【プレスリリース】フィリピン台風 「箱の中の学校」で教育再開

PR TIMES / 2013年11月28日 17時19分

台風30号で被災した学校は7,000校以上。被災した多くの子どもたちが、学校に通えない状況が続いて
います。



・本信は、ユニセフ本部PRに、現地事務所からの情報を日本ユニセフ協会がまとめたものです
・本部PRの原文(英語)は、http://www.unicef.org/media/media_71057.htmlでご覧いただけます


【2013年11月26日 タクロバン/マニラ発】


台風30号で被災した学校は7,000校以上。被災した多くの子どもたちが、学校に通えない状況が続いて
います。大きな災害を経験し、今も“日常”を奪われた環境の中に置かれている子どもたちは、みな
一様に心にストレスや恐怖を抱えています。それが深い心の傷となる前に、一刻も早く心理社会的な
支援(心のケア)を始めることが重要です。

ユニセフは、「箱の中の学校(スクール・イン・ア・ボックス)」と「レクリエーション・キット」を、
台風30号によって被災したタクロバンとロハスの子どもたちに届けました。

学校は学びの場であるばかりでなく、子どもたちが安心して過ごせる場。それが例えちゃんとした
教室がある建物でなくても、“学校”の再開は、子どもたちの“日常”を取り戻す第一歩です。

23日朝、セブ島に350セットの「箱の中の学校」が到着しました。「箱の中の学校」は、15,000人
(消耗品は3ヶ月分)の文房具や本、算数用の教材などが入った、緊急支援活動の中で使われる
ユニセフが開発した支援物資の一つです。この他、仮設の教室や子どものための安全な空間を設置する
ための大型テント99張と「レクリエーション・キット」も、抗生物質や虫下しなどの医薬品とともに到着。
「レクリエーション・キット」には、6~15歳の子どもたちを対象にしたサッカーボールやバレーボール
のネット、フリスビー、縄跳びなど2万5,000人分の遊び道具やスポーツ用品が入っています。


■“日常”を奪われた114万人の子どもたち

ユニセフは、就学前と就学期の子ども114万人がこの災害で被災したと推定しています。被災した子ども
たちの心のケアのためにも、学校に通える、友達と遊べるといった“日常”を感じられる場をつくる
ことは、重要です。台風で受けた精神的ショックを抱える何万人もの子どもたちの心の傷の多くは、
学校活動という“日常”をとりもどすことで癒される可能性があります。

ユニセフは、この他にも、各地の避難所で『子どもにやさしい空間』を設置するなど、子どもたちが
安心できる場所で、遊びや周囲の人々とのかかわりの中で心を開放できるよう、支援活動を進めています。

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