製造業向けインターネットサービス提供のアペルザ シリーズBラウンド総額約12億円の資金調達を完了
PR TIMES / 2019年7月31日 21時40分
製造業向けセールスマーケティングSaaS事業(アペルザクラウド)の体制を大幅強化
製造業向けに特化したインターネットサービスを運営する株式会社アペルザ(本社:横浜市、代表取締役社長:石原 誠、URL:https://www.aperza.com/)は、資産運用大手フィデリティ系のEight Roads Ventures Japan(旧称:Fidelity Growth Partners Japan)をリード投資家とし、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社および既存株主(GMO Venture Partners株式会社、株式会社ジャフコ)(※敬称略、順不同)を引受先とした第三者割当増資に加えて日本政策金融公庫からのデットファイナンスを合わせ、約12億円の資金調達が完了したことをお知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/14995/102/resize/d14995-102-991944-0.jpg ]
調達の目的と今後の展開
アペルザではこれまで「ものづくりの産業構造をリデザインする」というミッションのもと、メーカー横断で製品情報を検索できる製造業向けカタログポータル「アペルザ カタログ(https://www.aperza.com/catalog/)」や日本初となる製造業特化型オンラインマーケットプレイス「アペルザ eコマース(https://ec.aperza.com/)」を提供し、生産設備業界において新たな事業機会の創出に取り組んでまいりました。現在では、7,600社の売り手企業が出展すると同時に月間30万人の買い手ユーザーが利用する規模にまで至っており、順調に成長を遂げてまいりました。
2019年4月には、売り手企業向けにクラウドサービス「アペルザクラウド(https://cloud.aperza.com/)」をリリースしております。このたび調達した資金は、このアペルザクラウドの顧客基盤拡大に向けた体制強化およびマーケティング費用に投資していきます。特にSaaS事業において重要なカスタマーサクセスやマーケティングの部署の強化を中心に、2020年1月までに社員数を現在の約50名から倍の100名体制へと強化し、顧客基盤をさらに拡大してまいります。(採用に関しては会社ページもぜひご確認ください。https://www.aperza.com/corp/recruit/)また今後、アペルザ主催の採用イベントも積極的に企画していく予定です。
アペルザクラウドの特長
アペルザクラウドは製造業分野に特化したセールスマーケティングのクラウドサービスです。代表の石原がキーエンスで得た知見を元に提唱する「データ営業」に必要な機能を備えています。
データ営業とは、顧客情報を徹底的に収集し活用することで付加価値と生産性の高い営業を実現するものであり、顧客と深い関係を構築することを重視した営業手法です。この「データ営業」という手法を製造業に浸透させることで、日本の製造業の売るチカラを増強し、海外で活躍する日本企業を増やしていきたいというのがアペルザのビジョンとなっています。
株主からのコメント
Eight Roads Ventures Japan プリンシパル 村田 純一氏
“レガシー産業のプロセス変革”は、古くて新しい言葉であり、今この国では様々な産業でその動きが活発化しています。一方で、一般的にその実現が困難を極めるのは業界課題に対する解像度の低さ、そのリアリティの欠如にあると思います。
代表の石原さんは、日本を代表する製造業の一つであるキーエンスにおいて、セールス&マーケティングのデジタル化を主導したキーマンであり、“製造業xデジタル”の両軸に強みをもつ稀有な人物です。その経験に基づき開発された業界特化型のSaaSである“アペルザクラウド”は、製造業のセールスプロセスを再構築しようとする創造的な試みです。我々としては、その社会的な意義、足元の力強いトラクション、また、石原さんと彼のチームが見通す製造業の未来、なによりもその解像度の高さに可能性を感じ、今回のラウンドをリードさせていただくことにいたしました。アペルザが日本の誇りである製造業をアップデートし、同社が日本を代表するSaaS企業へ躍進を遂げてくれることを期待しております。
株式会社ジャフコ パートナー 北澤 知丈氏
2017年にご出資して以降、アペルザは広告型の事業モデルから、製造業の特殊で専門性の高い業務を効率化するSaas事業へと進化しています。同社の力強い組織力とプロダクトは日本の製造業を大きく変えていくものと確信し、前回ラウンドに引き続き出資をさせて頂きました。今後、製造業向けSaas企業として、日本だけでなくグローバルでもご発展されることを期待しております。
GMO Venture Partners株式会社 パートナー 宮坂 友大氏
初回に投資させて頂いた際と変わらず、アペルザが取り組む製造業領域は、引き続き日本の基幹産業であり就業人口も非常に多い意義が深い領域です。この領域については世界的にも日本の存在感はまだまだ際立っており、アペルザは十分に海外進出のチャンスがあると考えています。営業活動の効率化を図るアペルザクラウド、間接材のeコマース、それに関連する情報や取引の効率化、そして決済などアペルザには多くのポテンシャルを感じています。今回の調達をいかし、さらなる飛躍を期待をしています。
SMBCベンチャーキャピタル株式会社 執行役員 太田 洋哉氏
日本の中小製造業の中には、技術力があるにも関わらずITリテラシー不足により、埋もれてしまっている企業が多数存在します。アペルザ社はこうした企業に光をあてるサービスを提供しておられます。我々グループで多数お取引を頂いている製造業の経営効率化に大きく貢献するものであり、まさに銀行系VCとして手掛けるべき案件だと確信しております。初めて御会いした時から投資させて頂こうと思っておりました。全力で御支援させて頂きます。
三菱UFJキャピタル株式会社 投資第三部 清水 孝行氏
日本の製造業の優れた技術力を、国内のみならず世界に発信するためのIT化支援・セールスマーケティング支援で、大きく社会に貢献しているアペルザ。三菱UFJキャピタルは、アペルザの更なる成長の実現に向けた応援団として、MUFGの一員ならではの強みを活かし、ポテンシャルのある日本の中堅・中小製造業の皆さまに、アペルザのサービスを知ってもらうお手伝いをしていきたいと考えています。
クオンタムリープ株式会社 代表取締役 ファウンダー&CEO 出井 伸之氏
アペルザには、ものづくり産業のデジタルトランスフォーメーションを牽引してもらいたい。新たなパラダイムシフトが目前に迫っているが、日本の土台となっている「ものづくり」がこれ以上世界と離されないためにも、アペルザのようなベンチャー企業が必要不可欠である。今回の調達を起爆剤として、益々の成長を期待しております。
エンジェル投資家 島田 亨氏
エンジェル投資家として活動して約20年。通算で約110社のスタートアップに投資をしていますが、アペルザの目指す「日本の製造業支援する新たな枠組創り」は実現可能なモデルであり、そして同時にスケールの大きなものと言えます。このポイントに着目した経営陣は、当たり前の事を高いレベルでやる事の大切さを理解している起業家と言えます。このようなSocial Entrepreneurを引続き応援していきたいと思います。
エンジェル投資家 小泉 文明氏
アペルザは、日本発で世界に通用するSaaSスタートアップになる可能性を秘めていると思います。日本がグローバルで強みを持っている製造業というドメインに特化していることや経営陣が製造業に精通していること、プロダクトが業界の取引の中核業務に入り込んでいっていることから、今後がますます楽しみです。この成長余地が大きいスタートアップを今後も支援していきたいと考えています。
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