Z世代の理想は「友達のように接してくれる」上司。1,000人に聞いた、働き方に関するリアル
PR TIMES / 2024年4月12日 13時40分
服装や髪型、働く場所など「自分らしく働けるか」も重視
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Z世代向けの企画・マーケティングを行う『僕と私と株式会社』は、全国のZ世代、ミレニアル世代、X世代の男女1,199人を対象に、働き方に関する意識調査を実施しました。
さまざまな企業が採用のためにZ世代に特化した施策を展開している昨今ですが、そもそもZ世代自身は働き方についてどのような考えを持っているのでしょうか。詳しく調査してみました!
【調査サマリ】
- どの世代も働くうえで重視するのは「休みの取りやすさ」「給料」「職場の雰囲気」
- Z世代は現在の仕事を“ステップアップの場”として捉えている
- 現在、Z世代の6割程度が毎日出社している
- Z世代の理想のワークスタイルは「毎日リモートワーク派」と「毎日出社派」で二分化している
- Z世代の仕事上の悩みは「悩みを相談できる相手がいない」「副業ができない」「残業が多い」など
- Z世代の半数以上が転職もしくは起業を意識している
- Z世代の理想は仕事内容、ワークライフバランス、ワークスタイルなど含めて“自分らしく”働けること
- Z世代にとって理想の上司は「友達のように接してくれる」人
働くうえで重視するのは「休みの取りやすさ」「給料」「職場の雰囲気」
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まず、働くうえで重視している点を聞いたところ、どの世代でも上位に挙がったのは「休み・有給が取りやすい」「職場内の雰囲気が良い」「給料が多い/仕事に見合った報酬」などの回答でした。
しかし、世代が下がるほど重視する点が分散し、働くことに対する価値観が多様化している様子がうかがえます。
Z世代とX世代の比較でもっとも差が出た項目として「職場内の雰囲気が良い」が挙げられ、X世代では38.4%が重視すると答えたのに対し、Z世代はわずか16.3%。リモートワークが浸透したことや、職場だけに居場所を求めない意識などが表れた結果かもしれません。
その他、Z世代の特徴として「転職に有利」「SDGsや社会課題への取り組みに積極的」「多様な価値観の人々が共存している」といった項目への回答が他の世代と比較しても特に高い傾向にありました。
Z世代は会社のブランドや肩書きではなく、自身のキャリアや価値観に沿った働き方を重視していると言えるかもしれません。
Z世代は現在の仕事を“ステップアップの場”として捉える傾向にある
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次に、今の仕事に関してより自身の考えに近いものを2択から選んでもらったところ、いくつかの項目で世代間の違いが見える結果に。
特にZ世代は他の世代と比較しても、「今の仕事は3年以内に転職するつもりだ」や「転職や企業など経験を積む前提で今の仕事を選んだ」と考える傾向が強いことがわかりました。
年齢や人生のステージによる意識の差もあると考えられるものの、今の仕事を自身のキャリアにおける“ステップアップの場”として捉える世代がいることは特筆すべきことかもしれません。
また、Z世代・Y世代の半数以上が「副業など他の仕事をすることにも興味がある」と回答しました。
近年、キャリア志向やリスキリング意識の高まりを受けて大手企業も副業を解禁したこともあり、副業がより具体的な検討対象になっていることがうかがえます。
現在、Z世代の6割程度が毎日出社している
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続いて、現在のリモートワークの頻度を聞いたところ、Z世代・Y世代ともに6割程度が「毎日出社をしている」という回答であった一方、X世代の74.9%が毎日出社しているという回答に。
会社からリモートワークが認められていても、世代が上がるほど出社をしている傾向がうかがえます。
Z世代の理想のワークスタイルは「毎日リモートワーク派」と「毎日出社派」で二分化している
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そのうえで、理想の出社頻度について聞いたところ、やはり世代が上がるほど出社の意向が高まるようで、X世代においては半数を超える54.2%が「毎日出社」が理想であると回答しました。
Z世代においては、もっとも多いのは他の世代同様「毎日出社(38.5%)」であるものの、その次に多いのが「毎日リモートワーク(32.0%)」でその差はわずかでした。
出社をしたいタイプと、リモートワークを理想とするタイプでちょうど二分されているのが特徴と言えるでしょう。
Z世代の仕事上の悩みは「悩みを相談できる相手がいない」「副業ができない」「残業が多い」など
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仕事上での不満や悩みを聞いたところ、どの世代でもトップは「給与・待遇」という結果に。仕事をする以上、切っても切り離せない永遠の悩みであるということがわかります。
Z世代の不満・悩みでは、「悩みを相談できる相手がいない」「同世代が周りに少ない」「副業ができない」「残業が多い」「飲み会などが多い」が高く、自分の感覚と旧来の感覚が合わないことで悩んでいる様子がうかがえます。
また、「スキル経験不足」「今後のキャリア」について悩む層が多いのもZ世代の特徴で、企業は人材確保の観点からもそうした声に耳を傾け、対応していくことが求められるかもしれません。
Z世代の半数以上が転職もしくは起業を意識している
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さらに、転職・起業に対する考え方を聞いたところ、実にZ世代の半数以上が転職もしくは起業を意識していることが分かりました。
そのほかの世代ではZ世代ほどではないものの、Y世代も半数以上が転職ないし起業を意識しながら働いているということが分かりました。
Z世代の理想は仕事内容、ワークライフバランス、ワークスタイルなど含めて“自分らしく”働けること
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また、理想の働き方に関する質問をしたところ、各世代の傾向は「好きなことでお金を稼ぐ」「仕事の内容に興味が持てる」「週休3日制」などが上位に挙がりました。
世代間で比較すると、Z世代では仕事内容やワークライフバランスに匹敵するくらい「服装や髪型など自由な身だしなみで働く」「場所にとらわれず働ける」「副業・兼業ができる」「フレックスタイム制」といった、“自分らしく働けるか”を重視していることがわかります。
また、「同じ職場で定年まで働く」は、X世代に対してZ・Y世代が極端に低く、終身雇用や転職に関する考え方の差が浮き彫りとなりました。
Z世代にとって理想の上司は「友達のように接してくれる」人
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最後に、理想の上司像について聞いたところ、どの世代とも「気軽に相談しやすい」がトップの回答に。
X世代からは「リーダーシップがある」「決断力がある」といった仕事を引っ張っていく姿も支持を集めたものの、Z世代からはいわゆる強いリーダー像であることはあまり重視されていませんでした。
Z世代のトップ3は「気軽に相談しやすい」「丁寧に教えてくれる」「部下に優しい、面倒見が良い」こと、そして「友達のように接してくれる/接することができる」が他の世代と比較して大きく支持を集めました。
Z世代は上司に対して人としての魅力や気遣いなどがあることや、自分と同じ目線に立ってくれることを期待している様子がうかがえます。
調査概要
調査名:Z世代/ミレニアル世代/X世代に聞いた!働き方に関する意識調査
対象条件:全国のZ世代(18~27歳)、ミレニアル世代(28~42歳)、X世代(43~59歳)男女
調査期間:2024年3月14~16日
調査方法:インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数:1,199名(Z世代 569名、ミレニアル 世代427名、X世代 203名)
※調査を引用いただく際は、出典元が「僕と私と」であることを明記いただきますようお願いいたします。
Z世代のホンネを独自調査します
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僕と私と株式会社では、まだ世間には知られていないリアルなZ世代の本音や、最新の流行を、今後も独自調査により解き明かしていきます。
クライアントのニーズに合わせて、アンケートなどからデータを取得・分析する定量調査に加え、想定ターゲットへのデプスインタビュー、実際にテスト商品を使用してのワークショップなどの定性調査なども行なっています。
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また、企業様との共同調査も行っていますので、ご興味のある方は以下のメールアドレスからぜひお問い合わせください。
僕と私と株式会社 担当:福永
guava@boku-to-watashi-and.com
僕と私と株式会社について
僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。Z世代ならではの多くの企画を咲かせています。
今を生きるリアルなZ世代の視点も取り入れたインサイト調査、企画、クリエイティブ制作、コミュニケーションまでを一貫して担当いたします。
また、リモート制度やサウナ採用、地方へのワーケーションなどを取り入れた新しい働き方も実践中。「メンバー全員天才」を目指し、社内からも多くの企業が生まれています。
■ 会社概要
代表取締役:今瀧 健登
所在地:東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V 3階
事業内容:Z世代に関する企画・マーケティング事業、ブランド事業
HP:https://boku-to-watashi-and.com
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