第8回1stRound 採択先決定のお知らせ
PR TIMES / 2023年3月15日 20時15分
東大IPCは、国内最大規模を誇る複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」の第8回支援先を決定いたしました。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社は、国内最大規模を誇る複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」の第8回の採択先8社を決定しました。
今回の採択先は、株式会社2DC、株式会社Visban、株式会社OPERe、株式会社エンドファイト、Anylom、ProPlace、Parakeet株式会社、株式会社メタクロシス、です。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 植田浩輔、以下、「東大IPC」)は、国内最大規模を誇る複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」の第8回支援先を決定いたしました。
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技術シーズの社会実装を支援、国内初、大学横断・Non-Equity型最大規模の起業支援プログラム
「1stRound」は、初動を加速させるためのNon-Equity資金支援をはじめ、その事業価値が算定可能な事業体・スタートアップとなるためのハンズオン支援を行うべく、2017年より東京大学を母体に「起業支援プログラム」としてスタートしました。2019年より名称を「1stRound」とし、コーポレートパートナーの参画も得たコンソーシアム形式で展開、その後国立大学の参画は8大学まで広がり(※)現在に至ります。
過去採択企業の資金調達成功率は約90%以上、大手企業との協業も拡大
「1stRound」では、過去6年半、累計68チームを採択し、会社設立・資金調達を支援してまいりました。支援後1年以内の資金調達成功率は約90%以上、大型助成金の採択率50%以上を達成しております。また、コーポレートパートナーを中心とする大手企業との協業関係の創出にも注力しており、68件中31件が協業に至っております。採択企業とコーポレートパートナーをはじめとする様々なステークホルダーを繋げ、双方の知見を活かしたより良いスタートアップ創出のためのコミュニティの醸成とともに、技術シーズを活用したスタートアップビジネス促進の加速を目指します。
また、関連大学の起業家教育プログラムとの連携により、全採択数のうち再応募からの採択は20~25%を占めており、アカデミアからの起業をより後押しする、エコシステム構築を目指しています。
この度の第8回1stRoundでは、2022年12月の審査会にて8社の採択が決定しました。以下ご紹介いたします。
株式会社2DC
代表取締役 増田祐一
https://2dc.co.jp/
省スペース、安全、かつ広範囲なワイヤレス充電システム2D-Chargerを開発。様々なロボットやモビリティが共用可能な充電システムを規格化し、社会を支える新たな充電インフラの構築を目指します。
株式会社Visban
CEO 桒田良輔
ソフトウェアベースのメッシュネットワークコントローラを搭載したガラス基盤型ミニBase-Stationを開発。低コスト、かつ高信頼性ミリ波ネットワークデバイスの提供により6G通信を実現します。
株式会社OPERe
代表取締役 / CEO 澤田優香
https://www.opere.jp/
患者のスマートフォンにて外来や入院における患者説明を行うコミュニケーションツール「ポケさぽ」を元看護師である現場の視点で開発。動画やメッセージを活用し患者説明を半自動化することで、現場の効率化推進と患者の満足度向上を目指します。
株式会社エンドファイト
CEO 風岡俊希
https://www.endo-phyte.com
当社で扱う微生物『エンドファイト』は、すべての植物種に共生が可能で、植物を健康にし、病害や高温などのストレスに強くすると共に、花芽を誘導し美味しい実を付けるという前例の無い効果を提供。これら技術を通じて、通常では生育不可能な環境でも、高レベルな農業生産を可能とするサスティナブルな農業を実現し、農業にイノベーションを起こします。
Anylom
CEO 萩原嘉廣
https://www.anylom.com
医師自らプレートをデザイン可能なソフトウェアの提供により、5日以内の短納期のカスタムメイド型骨折用プレートの納品を実現。 骨に解剖学的骨折用プレートがフィットしないアンメットニーズの根本的な解決を目指します。
ProPlace
CEO 長沼大樹
https://pro-place.site/
脚本をAIで解析、プロダクト・プレイスメント(アニメ・映画などの作中に実在する商品などを露出する広告手法)可能なアイテムの抽出を行うことで、ブランドと作品の双方にとって最適な広告枠創出を実現。ストーリーから注目されるシーンを定量評価することで広告効果の最大化を目指します。
Parakeet株式会社
代表取締役/CEO 中村泰貴
https://www.parakeet-inc.com/
最先端のAI 音声変換技術を用いて、生まれながらにして変えられない (身体的制約) 個人の声色を自由にカスタマイズできるソフトウェアを開発。リアルタイムでの音声変換を実現することで、オンラインライブ・メタバースの音声ニーズに対応。
株式会社メタクロシス
代表取締役 新井康平
https://metachrosys.com/
衣服の型紙を自動生成して3Dモデルを作ることで、3Dモデル作成のコストを大幅に削減。衣服のシルエットや質感を忠実に再現する新たなバーチャル試着サービスの提供により、全く新しい衣服の購買体験の実現を目指します。
東大IPCは「1stRound」の活動を通じて、大学関連ベンチャーの更なる裾野拡大と、日本企業のオープンイノベーション活動を支援してまいります。
国内初、大学横断・Non-Equity型最大規模の起業支援プログラム「1stRound」
「1stRound」は、大学に関連する優れた技術や着想の事業化、社会実装を支援する国内最大規模の大学横断型起業支援プログラムです。採択後はハンズオン支援および各社最大1,000万円の活動資金の提供に加え、コーポレートパートナーとの協業機会の創出にも注力しております。
更に、東大IPCが運営するオープンイノベーション推進1号ファンド(AOI1号ファンド)をはじめとするベンチャーキャピタル等による資金調達の支援や、経営人材の育成・発掘、事業連携等のネットワークを共有することで採択先の事業の垂直立ち上げを目指します。
東京大学に加え、筑波大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、神戸大学、名古屋大学、一橋大学、北海道大学、さらにこの度新たに加わった 九州大学、慶應義塾大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学の計13大学が創出する先進的な研究・技術、起業を目指す大学関係者の一層の発掘・支援を広げてまいります。
※ 2021年の第5回目より、東京大学に加え、筑波大学、東京医科歯科大学、東京工業大学の参画を発表し、国内初の4大学共催起業支援プログラムへと進化しました。2022年4月には神戸大学、名古屋大学、一橋大学、北海道大学の4大学参画により、 8大学へ拡大。更に2023年3月15日、九州大学、慶應義塾大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学が参画いたしました。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について
概要 東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立 2016年1月
株主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷七丁目3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 植田浩輔
URL https://www.utokyo-ipc.co.jp/
https://www.1stround.jp/
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