BSI(英国規格協会)からサステナブル・コミュニティの実現をサポートするためのガイドライン「BS8904」が発行
PR TIMES / 2012年3月2日 15時20分
BSI(英国規格協会)は、サステナブル・コミュニティ(持続可能な社会)の実現を
サポートするガイドライン「BS8904」を2012年1月17日に発行しました。
世界の人口が70億人を超える中で、限られた資源の中で持続可能な発展を続けて
いくためには、地域コミュニティでの環境面、社会面及び経済面へのバランス良い
取り組みはとても重要なものとなります。
そこで、サステナビリティ関連の規格であるBS 8900シリーズに基づいて、
コミュニティが、そのコミュニティ内のサステナビリティ活動、効率的な資金運用、
地域活動の有効性改善により、サステナブル・コミュニティ(持続可能な社会)の
実現を目指すためのガイドライン規格「BS8904」が発行されました。
「BS8904」では、地域コミュニティの方針を明確にし、課題の識別、および実行
プロセスを明確にするなど、PDCAサイクルの実施により、サステナブル・コミュニティ
を実現するための次の8つのステップ(※)が提唱されています。
(※BSIグループジャパン株式会社による仮訳)
ステップ1 コミュニティ内の人々が集まって、方針に合意する
(People coming together and agreeing principles)
ステップ2 関係者を巻き込む
(Involving others)
ステップ3 主要な課題を定義する
(Define key issues)
ステップ4 コミュニティができることを把握する
(Identify community capability)
ステップ5 計画とオプションの選択 - 持続可能な発展のための方針を適用する
(Plan and select options ? Applying sustainable
development principles)
ステップ6 計画をアクションに落とし込む
(Put the plan into action)
ステップ7 測定とレビューを実施する
(Measure and review)
ステップ8 コミュニティでできることを再確認する
(Learn and build capability in the community)
コミュニティは、この「BS8904」が提唱する8つのステップに沿って取り組むことで、
効率良く、確実にサステナブル・コミュニティの実現を目指すことができます。
◆BS8904による成果
・環境負荷の低減
・社会的な関係の改善(社会的な団結など)
・地域での円滑な持続可能性への取組み 等
◆BS8904活用の対象者
・地方自治体
・地域団体
・社会・環境上のボランティア団体およびNGO
・競技団体、地域計画者、地域医療と教育の専門家
・建築家 等
◆BS8904の購入方法
BS8904は、下記URLよりダウンロード購入が可能です。
価格:£130(ポンド)
http://shop.bsigroup.com/en/ProductDetail/?pid=000000000030209449
■BS8900シリーズの関連サービス
【BS8901:イベント・サステナビリティマネジメントシステム認証】
BSIジャパンでは、持続可能な発展のための基準BS8900シリーズに基づいた、
BS8901(イベント・サステナビリティマネジメントシステム)の認証サービスを
行っており、すでに、国内においての認証実績を持っています。
BS8901は、2012年に開催されるロンドンオリンピックを行う上で、環境・社会・
経済のバランスが取れた大会を運営するために開発された規格であり、2012年6月
にはISO20121として発行が予定されています。
今後、国際的なスポーツイベントや展示会などの誘致活動において重要な規格
となると期待されており、現在、関係者から最も注目されている規格の一つです。
http://www.bsigroup.jp/bs8901
BSI(British Standards Institution)について
英国規格協会は、1901年に英国貿易産業省の支援を受けて設立された世界で
最も古い歴史を持つ国家規格協会。1929年に英国王室の認可(Royal Charter)
を受け、1942年にはBS規格(British Standard規格:英国国家規格)を策定・発行
する英国唯一の機関として英国政府より認可される。現在世界100カ国以上でISOを
中心としたマネジメントシステムの認証・各種検証およびトレーニングのサービス
を提供し、ISOの認証件数は6万件を超える実績を誇る。
ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、
ISO27001 (情報セキュリティマネジメントシステム)を始め多くのBS規格がISO規格
の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇る。BSIグループジャパンは
BSIの日本法人である。
URL: http://www.bsigroup.jp/
■ お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL: 03-6890-1174
FAX: 03-6890-1181
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
RightTouch、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格「ISO/IEC27001:2022 / JISQ27001:2023」の認証を取得
PR TIMES / 2024年12月25日 10時45分
-
BSIグループジャパン(英国規格協会)、世界初(※1)となるISO 14068に基づいたBSI カーボンニュートラルプロダクトKitemark(BSIカイトマーク)をTOPPANエッジ株式会社に認証
@Press / 2024年12月19日 13時0分
-
TOPPANエッジ、クレジットカード製造・発行においてカーボンニュートラルを達成し、世界初、国際規格「ISO 14068-1:2023」に準拠
PR TIMES / 2024年12月17日 16時45分
-
ウェルビーイング重視社会への転換を促す国際規格ISO 25554が発行
PR TIMES / 2024年12月10日 14時45分
-
BSI(英国規格協会)、AIの公平性、整合性を確保するための国際ワークショップのレポートを発表
@Press / 2024年12月9日 13時0分
ランキング
-
112月末まで!今年の「ふるさと納税」注意したい点 定額減税の影響は? 申し込む前に要チェック
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 13時0分
-
2なぜスターバックスの「急激な拡大」は失敗に終わったのか…成長を一直線に目指した企業の末路
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 15時15分
-
3昭和的「日本企業」は人事改革で解体される? 若手社員への配慮と、シニアの活性化が注目される背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月26日 5時55分
-
4焦点:日産との統合、ホンダから漏れる本音 幾重のハードル
ロイター / 2024年12月26日 14時46分
-
5日本郵便とヤマト「120億円訴訟」に至った言い分 物流サービスの「大同団結」が危うい事態に
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください