座と同様に、民法等の法律が試験範囲に含まれる他の講座においても本結果が有効であると考えられます。したがって今後は認知心理学に基づいた学習支援を他講座にも展開するとともに、クレアールの教材制作をさらに強化してまいります。

また、認知心理学の学習法を組み込んだWeb問題演習ツール「CROSS STUDY」では、語群選択式や記述式など新しい問題形式の導入を計画しております。これにより資格学習をさらに効果的に支援し、より充実したサービスを提供してまいります。
CROSS STUDYの開発秘話はこちら

クレアールは、これからも資格取得を目指すすべての方々に充実したWeb学習の機会を提供できるよう、学習支援の充実に努めてまいります。また資格学習サービスの品質向上に取り組み、資格試験における最適な学習方法を提案してまいります。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85183/98/85183-98-d8135ec49f8dba3bb19c8c21a8c5925e-1127x354.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社クレアール
難関国家資格対策において長年にわたり多数の合格者を輩出してきた、資格受験指導歴55年のWeb通信専門スクールです。限られた時間を有効に活用するための『合理的かつ集中的な学習』の実現には、『各種試験に精通し熟知した良質な講師・良質な教材・適切なカリキュラムの提供』が大前提であると考え、従来のスクールにはない画期的な合格理論「非常識合格法」や「Vラーニングシステム」を先駆けて確立しました。また、エビデンスに基づく資格学習方法の提供にも力を入れており、昨年には認知心理学の学習法を組み込んだWeb問題演習ツール「CROSS STUDY」をリリースしました。<取り扱い資格/講座>
・公認会計士 ・司法書士 ・行政書士 ・税理士 ・社会保険労務士 ・中小企業診断士 ・宅地建物取引士
・公務員 ・簿記検定 ・FP(ファイナンシャルプランナー) ・情報セキュリティマネジメント
・ITパスポート ・給与計算実務能力検定<会社概要>
所在地 : 東京都千代田区神田三崎町1-1-17 ハヤシビル
事業内容 : 就職試験・資格試験指導事業 / 企業人材研修教育事業
大学・短大等就職支援・資格取得支援教育事業
代表者 : 竹内 陽一
資本金 : 7,000万円
設立 : 1998年4月27日
Webサイト: https://www.crear-ac.co.jp/

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