1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

産後の女性は助産師からの継続したサポートを「産後2年程度」必要としている

PR TIMES / 2021年8月24日 11時15分

~「産婦人科オンライン」で助産師に相談した利用者のアンケート分析より~

一般的に、母親の産後1ヶ月健康診査の終了は「産婦人科卒業」とも言われており、その後は助産師と継続的に関わる機会が減少します。しかし、0~2歳児の保護者を対象とした調査1)では、授乳について困ったことがあったと回答した者が78%、離乳食で困ったことがあったと回答した者も74%であり、産後1ヶ月以降も助産師など専門家のサポートが求められています。
株式会社Kids Public(東京都千代田区 代表:橋本直也)は、同社が運営する遠隔健康医療相談サービス「産婦人科オンライン」で助産師に相談した利用者のアンケート結果をもとに、どれくらいの期間、どのような産後のサポートが必要とされているか、調査しました。
1)厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)



[画像1: https://prtimes.jp/i/19477/102/resize/d19477-102-ebca2e924ab68bd6bc2c-1.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/19477/102/resize/d19477-102-3ae19092f9f9f9d8bb94-0.png ]


■産婦人科オンライン(助産師への夜間相談)分析結果
産婦人科オンラインでは、女性の健康や妊娠・出産、産後に関してあらゆるご相談が可能です。「夜間相談」では、平日18~22時、1回10分の予約制で、チャットや音声通話、ビデオ通話などのツールを用いて、産婦人科医や助産師と1対1で相談できる医療相談サービスです。今回、助産師に寄せられた相談内容を分析したところ、以下のことが明らかになりました。(産後に寄せられた884件の相談、分析対象期間2020年10月~2021年3月)

(1)産後1年以降に利用している女性が2割以上
利用時期を見てみると、0~3ヶ月が31%、4~7ヶ月が26%、8~11ヶ月が19%、12ヶ月以降が22%(19ヶ月以降は9%)を占めていました。産後は、ある特定の時期に悩みが多い訳ではなく、産後1年以降も2割以上の利用があり、産後1年6ヶ月を過ぎての相談も約1割を占めていました。

(2)産後1年半を過ぎると「精神的な不調や不安」に関する相談が多い
利用時期別の相談内容内訳(重複利用を含む)は以下の通りで、産後1年までは授乳や離乳食などを中心とした子育て全般に関する相談が多く寄せられていました。一方、1年半を過ぎると「精神的な不調や不安」に関する相談が2割以上を占めていました。相談数自体は減ってきますが、精神面に関する相談が目立ってくる傾向にあるため、産後2年程度は専門家のサポートが必要だと考えられます。

(3)産後1年半以降も繰り返し利用している傾向がある
産後19ヶ月以降で2回以上利用した女性は約24%であり、最も利用回数が多い方で合計23回の利用がありました。中でもメンタルに関する相談は繰り返し寄せられる傾向があるため、既存の支援体制に加え、助産師などの専門家にいつでも相談できる環境の提供が求められていると考えられます。


■産婦人科オンライン助産師統括 助産師 太田愛コメント
お子様が1歳前後で仕事復帰される方も多いと思いますが、仕事復帰後は保護者様にとってもお子様にとっても、取り巻く環境が大きく変化し、「これって本当に大丈夫なのかな?」「仕事と家庭の両立って大変だな」と感じることも少なくありません。出産直後だけでなく、産後2年程度の長期にわたって、いつでも専門家に相談でき、正確な情報にアクセスできる環境や、辛い気持ちを話せる場所があることはとても重要です。「産婦人科オンライン」では、100人子どもがいれば100通りの子育てがあると考え、お母様やお子様の様子を細かく伺いながら助産師がアドバイスしています。利用後アンケートでは95%の方が「また利用したい」と回答しており、多くの方から高評価をいただいています。さらに、お子様の体調に関することは、姉妹サービス「小児科オンライン」で小児科医に相談することもできます。大変な社会情勢で外出しにくいこのような中でこそ、どなたでも利用可能なオンラインによる医療相談を、多くの企業・自治体様にご活用いただければ嬉しいです。


■スマホで相談「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」

[画像3: https://prtimes.jp/i/19477/102/resize/d19477-102-6eb8024137a72f7d6067-2.jpg ]


産婦人科オンライン(https://obstetrics.jp)と姉妹サービスである小児科オンライン(https://syounika.jp)の提供するサービスは下記の通りです。多角的なオンラインサービスを提供することで、多様なニーズを満たします。

毎日24時間メッセージを送れる一問一答形式のサービス「いつでも相談」
平日の18時~22時の間、10分間の予約制で産婦人科医、小児科医、助産師に相談できる「夜間相談」
公式LINEアカウントやメールマガジンでの医療記事「産婦人科オンラインジャーナル」「小児科オンラインジャーナル」の定期配信
授乳や子育て全般に関する動画ライブ配信


[画像4: https://prtimes.jp/i/19477/102/resize/d19477-102-fa3e20c737fcb9e8a577-3.png ]


相談サービス(いつでも相談、夜間医療相談)では、下記など保護者自身の心身の悩みから子どもの健康・子育ての悩みまで幅広い相談に専門の医師・助産師が対応します。

妊娠中の食事や服薬について教えて欲しい。
子どもの湿疹が続いている。家でできるケアは?
うまく授乳ができず、乳腺炎になってしまった。対応を相談したい。
離乳食が進まなくて悩んでいる。

その他、病院に行くほどではなくても、妊婦や子どもの保護者からしてみると心配の種となっているような些細な悩み・不安にも寄り添い、子どもと女性の健康を支えていきます。
※本サービスは遠隔健康医療相談サービスであり、医療行為ではありません。診断や薬の処方はできません。


《参考資料》
■コロナ禍で注目が高まっているオンライン医療相談
新型コロナウイルス感染症流行の影響下において、オンラインを活用した医療相談は注目を集めています。
外出がままならず、家庭内で様々なストレスを抱えることの多い状況で、自宅からスマートフォンを通して妊娠・出産・子育てを支える専門家に繋がるセーフティネットを提供することは、ウィズ/ポストコロナ時代でより重要な役割を果たします。
「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」は、産婦人科・小児科領域のオンライン医療相談を行うに留まらず、下記の役割で貢献しております。

保護者に対面でのサポートが必要と判断した場合は自治体へ適切に情報連携し、オンラインだけでは閉じない、包括的な母子保健施策として貢献
新型コロナウイルス感染に関する医療相談
外出機会が減少する中で蓄積される育児ストレスへの相談対応
親子サロンの中止などにより減少した対面育児サポートの補完



■お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室(担当:川畑)
https://kids-public.co.jp/
所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
TEL:03-4405-9862
E-Mail:contact@syounika.jp
設立日:2015年12月28日
代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」(https://syounika.jp/)「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp)及び医療メディア「小児科オンラインジャーナル」(https://journal.syounika.jp/)「産婦人科オンラインジャーナル」(https://journal.obstetrics.jp/)を提供。
提供サービス:
【遠隔健康医療相談サービス】
「小児科オンライン」https://syounika.jp/
「産婦人科オンライン」https://obstetrics.jp
【医療メディア】
「小児科オンラインジャーナル」https://journal.syounika.jp/
「産婦人科オンラインジャーナル」https://journal.obstetrics.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください