持続可能な物流のため、商品の外装表示標準化に取り組んでいます
PR TIMES / 2021年12月3日 18時45分
荷主として事業を通じた社会課題解決に貢献し、ESG経営を推進 ドライバーおよび倉庫作業者の商品仕分け・検品時の作業効率を向上
株式会社 J-オイルミルズ(東京都中央区、代表取締役社長:八馬 史尚、以下 当社)は、本年4月にコミュニケーションブランド「JOYL(ジェイオイル)」を制定し、JOYLロゴを配した商品外装のリニューアルを順次進めています。これを契機に、かねてより取り組んできた外装表示標準化対応を加速し、本年12月末までに家庭用ナショナルブランド全商品(約70品目 ※1)の対応が完了いたします。
労働力不足が深刻化する中、我が国の経済活動と国民生活を支えるライフラインである物流の生産性向上を図るためには事業者間の連携・協働による効率化が必要であり、標準化は連携・協働に欠かすことのできない取り組みです。外装表示の標準化は、2020年3月に国土交通省が策定した「加工食品分野における物流標準化アクションプラン」(※2)においても、取り組むべき4項目の1つとして掲げられています。
これまでの加工食品分野における外装表示は、各社商品ごとに設計、印字がなされており、表示内容や表示位置、文字フォント等が異なっていました。商品特定表示のフォーマットを統一し、底面を除く全5面の右上寄に表示、バーコード等の表示内容は表示位置、識別性・視認性の高いフォントに標準化することによって、商品の仕分けや検品時の作業効率向上を図ることができます。
本取り組みは、特に共同配送(※3)時のドライバー及び倉庫作業者の作業の効率化・簡素化につながり、誤配防止にも有効なため、当社は共同配送の対象である家庭用ナショナルブランド全商品において、先行して標準化を進めてまいりました。プライベートブランド品や留め型品についてはお取引先様の意向を尊重しながら、業務用商品を含めて、今後も順次対応してまいります(※4)。
[画像: https://prtimes.jp/i/38494/104/resize/d38494-104-55d30804062a9d3f2deb-0.png ]
■ 物流課題解決に向けた、当社のこれまでの取り組み
当社は事業活動に必要な物流の持続的・安定的な確保に向けて、パレットの活用等様々な施策に取り組んでまいりました。2015 年に神戸と若松の工場間輸送をフェリーにシフトする「モーダルシフト」を行い、「エコシップマーク」の認定を受けています。
また、長距離・長時間運行や夜間の仕分業務による物流従事者の業務負荷を軽減するため、2017 年に東北のストックポイントの拡充、関東・中京のストックポイントを開設しエリア在庫拠点からの配送への移行を進めてまいりました。2019年には国土交通省が提唱する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、国民生活や産業活動に必要な物流の持続的確保を目指して「自主行動宣言」を提出しました。(※5)
2020年にはライオン株式会社、モンデリーズ・ジャパン株式会社、および鈴与株式会社とともに、 CO2排出量削減等の環境負荷低減とドライバーの労働環境改善を目的に、スワップボディ車両を利用した共同連携輸送を実施し、経済産業省「令和2年グリーン物流パートナーシップ会議」商務・サービス審議官表彰を受賞いたしました。(※6)
当社は今後も事業を通じた社会課題解決に貢献するため、バリューチェーン全体でマテリアリティ(重要課題)に取り組み、事業活動による負の影響を最小化するESGに配慮した経営を推進いたします。
(※1)家庭用植物油脂、家庭用マーガリン・ファットスプレッド、家庭用プラントベースチーズ・プラントベースバターが含まれます。
(※2)国土交通省ホームページ「加工食品分野における物流標準化アクションプラン」
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000500.html
(※3)共同配送とは、届け先(納品先)の共通する複数のプレーヤー(メーカー等)が互いに荷物を持ちより、特定エリアの配送業務を共同で行うことでトラックの積載効率や配車効率等を高め、CO2削減とコスト削減の両立を実現しようという取り組みです。当社商品で共同配送を行っているのは外装を有する有姿品のうち、油脂(液油)、マーガリン・ファットスプレッド、プラントベースチーズ・プラントベースバターです。
(※4)業務用商品のスターチや大豆粉やパン用ミックス粉、油糧(動物のえさ)等の紙袋入り商品については、側面に製品コードを明記しているため、現状を対応済みとみなす等の例外があります。また、無地段ボールで配送を行っているファイン等の一部商品につきましては、本取り組みの対象外です。
(※5)2019年6月27日 当社プレスリリース
物流の持続的・安定的な確保に向けて「ホワイト物流」推進運動の自主行動宣言を提出
~物流事業者の皆様と協力し、深刻化が続くトラック運転者不足に対応~
https://www.j-oil.com/press/materials/190627_release.pdf
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【2024年問題】残業規制から1か月 配送が2日に1回になるスーパーも 運転手「かえってしんどくなった」福岡
FBS福岡放送ニュース / 2024年5月4日 8時1分
-
業界初(※1)!物流2024年問題にも貢献する新サービス「貨物軽自動車運送事業者間で黒ナンバー車の共同使用」を提供開始
PR TIMES / 2024年4月27日 11時15分
-
道路維持管理支援サービス「みちログ」、国土交通省の点検支援技術性能カタログに掲載
PR TIMES / 2024年4月24日 17時40分
-
小菅村、エアロネクスト、NEXT DELIVERY、セイノーHDがドローンを含む次世代高度技術の活用による地方創生に向けた包括連携協定を締結
PR TIMES / 2024年4月20日 11時40分
-
J-オイルミルズ静岡事業所の一部倉庫の電力に静岡県産CO2フリー電気「静岡Greenでんき」を導入
PR TIMES / 2024年4月11日 17時15分
ランキング
-
1物価の優等生『もやし』生産者はようやく少しずつ値上げ…しかし消費減で悲鳴「このままでは生産者がみんな廃業してしまう」
MBSニュース / 2024年5月8日 19時18分
-
2「肉も野菜も安い!」ドラッグストア絶好調の理由 物価高で高まる存在感、買収で生鮮食品も導入
東洋経済オンライン / 2024年5月9日 8時0分
-
3米検察当局がテスラを調査 報道、詐欺行為の疑いで
共同通信 / 2024年5月9日 6時5分
-
4損保大手、火災保険料引き上げ=10月に10%、災害激甚化で
時事通信 / 2024年5月8日 17時54分
-
5「次を決めずに辞めてもいい」実は英断な“あえて無職”=「キャリアブレイク」の活用を経験者に聞く
オールアバウト / 2024年5月8日 21時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください