こども病院で活動するファシリティドッグ 導入希望の高まりを受けて、候補犬2頭を迎え、さらに年内に追加1-2頭の予定
PR TIMES / 2024年7月1日 10時45分
小児がんや重い病気の子どもたちをエビデンスに基づいた心のケアのプログラムでサポートする認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ(東京都:理事長キンバリ・フォーサイス)は、主力事業であるファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)において、ファシリティドッグの候補犬として、オリとマナの2頭を迎えました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23199/103/resize/d23199-103-ec6cb0ca6a64c7331699-0.jpg ]
「オリ」
犬 種:ラブラドール・レトリーバー(メス)
誕生日:2022年5月3日生まれ(7月1日現在 2歳1ヶ月)
ベイリー、ヨギ、アニー、アイビーが育ったアシスタンス・ドッグス・オブ・ハワイ出身です。日本国内でのファシリティドッグの需要の高まりに応じ、シャイン・オン!キッズに特別に譲渡いただきました。現在、本格的に神奈川県立こども医療センター内での練習を進めています。関わってくださる皆様には、「オリ姫」と呼ばれて、親しんでいただいています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23199/103/resize/d23199-103-22b8ebfeb98b8ad51f7e-3.jpg ]
「マナ」
犬 種:ミックス犬(メス ゴールデン・レトリーバー15/16、ラブラドール・レトリーバー1/16)
誕生日:2024年3月8日(7月1日現在3ヶ月)
トミー・ミコと同じ、”働く犬”のブリーディングを専門的に行う サービス・ドッグス・オーストラリア(旧 キャリア・ドッグス・オーストラリア https://www.careerdogs.com.au/ )出身です。
小児緩和ケアの必要性が認められる中、ファシリティドッグへのニーズがますます高まっています。導入希望の声にお応えし、多くの子どもたちのもとへ訪問できるようにするためには、より多くの候補犬を育成する必要があります。
ー 育成・導入を検討している病院 ー
神奈川県立こども医療センター ※アニー(8歳)の後任犬
東京都立小児総合医療センター ※アイビー(7歳)の後任犬
サポートチーム
関東地域の3病院
関西地域の2病院
このような日本国内でのファシリティドッグの需要の高まりに応じ、7月中に1頭、さらに秋頃の輸入も計画しています。本格育成開始から3年目を迎える今年、現在トレーニング中の候補犬トミーとミコと合わせて、6~7頭を育成する予定です。補助犬育成団体の世界的な統轄組織であるアシスタンス・ドッグス・インターナショナル(Assistance Dogs International: ADI)の認定を持つ、アメリカの育成団体での実務経験を持つマネージャー・トレーナーの3人体制に加え、多くのボランティアの皆様のお力添えにより、今後も育成事業を拡充して参ります。
■候補犬トミー・ミコの近況について
トミーとミコを迎えて1年が過ぎました。間もなく1歳6ヶ月になる2頭は、順調にトレーニングを進めています。スポンサー企業への訪問、入院を経験し現在は退院したお子さん・ご家族向けのイベント参加などを通して、様々な場所、人、状況に触れながら、健やかに成長しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/23199/103/resize/d23199-103-5dc233df87a5e80e8a05-2.png ]
・病院などでのトレーニング
定期的に、神奈川県立こども医療センターの病棟や、併設の重症心身障害児施設、肢体不自由児施設協力のもとで、練習に励んでいます。ベッド上での添い寝(Snuggle)、子どもの脚やベッドの端への顎のせ(Visit)、宝さがしゲーム(find it)など、施設を利用する子どもたちに協力してもらいながら、進めています。
また、検査室などでの本格的なトレーニングもできるようになってきました。放射線治療室や、透視検査室に入り、スタッフの皆さんが行き交う中で上手に待つことができるよう、練習を重ねています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/23199/103/resize/d23199-103-0c01b6d8785de9e6a0d6-3.png ]
今後は、神奈川県立こども医療センター以外の導入病院にも協力いただき、トレーニングをステップアップしていく予定です。
その他にも、付き添いご家族の滞在施設「リラのいえ」(横浜市南区)や、日本初のコミュニティ型こどもホスピス「TSURUMIこどもホスピス」(大阪市鶴見区)でのイベント参加など、トミーとミコはファシリティドッグのトレーニングをしながら、闘病中の子どもたち、きょうだい、ご家族への心のケア(動物介在活動)を積極的に行っています。
■シャイン・オン!キッズとは
小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ プログラム(アート介在療法)、キャンプカレッジ(小児がん経験者のコミュニティ運営)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)、シャイン・オン!フレンズ(小児がん経験者のWEBコミュニティ)などを運営。2006年設立、2024年6月現在全国31病院にて活動中。http://sokids.org/ja/
<関連リンク>
こども病院への導入希望の高まりを受けてファシリティドッグ候補犬トミー&ミコとともに新拠点での育成を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000023199.html
小児がんや重い病気とたたかう子どもたちへ一流アーティストのライブイベントを TSURUMIこどもホスピスで立体音響システムを駆使した音楽フェスティバルを開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000023199.html
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