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台湾のミネラルウォーター市場、食品最大手の統一企業がシェア4割占める【BtoC最前線~台湾の流通と消費動向】ワイズリサーチのConsumer Report

PR TIMES / 2021年10月19日 10時45分

台湾消費者のビッグデータからみるBtoC市場の最新動向

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)のワイズリサーチは、【BtoC最前線~台湾の流通と消費動向】ワイズリサーチのConsumer Reportを発行しました。本レポートは、500万人超の台湾消費者のビッグデータから消費動向、売れ筋商品、流通チャンネル別の販売動向に関する最新情報をまとめています。今週は、ミネラルウォーターの販売状況をレポートします。



今回はミネラルウォーターの主要販売チャンネルである▽コンビニエンスストア▽スーパーマーケット▽量販店の消費データに基づき、5/10~8/29期間中の時事の影響、購買人数と一人あたりの消費金額の変化から、ミネラルウォーターの販売状況を分析する。

新型コロナの影響でミネラルウォーターの購買人数は5割減 特にコンビニの購買人数は大幅減少

防疫第3段階(日本の緊急事態宣言に相当)を実施した5月第3週(5/17~5/23)では、コンビニエンスストアの来店客数は前週比37%減で、全販売チャンネルの中で最も高い減少幅だった。なお、量販店の来店客数の減少幅は20%以上だった。

[画像1: https://prtimes.jp/i/59899/103/resize/d59899-103-94f00bcb20681845945d-0.png ]


5月第3週で新型コロナの市中拡大が発生してから、ミネラルウォーターの購買人数はマイナス成長を見せ、減少幅は50%以上だった。また、この減少傾向は6月第1週(5/31~6/6)まで継続していた。なお、新型コロナの市中拡大以前(5/10~5/16)とレベル3が解除した週(8/23~8/29)の購買人数を比べると、全販売チャンネルの購買人数は平均的に30%減だった。
[画像2: https://prtimes.jp/i/59899/103/resize/d59899-103-1f08993b7cc5db64082d-1.png ]




統一企業傘下のミネラルウォーターブランドの市場シェアは総合トップで4割を占める

消費者向けに電子レシートを保存できるアプリを提供するインボス社(invos Data)がまとめたデータによると、8月のミネラルウォーターブランド別総合販売ランキングの上位20位は順に1.PH9.0(統一企業)2.台塩3.多喝水(味丹)4.H2O(統一企業)5.悅氏6.泰山7.UNI(統一企業)8.舒跑9.evian10.美聯社VV元氣11.家福12.水事紀(統一企業)13.富維克(Volvic)14.波爾15.SamDaSoo16.巴部農17.FIJI 斐濟18.清境19.北海道大雪山20.味全天然水―だった。

[画像3: https://prtimes.jp/i/59899/103/resize/d59899-103-1b9171c56f3d5e780a84-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/59899/103/resize/d59899-103-f1b37ef816a1c3cc33d4-3.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/59899/103/resize/d59899-103-8e524329d9321e5deeef-4.png ]

なお、PH9.0、H2O、UNIと水事紀は統一企業(ユニプレジデント・エンタープライゼズ)傘下のミネラルウォーターブランドのため、統一企業のミネラルウォーター商品は市場シェアの40%を占める。とくにPH9.0はスーパーマーケット、量販店の販売ランキングで常に上位15位以内に維持しており、コンビニエンスストアの販売ランキングでは、7月と8月で2カ月連続の販売トップだった。また、日本輸入の北海道大雪山の販売は好調で、前月比19位も上昇し、8月の総合販売ランキングの19位にランクインした。

8月のミネラルウォーターの販売状況を見ると、コンビニエンスストアの販売額は最も高い比率を占め、購買人数は全体の8割以上。また、スーパーマーケットの販売ランキングの推移を見ると、消費者のミネラルウォーター商品の愛着度は高く、同一商品を買い続けることは多いと考えられる。

※データ提供:invos Data
・消費データの観測期間:5/10~8/29
・観測対象:約260万件のミネラルウォーター消費データ
・観測チャンネル:コンビニ、スーパー、量販店など計20,000店舗

【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売

【お客様からのお問い合わせ先】
ワイズコンサルティング リサーチ部
TEL:+886-22381-9711(日本時間10:00~19:00)
e-mail:research@ys-consulting.com

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