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コロナ禍における「まごチャンネル」を活用した高齢者への行政情報の提供/「高齢者に一定の行動変容を促す効果が期待できること」を確認

PR TIMES / 2021年2月1日 16時45分

2021年2月より公的事業の視点から「実現可能性」等を検証する第2期実証実験を開始

大阪府泉大津市(南出賢一市長、以下「泉大津市」)、泉大津市社会福祉協議会(千百松茅子会長、以下「泉大津市社協」)、株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役・梶原健司、以下「チカク」)は、チカクが開発した「まごチャンネル」を活用して高齢者に迅速かつ適切な行政情報を届ける実証実験(※)について、共同で最終報告書をとりまとめました。
※泉大津市との実証実験のプレスリリース(2020年7月15日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000015422.html



今回の実証実験における主な検証項目と結果については次の通りです。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/15422/table/105_1.jpg ]

また、今回モニターにご協力いただいた高齢者10名のうち、8名から今後も「まごチャンネル」を継続して活用したいとの継続意向も確認できました。

こうした結果を受け、公的事業としての社会実装に向けて、2021年2月より「実現可能性」「持続可能性」の検証を行うべく第2期実証実験を新たに開始いたします。
第2期実証実験においては、自治体から市民の「まごチャンネル」に直接配信し、視聴ログを確認できるチカクが開発したシステムを活用し、以下について、検証していきます。

実現可能性:有用性のあるサービスを技術面で実現できるか?
持続可能性:体制面・資金面など、公的サービスとして、継続することができるか?


また、今回の実証実験で実施したモニターヒアリングで、高齢者は速報性があり、かつパーソナルな領域(下図左上)にアクセスできていないことがわかりました。また、この領域は、「まごチャンネル」のメディア特性との親和性も高いことから、第2期実証実験で、この領域の情報発信も検討していきたいと考えています。


高齢者の情報源

[画像: https://prtimes.jp/i/15422/105/resize/d15422-105-579908-1.png ]


今回の実証実験について、泉大津市長・南出賢一は次のようにコメントしています。
「情報弱者である高齢者への情報伝達について、官民連携・市民共創のもと身近なテレビを使った新しいソリューションにより、高齢者にも行政情報が届けることができ、行動変容が起きることも分かりました。第2期では、『未来のあたりまえ創り』のために、持続可能性について検証していきたいと考えています」

泉大津市社会福祉協議会会長・千百松茅子は次のようにコメントしています。
「この度の実証実験では『まごチャンネル』という、最新のテクノロジーを活用することによって、コロナ禍での新たなつながり方を創造できたと感じています。個人を大切にする今の世の中にあって『お互いを束縛せず、でも、つながっている』という実感を得られることで孤立や孤独、不安の解消につながる、リモート福祉にますます期待しています」

株式会社チカク代表取締役・梶原健司は次のようにコメントしています。
「今回3ヶ月にわたった実証実験において、『高齢者に一定の行動変容を促す効果が期待できること』を確認でき、また、実証実験に参加されたモニター様から『継続して活用したい』という声をいただけたことは大きな成果だと思います。社会実装に向けて、引き続き泉大津市、泉大津市社会福祉協議会と共に第2期実証実験に取り組んでいきたいと思います」

今後もチカクは、高齢者のDXを推進するエイジテック企業として、自治体の皆様と協働で新たなチャレンジを行い、高齢化社会の課題解決へ貢献してまいります。

以上


(実証実験結果)

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/15422/table/105_2.jpg ]



[表3: https://prtimes.jp/data/corp/15422/table/105_3.jpg ]



[表4: https://prtimes.jp/data/corp/15422/table/105_4.jpg ]


(参考)
【大阪府泉大津市について】
泉大津市は、大阪府の泉北地域に位置する市。人口は7.5万人。泉大津市の「大津」という地名は和泉国で一番大きな港という意味で、奈良時代から人が往来する場所でした。和泉木綿の集散地となった江戸時代に真田紐をはじめとした繊維産業が興り、これを地盤に明治以降毛布の製造が始まり、毛布のまちとして発展。現在も国内産毛布においては9割超のシェアを占めています。
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/

【株式会社チカクについて】
チカクは「シニア・ファースト」をミッションとした、高齢者のDXを推進するエイジテック企業です。第一弾プロジェクトとして、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる 「まごチャンネル」を開発・販売しています。
https://www.chikaku.co.jp/

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