Green Carbon株式会社は、フィリピン ブラカン州と2国間クレジット制度(JCM)を活用した水田プロジェクトの開発に向けMOAを締結
PR TIMES / 2024年10月2日 16時45分
ブラカン州 約30,000haの水田ポテンシャルを活用
Green Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(読み:グリーンカーボン))はこの度、 フィリピン北部ルソン島のブラカン州※1と2国間クレジット制度JCM(Joint Crediting Mechanism)を活用した水田プロジェクトの開発に向けMOAを締結したことをお知らせします。Green Carbonは2024年度から開始した約800haのプロジェクトを皮切りに、2030年までに約30,000haのプロジェクト拡大を目指してまいります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/105/117956-105-791ad7c17061063dde8c33e145475b43-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
〇フィリピン ブラカン州政府発表リリース
https://bulacan.gov.ph/photo-release-moa-for-green-carbon-project/
ブラカン州とのMOA締結背景
Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど自然由来のカーボンクレジット創出を幅広く展開しています。
フィリピンは年6,000万t-CO2eの農業由来GHGを排出しており、2030年までに75%にあたる4,500万t-CO2eの削減を目標に掲げています。一方、フィリピン全土の水田から排出されるメタンガスを抑制することで、削減目標の半分にあたる約2,405万tのCO2削減ポテンシャルがあるとされています。フィリピンでは水田プロジェクトをメインに展開しており、 2023年度からフィリピン大学との連携し、AWD(間断灌漑※2)導入によるメタンガス削減プロジェクトを開始しています。
今回のMOAではフィリピンブラカン州にて実施されるAWDプロジェクト拡大に向けて連携していくことに合意しました。ブラカン州政府は農家に対するAWDプロジェクトの奨励や農家へのトレーニング支援など、全面的なサポートを担います。Green Carbonは、プロジェクト管理からカーボンクレジットの創出まで包括的に支援します。ブラカン州のサポートを受け、Green Carbonは2024年度約800haから2030年までに約30,000haでのプロジェクト拡大を目指してまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/105/117956-105-59ae0f30592890a21e191abbaa2bc033-1536x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
○ブラカン州とのMOA締結写真(左から2番目:ダニエル・R・フェルナンド州知事、右端: COO 妹尾聖人)
〇関連リリース
フィリピン関連のリリースは下記を参照ください。
https://green-carbon.co.jp/tag/philippine/
※1:ブラカン州
ブラカン州(Bulacan)はフィリピンのルソン島中部に位置する主要な農業地域であり、特に稲作が盛んな地域です。首都マニラからほど近い場所にあるため、国内の食糧供給において重要な役割を果たしています。ブラカン州の肥沃な土壌と豊富な水資源は、稲作に最適な条件を提供しており、州内の多くの農家が年間2回の収穫を行っています。
州内では灌漑システムも発展しており、雨季だけでなく乾季にも安定した米の生産が可能です。特に、持続可能な農業を目指し、効率的な灌漑技術や水資源管理の改善に力を入れている農家が増えています。また、稲作に加え、トウモロコシや野菜の栽培も行われており、ブラカン州は多様な農産物の供給地として知られています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/105/117956-105-54462e7c27e789881e8433ede0009e61-388x337.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
〇Google Earthから参照
※2:AWD(間断灌漑)
間断灌漑(AWD)は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法になります。間断灌漑(AWD)の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与します。
◆Green Carbon 株式会社
代表者 :代表取締役 大北 潤
所在地 :東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607
設立 :2019年12月
事業内容 :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL : https://green-carbon.co.jp/
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、カーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しています。その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。中でもメインで進めている水田のメタンガス削減によるカーボンクレジット創出PJでは、日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約50,000haに拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。
◆GREEN CARBON JAPAN VIETNAM COMPANY LIMITED
略称 :GREEN CARBON JAPAN VIETNAM CO,. LTD
代表者 :代表取締役 大北 潤
所在地 :10th Floor, The Nexus Building, 34-3B Ton Duc Thang, Ben Nghe Ward, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
設立 :2024年8月
事業内容 :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業
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