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宮崎の山間部で生きる猫に無料で不妊手術を実施。猫の殺処分ゼロを目指す公益法人と行政がタッグを組んだプロジェクトが始動!

PR TIMES / 2025年1月21日 11時45分

公益財団法人どうぶつ基金と高千穂町・五ヶ瀬町・日之影町の3町の協働プロジェクト。中山間地域の猫を救うため集中的にTNRを実施します。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33795/105/33795-105-8b35a5d62beaf86a310a7b254ca22882-1280x670.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


犬や猫の殺処分ゼロの実現を目指す公益財団法人どうぶつ基金(所在地:兵庫県芦屋市、理事長:佐上邦久)は、宮崎県の高千穂町(町長:甲斐宗之氏)、五ヶ瀬町(町長:小迫幸弘氏)、日之影町(町長:佐藤貢氏)の3町と協働し、2025年4月~2025年7月の4か月にわたり、3町の中山間地域で生きる猫に無料で不妊手術を行うTNR(※)地域集中プロジェクトを実施します。

※TNR…Trap(猫を捕獲して)、Neuter(不妊手術を行い)、Return(元の場所に戻す)の略。
<宮崎県山間部TNR地域集中プロジェクト 概要(予定)>
【協働行政】
 宮崎県 高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町
【目的】
 移動型手術車を使用して、高齢化や過疎化が進む中山間地域に生きる猫全頭のTNRを
 集中的にやり遂げることで高齢者と猫を救済する
【実施日程】
 ・2025年4月23日(水)~4月26日(土)
 ・2025年5月27日(火)~5月30日(金)
 ・2025年6月24日(火)~6月27日(金)
 ・2025年7月23日(水)~7月26日(土)
【実施場所】
 4月:旧鞍岡中学校(五ヶ瀬町)
 5月:Gパーク(五ヶ瀬町)
 6月:大人歌舞伎の館(日之影町)
 7月:八戸黎明館(日之影町)
【手術予定数】
 400~500頭(各月100頭前後)

1.3町の現状
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33795/105/33795-105-f4b101c046d532c9bf143ba2d1d519d5-605x318.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


宮崎県の最北西部にある西臼杵郡(高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町)は県中心部から遠く離れており、近隣にスペイクリニック(動物の不妊手術を専門に行うクリニック)は1件もありません。
飼い主のいない猫の不妊化率は低く多くの子猫が生まれており、一部地域においては、生まれた子猫がダムや川に遺棄されるという悲しい出来事も起こっています。

高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町の3町は、どうぶつ基金の協働ボランティア(※)として登録し、地域住民やボランティアとともに飼い主のいない猫の問題を解決するべくTNRに取り組んでいますが、餌やりなどを行っているのは高齢者が多く、猫の捕獲や遠方の動物病院への搬送が困難なこともあり、残念ながら解決に至っていません。

※ 協働ボランティア…「さくらねこ無料不妊手術事業」の趣旨に賛同して本事業に参加し、どうぶつ基金と連携して活動する自治体、ボランティア団体、個人ボランティアのこと。

また、高齢化や過疎化が進んでいることから、猫のお世話をしている高齢者の死亡、入院や施設入所によって餌をもらえなくなる猫もでてきています。
そのような現状を危惧した3町(高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町)から、どうぶつ基金に支援を求める要望書が届いたのは2024年10月のことでした。

2.県、町との協議を経て支援決定へ
3町(高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町)において実施された猫の生息調査では、高千穂町で186頭、五ヶ瀬町で159頭、日之影町で164頭の未手術の猫が確認されました。この結果を受け、どうぶつ基金、高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町に宮崎県も交えて対応を協議。現地の受け入れ体制について地元住民の協力が得られること、宮崎県からも「可能な範囲で協力する」との言葉があったことから支援決定に至りました。

3.中山間地域での一斉TNRのモデルケースを目指して
どうぶつ基金では長らく、臨時の病院を開設しての一斉TNRを実施してきました。今後もこの形式が基本であることに変わりありませんが、今回、過疎化が進む中山間地域であることを考慮し、機動力のある移動型手術車を使用することとなりました。どうぶつ基金としても初の試みです。

中山間地域では人と猫が互いを拠り所として支えあいながら暮らす、そのような昔ながらの光景が今も見られます。しかし、高齢化と過疎化によってその構図は崩れつつあり、3町(高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町)が直面しているような問題が全国で増えていくことは容易に想像できます。
今回のプロジェクトは、そういった地域でのモデルケースとなることも目指しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33795/105/33795-105-ec29143339fe126b21054b1e72409f51-1495x2120.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本プロジェクトのポスター

ご取材のご希望などございましたら、ぜひどうぶつ基金までお問い合わせください!
高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町での活動の様子は随時、SNSやメールマガジンでお知らせしてまいります。
こちらも併せてご覧ください!

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33795/105/33795-105-5a9d31999ace680920c61c57a05b0f8a-200x220.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


公益財団法人どうぶつ基金
どうぶつ基金は、1988年に横浜で設立された民間・非営利の動物愛護団体です。活動資金のすべてを民間からの寄付でまかなっており、飼い主のいない猫や多頭飼育崩壊の犬・猫の無料不妊手術、里親探しの支援、写真コンテストの開催、啓発活動や署名活動等を行っています。

<組織概要>
名称:公益財団法人どうぶつ基金(Animal Action Fund)
住所: 兵庫県芦屋市奥池南町71-7
設立:1988年6月
理事長:佐上 邦久
公式サイト:https://www.doubutukikin.or.jp

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