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新世代のボッシュの慣性センサー

PR TIMES / 2014年5月12日 11時2分

車両の安全性向上に寄与するセンサー / ヨーレートと加速度を組み合わせて測定できるSMI7xy

- ESCから横転検知まで幅広い用途をカバー
- ISO 26262準拠のASIL Dまでのアプリケーションで使用可能
- 極めて省スペース設計&ロバストな操作に最適




ボッシュが新世代の慣性センサーを市場投入することになりました。このSMI7xyセンサープラットフォームは、特にアクティブ/パッシブセーフティシス テムやドライバー アシスタンス システムで使用するために設計されました。新センサーは寸法がわずか7x7x1.5 mm3というコンパクトなBGAハウジングに収められており、非常にロバスト性に優れ、かなりの省スペース設計となっています。

SMI7xyのプラットフォームには、基本アプリケーション向けのSMI720とSMI740、より高度なアプリケーション向けにSMI700と SMI710が用意され、合わせて2つのカテゴリー、4つのセンサータイプが揃っています。最終的な用途に応じて、センサーはISO 26262安全基準に準拠するASIL D(SMI720はASIL Cまで)まで使用できるほか、全モデルに安全コントローラーが組み込まれています。また、SMI700とSMI710はロバスト性の優れたオフセット安定 性も備えています。なお、データ出力には、2種類のSPIプロトコルを用意しております。

高度な車両ダイナミクスアプリケーションに最適
SMI740のハウジングにはヨーレートセンサー(z軸)と2軸加速度センサー(x軸とy軸)が組み込まれており、オプションで最大35 gという高い加速度を検知できるようになっています。また、SMI700には、自動車エレクトロニクスの標準的なデータ出力インターフェースである PSI5インターフェースとCANインターフェースが装備されていますので、SMI700は横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)システムやヒル・ホールド コントロール、アダプティブ クルーズ コントロール、アクティブ フロント ステアリングなどの高度な車両ダイナミクスアプリケーションで使用する際の最適なパートナーとなります。

SMI710においてもヨーレートセンサー(x軸)と2軸加速度センサー(この場合はy軸とz軸)が組み合わされており、PSI5インターフェースと CANインターフェースが装備されています。このため、横転事故を検知し、ロール/ピッチ安定化プログラムなどの高度なドライバー アシスタンス機能の要件にも応えることができます。

横転検知とESC
SMI720センサーは、特に横転検知向けに設計されました。このタイプはハウジング内にヨーレートセンサー(x軸)と1軸加速度センサー(z軸)が組み 込まれているだけでなく、ヨーレートセンサー(z軸)と2軸加速度センサー(xおよびy軸)も装備されています。SMI740は標準のESC仕様に従って 設計されており、基本的な車両ダイナミクスコントロールに最も適しています。

なお、すでにSMI7xyのサンプルが完成していますので、関心のある方はぜひお問い合わせください。

MEMS技術の背景
ボッシュは初期の頃からMEMS(マイクロ エレクトロメカニカル システム)テクノロジーの第一線で活躍しています。1995年の市場導入以来、ボッシュのMEMSセンサー生産数は年々増加の一途をたどり、この間の累計 生産は30億個を超えました。2013年には10億個以上のセンサーがロイトリンゲン工場の生産ラインから送り出されました。製品ラインナップには、圧 力、加速度、湿度、温度、ヨーレート、慣性、地球磁場の測定用センサー、ならびに家庭用電化製品や自動車業界向けの幅広いアプリケーションに対応できる MEMSマイクロホンが含まれます。ボッシュ製センサーの詳細については、www.bosch-sensors.com をご覧ください。

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