Rist社員がKaggleコンペティション「Child Mind Institute - Problematic Internet Use」にて個人で金メダルを獲得
PR TIMES / 2025年1月6日 16時15分
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株式会社Rist(本社所在地:京都市下京区 代表取締役社長:長野慶、以下Rist)は、世界最大級のデータ分析プラットフォームKaggleで開催されたコンペティション「Child Mind Institute - Problematic Internet Use」(以下、本コンペティション)において、Rist Kaggle Team所属、Kaggle Master二階堂が個人で金メダルを獲得したことをお知らせいたします。
この結果により、二階堂はKaggle Grandmasterに昇格いたしました。
本コンペティションは、「Child Mind Institute」の主催で2024年9月19日~2024年12月19日にかけて開催されました。
加速度計のデータ、アンケートのデータ、身体測定結果などから、sii(Severity Impairment Index) と呼ばれる問題的なインターネット使用の重症度を予測するという内容でした。
二階堂は参加者4,572名、3,628チーム中7位となり、金メダルを獲得いたしました。
本コンペティションの結果はこちらからご覧いただけます。
Discussionはこちらからご覧いただけます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23649/99/23649-99-7b1320fe94430d2f3013a8966767ac60-2835x2595.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Kaggle Grandmaster 二階堂 光希(にかいどう こうき)
二階堂コメント
今回のコンペティションでは、学習データの数が少ないためPublicテストデータに簡単にオーバーフィットしてしまう課題に直面しました。そのためロバストな学習と評価の仕組みを構築することに多くの時間を費やしました。特に安定したスコアを得るためのクロスバリデーション戦略や、多様なシードを用いた評価方法を工夫した点が印象に残っています。
さらに、このコンペティションの特徴として、実際に収集されたデータを使用していたため、データやターゲット変数に非常に多くの欠損が存在していました。これに対応するため、欠損値の補完や疑似ラベルの導入など、学習のためのデータ処理の部分でも試行錯誤を重ねました。これらの工夫が、最終的な成果につながったと感じています。
テーブルデータを取り扱う機会は、実務においても非常に多く存在します。今回のコンペティションでは実際に収集されたデータを用いながら、ロバストな評価方法を構築し、精度向上に取り組むことができました。このような経験は、実務におけるデータ分析や機械学習モデルの改善プロセスにも直結する重要な知見だと感じています。特に不完全なデータや欠損値への対応方法、安定したモデル評価の仕組みづくりといったスキルは、今後の業務において大いに活かせるのではないかと思っています。
本コンペティションの結果を受けて、二階堂はKaggle Grandmasterに昇格いたしました。
Rist Kaggle Team所属のKaggle Grandmasterは10名、Kaggle Masterは2名となりました。
Kaggle Grandmaster昇格に際してのコメント(二階堂)
このたび、KaggleにおいてKaggle Grandmasterの称号を得ることができました。これまでを振り返ると、計算資源やKaggleへの取り組み時間といった会社からの多大なサポートがあったことを改めて実感します。これらの支援がなければ、この成果を達成することは困難だったと思います。
また、Rist Kaggle Teamで実施しているworkshopや日々の仕事を通じて、技術的な知見を深めるとともにモチベーションを高められたことも、成果に大きく寄与しました。実践の中で学んだことをKaggleの精度向上に活用し、同時にKaggleで得た経験を仕事にも生かすという相乗効果が得られたことは、私にとって非常に意義深いものでした。
今後はこの経験を踏まえ、さらなる技術の研鑽に努めていきたいと考えています。そして、自身の成長だけでなく、会社やチームに対しても還元できるよう尽力していきたいと思います。
Kaggleとは
Kaggleとは、登録者数2,100万人(※1)を超える世界最大級のデータ分析プラットフォームです。企業や団体からコンペティション形式で出題された課題に対し、Kagglerと呼ばれるKaggleに登録するユーザーたちが分析モデルの精度を競います。
Kaggleのコンペティション参加者は、成績に応じてKaggle Grandmaster、Kaggle Master、Expert、Contributor、Noviceの順にランク分けされます。最上位のKaggle Grandmasterは世界に353人(※2)しかおらず、優秀なAIエンジニア・データサイエンティストを表す称号としても知られています。
※1、2 2025年1月時点。
世界最高クラスのAIエンジニア・データサイエンティストが在籍する「Rist Kaggle Team」
Ristは2020年より、優秀な成績を持つKagglerを積極的に採用する「Kaggle枠採用」を開始すると同時に、世界最高クラスのAIエンジニア・データサイエンティストで構成される「Rist Kaggle Team」を創設しました。現在、Rist Kaggle TeamにはKaggle Grandmasterが10名、Kaggle Masterが2名在籍しており、高難度なデータ分析・AI技術を用いたソリューション提供・プロダクト開発などに従事しています。
Ristについて
Ristは、「画像AI事業」「データ分析事業」を軸に、AI技術を用いたシステムの開発、データ分析、プロダクトにより、顧客や社会の課題解決に貢献しています。AIの活用や撮像に関するコンサルティング、企業の研究開発・技術支援にも対応しており、課題や要望に応じて幅広いソリューションを提供しています。
会社名:株式会社Rist
所在地:京都府京都市下京区五条通河原町西入本覚寺前町830 京都エクセルヒューマンビル 7階
設立日:2016年8月1日
代表取締役社長:長野 慶
URL:https://www.rist.co.jp
※記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。
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