RAD社製「Megaplex-1」を東京ガスネットワーク様が採用
PR TIMES / 2024年12月17日 14時15分
既存のレガシー回線を有効活用
株式会社アイティフォー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 恒徳)は、東京ガスネットワーク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:沢田 聡、以下「同社」)様にて、RAD社製品「Megaplex-1」を追加受注したことを本日発表します。
同社はMegaplex-1によって、無線設備の整備期間における既存のレガシー端末間の通信の代替路を確保します。Megaplex-1は、レガシー端末からの通信信号をイーサネット通信信号に変換することが可能な製品です。これを用いて、通信事業者が提供するイーサネット回線を代替路にすることで、旧来の高速デジタル回線のようなレガシー端末通信用回線を代替路にする場合に比べ、大幅にコストを削減することができます。ひいては、既存の機器を長く使い続けることでSDGsにも貢献します。
◆導入の背景
同社では、ガスの安定供給や保安確保に必要なさまざまな通信(電話音声や業務システムの情報)を、レガシー回線を用いてマイクロ多重無線機経由で収集し、監視センターへ送信しています。そのうえで定期的に発生する無線機設備の更新期間中、通信の迂回(うかい)路を確保する必要がありました。そこで、レガシー回線をイーサネット回線で送信可能な形式へと変換するMegaplex-1が、整備中の無線機の代替インフラとして採用されました。
採用にあたってMegaplex-1は、特に長年に渡る導入実績の豊富さなどで高評価を得ました。2021年に最初の機器が稼働し、効果についても評価され、今回の追加受注へつながりました。
◆導入概要
電話音声や業務システムの情報を既存の通信機器からレガシー通信で発信し、Megaplex-1で受け取ります。次にMegaplex-1が、受け取った情報をイーサネット回線で通信可能な形式に変換します。これにより、各事業所の無線機の整備に入るタイミングで都度Megaplex-1を該当の無線機がある事業拠点へ移動させ、監視センターとの通信を継続して維持することができます。
◆期待される効果
既存のマイクロ多重無線設備の整備期間中、拠点間通信を中断することなく業務の維持が可能です。加えてMegaplex-1の付加機能により、レガシー通信以外に複数の既存LAN端末からの通信の収容ができ、迂回路の確保以外に幅広い用途での運用が可能です。既存の機器による業務を長く継続することでコストの発生を抑えるほか、運用が変わらないため新規設備導入への投資や、新しい担当者の教育にかかる労力も抑えられます。
◆Megaplex-1とは
レガシー通信をイーサネット通信に変換する、RAD社の主力製品です。ガス供給を含め社会インフラを担う業界で現在も広く運用される旧来からのレガシー通信・設備を有効活用し、廃棄物の削減などSDGsにも貢献します。
対応する通信方式:T1(1.5M)/E1(2M) 2W(FXS)/4W(E&M)、シリアルデータ他
【東京ガスネットワーク様の概要】
名称:東京ガスネットワーク株式会社
代表者:代表取締役社長 沢田 聡
本社所在地:東京都港区海岸1-5-20
URL: https://www.tokyo-gas.co.jp/network/index.html
【製品URL】
マルチサービス・アクセス装置「Megaplex-4100」
https://www.itfor.co.jp/it-infra/telecom-carrier/megaplex/
【報道機関からのお問い合わせ先】
広報部 TEL:03-5275-7914 E-mail:kouhou_ml@itfor.co.jp
【株式会社アイティフォーの概要】代表者:代表取締役社長 佐藤 恒徳
本社所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
上場区分:東証プライム(4743)
電話:03-5275-7841(代表)
URL:https://www.itfor.co.jp/
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60050/100/60050-100-7a79a46387a486ae84177144e872552c-300x300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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