「がんに関するコミュニケーション実態調査」を実施
PR TIMES / 2018年1月16日 17時1分
~ メディリードxキャンサーペアレンツ共同調査 Part 3~
株式会社メディリード(本社:東京都新宿区 代表取締役 亀井 晋)とこどもを持つがん患者のピア(仲間)サポートサービス「キャンサーペアレンツ」(代表 西口 洋平 URL:http://cancer-parents.com/index.php)は、がん患者支援のきっかけを探るべく、共同でがん患者のコミュニケーション実態調査を実施。第1回の「男性と女性の状況差」、第2回の「お子さんに自身のがんを伝えること」に続き、第3回となる今回は「がん患者の時間の使い方」に焦点を当て分析しました。
メディリードとキャンサーペアレンツは「がんになっても生きていきやすい社会の実現」に向けて、働き盛り世代、子育て世代のがん患者の方々の声を集めて、世の中へ発信していきたいと考えています。今後もさまざまなテーマで調査・研究を進めていきます。
共同調査テーマ「がんに関するコミュニケーション実態調査」Part 3 がん患者の時間の使い方
キャンサーペアレンツ会員を対象に、「がんに関するコミュニケーション実態に関する調査」を実施し、全国47都道府県に在住する30~60代の男女155人の回答を得ました。
詳細はこちら ⇒ http://www.medi-l.com/wp-content/uploads/2018/01/report20180116.pdf
◆調査結果(レポートより一部抜粋)
● 現在の就業状況をみると、ステージに限らず全体的に「フルタイム勤務」者が最も多い。2016年11月調査時と比較すると、特に現在ステージIVの方においてフルタイム勤務者の割合が高い結果となった。<図1>
[画像1: https://prtimes.jp/i/4729/101/resize/d4729-101-308207-1.jpg ]
● がんになる前と現在を比較したそれぞれの行動にかける時間の変化をみると、治療やSNSの時間が増加。一方、仕事にかける時間が減少し、約4人に1人ががんになって仕事を辞めている。<図2>
[画像2: https://prtimes.jp/i/4729/101/resize/d4729-101-305546-2.jpg ]
● かける時間が変わったことのうち、大きく変わった(変えた)と思うものでは、治療関係が最多。次いで、仕事が約41%、SNSが約34%と続く。<図3>
[画像3: https://prtimes.jp/i/4729/101/resize/d4729-101-428478-3.jpg ]
● がんになる前と現在を比較して、SNSの閲覧やSNS上でのコミュニケーションを新たに始めた・増えたと回答した割合は全体で60%と半数以上を占める。性別でみると男性よりも女性が多い。また、子どもがいる方の末子の年齢別では末子が13歳以上、現在のステージ別ではステージIVの方に、SNSの利用が増えた割合が高い。<図4>
[画像4: https://prtimes.jp/i/4729/101/resize/d4729-101-692944-4.jpg ]
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/4729/table/101_1.jpg ]
◆調査内容
・ 属性設問(性別・年代・居住地)
・ 現在かかっているがんの種類
・ 現在の状況(ステージ、治療状況、就業状況)
・ 告知を受けた時のステージ/年齢
・ 子ども(性別、年齢)
・ 日常的に行っていること
・ かける時間の変化
・ かける時間が大きく変化したこと
・ かける時間が変化した理由
・ 変化したことについてどう感じているか、その理由
・ 行動に対する重要度の変化
・ ひとりでいる時間/誰かと過ごす時間の変化、今後の希望
・ 今後、時間を増やしたい・新しくやってみたいこと、その理由
・ 実現できるか、その理由今かけている時間を減らしてもよいと思うこと
◆調査概要
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:キャンサーペアレンツ会員が在住する47都道府県
調査対象:キャンサーペアレンツ会員30~60代の男女
調査期間:2017年9月
有効回答数:155サンプル ※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/4729/table/101_2.jpg ]
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