Harmonic社、H.265 4Kp60ビデオ・エンコーディングにアルテラ・ソリューションを採用
PR TIMES / 2014年4月8日 13時55分
●サーバ・ソフトウェアと統合されたアルテラのH.265高機能モーション予測エンジン、x.264より最大60%高効率化が可能となる「4Kp60」に
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO 兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間4月7日 (日本時間:4月8日)、ビデオ配信機器の世界的リーダー企業であるHarmonic社が、アルテラのStratix(R) V FPGAを利用したサーバ・コプロセシング・ソリューションであるアルテラの新しい4Kp60対応H.265強化された高機能モーション予測エンジン(EME)を採用し、4Kp60コンテンツを配信するHarmonic社のPURE Compression Engineの効率と性能の大幅な向上を実現したことを発表いたしました。
アルテラおよび同社のパートナーから提供されるIPと最適化されたアルテラのStratix V FPGAにより、Harmonic社の市場をリードするエンコーディング技術は今日の業界の競合ソリューションよりも著しく少ない消費電力、ラックスペース、およびCPU処理能力で、4Kp60リアルタイム性能を提供することが可能になります。アルテラのEMEは、サーバクラスCPUの負荷を分散することで従来のCPUサイクルを低減させ、今日の業界先進の効率およびビデオ品質を提供できるより多くの処理能力を提供し、将来の一層の向上を可能にする余裕のある能力を備えています。
4Kp60リアルタイム性能を提供する製品のデモンストレーションは、ラスベガスで4月7日から10日の日程で開催される「2014 NAB Show」期間中Harmonic社のブース(番号:SU1210)とアルテラのブース(番号:SU11110)で披露されます。同製品は、要求の厳しい4Kおよび8Kのビデオ伝送および処理のニーズに対応するために製造されたアルテラのAdvanced System Development Kitを利用しています。
本日の発表に際して、アルテラのビデオ・コーデック・ソリューションのマネージャーであるマーク・フープス(Mark Hoopes)は、「ビデオ・トラフィックは、利用可能なネットワーク帯域の大半を消費するほど爆発的に増加し、またユーザーが優れた利用体験によりいつでもどこからでもより多くのコンテンツを求めるに伴い、通常ビットレートを50%削減する高品質H.265エンコーダーは必要不可欠となります。そうした効率の向上は、従来のH.264あるいはMPEG-2と比べて、比類のない処理能力の向上をもたらします。CPU処理ニーズを低減させるアルテラのEMEソリューションの能力により、ベンダーは十分な機能を享受し、将来においても業界で最も効率的で最高品質のH.265ソリューションとして先進的な製品を開発することができます」と述べています。
Harmonic社プロダク・ト・マーケティング担当バイスプレジデントのトム・ラティー(Tom Lattie)氏は、「当社のH.265ソフトウェアとアルテラのEMEソリューションのハードウェア・アクセレレーションが統合したことにより、顧客は資本および運用費用を低減しながら、驚異的な4Kp60ビデオ品質を実現することができます。この完全なソリューションは、ソフトウェアおよびハードウェアにおいてプログラム可能であるため、将来にわたり継続されるアルゴリズムの強化へのフィールド・アップデートを行うことができます」と述べています。
NABのアルテラ・ブースでは、4Kp60 H.265エンコーディングのライブデモを展示しており、当ソリューションがいかに4KあるいはマルチチャンネルHD H.265ロードマップを向上し、他のソリューションと比べて、全体的な性能を高め、トータルコストを削減する製品を迅速に市場に提供すること(Time to Market)ができるかをご理解いただけます。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC など、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
アルテラの FPGA/CPLD、ASIC に関する詳細情報は、同社ウェブ・サイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、Twitter、LinkedIn、Google+、RSS でも情報提供を行っています。
ALTERA, ARRIA, CYCLONE, HARDCOPY, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
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