Qセルズ、米国・エネルギー管理システム企業のGeli社を買収
PR TIMES / 2020年8月14日 12時15分
ー未来型トータルエネルギーソリューション企業へ進化ー
※Qセルズ発信の海外プレスリリースより参考情報としてお知らせ配信しています。
■Qセルズはエネルギー管理システム企業である米国Geli社の株式を100%取得する契約を締結
■IT基盤により、洗練されたエネルギーソリューションを提供可能に
■この買収により、Geli社の先進ソリューションのノウハウを日本でも展開し、トータルエネルギーソリューション企業としてのさらなる飛躍が期待
トータルエネルギーソリューション企業であるQセルズ(韓国)は、米国・サンフランシスコに拠点を置くエネルギー管理システム企業であるGrowing Energy Labs, Inc.(以下「Geli」)社の株式を100%取得する契約を締結いたしました。
Geli社は2010年米国・サンフランシスコで設立され、ノースウェスタン大学MBA出身でマッキンゼー・アンド・カンパニーを経たCEOダン・ロプリン(Dan・Loflin)をはじめ、マサチューセッツ工科大学(MIT)出身の創業者ライアン・ワテナ(Ryan・Wartena)などの経営陣と情報通信(IT)関連の優秀な人材がおり、データ分析技術を使って公共・産業向け太陽光発電設備および蓄電池(ESS)を制御するエネルギー管理システム(EMS)を独自に開発し提供しています。
Geli社のソフトウェアプラットフォームは電力貯蔵開発プロセスを効率化し、二次電池電力貯蔵システム(BESS,Battery Energy Storagy System)の設計、自動化、および管理において業界をリードするソリューションを提供します。人工知能(AI)を活用した二次電池電力貯蔵システムのサイズの最適化と、お客様の収益最大化を図り、また、複数の地域、市場セグメント、ハードウェアソリューションにわたるスケーラビリティと拡張性をサポートする高度なクラウドアーキテクチャと産業用IoTテクノロジーを活用し、蓄電池(ESS)を制御する管理システムを提供しています。
●分散型エネルギーソリューション市場のリーディングカンパニーへ飛躍
200兆円以上とも言われる全世界の電力小売市場はさらなる変化を遂げています。温室ガスを排出しない新再生
エネルギーへの拡大が余儀なくされる状況で個人と企業、自治体などが主体となる分散型発電が拡散されており、
情報通信技術(ICT)が融合しエネルギー市場のパラダイムシフトが起きています。Qセルズはエネルギー産業にソフトウェア技術を加えることの必要性が高いと判断し、昨年末からGeli社の買収を検討してまいりました。また、QセルズのハードウェアとGeli社のソフトウェアを組み合わせたトータルエネルギーソリューションを提供することで、コスト削減が予想されます。
また、Qセルズは今回初のエネルギー管理システム企業の買収により、米国の公共・産業用の分散型エネルギー市場への本格的な進出が期待できます。さらに、世界の分散型エネルギー市場で、競争力をより強化できるようになりました。Qセルズのチャールス・キムCEOは「QセルズはGeli社買収によりお互いの強みを生かし競争力の高いエネルギーソリューションを開発し、分散型エネルギーソリューション市場のリーディングカンパニーへ成長することを期待する。」と述べました。
また、Geli社のダン・ロフリン CEOも「Qセルズと協力することになり嬉しく思う。QセルズとGeliのコラボレーションにより顧客へさらに大きな価値をもたらすことが期待できる。」と述べました。
【Qセルズについて】
Qセルズは、太陽電池セル・モジュールからシステム、大規模発電所まで太陽光発電ビジネスの全分野で展開する総合エネルギーソリューションプロバイダーで、本社を韓国(ソウル)に、技術本部をドイツ(タールハイム)に構えています。ヨーロッパ、北米、アジア、南米、アフリカ、中東諸国などのグローバルビジネスネットワークを駆使し、産業用・住宅用全てにおいて優れたサービスを提供すると共に、顧客との長期的なパートナーシップを構築している。
【ハンファQセルズジャパン株式会社について】
1984年に韓国最大手企業であるハンファグループの日本法人として設立。太陽光発電関連事業(太陽光モジュール輸入販売、IPP事業)をはじめ化学品、鉄工、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を30年以上にわたり展開している。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2019年12月現在で日本向けの出荷量累計5.1GW、住宅設置数62,000棟を達成した。URL: http://www.q-cells.jp
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